広 島 002 040 100 7
DeNA 010 002 000 3
勝利投手:九里2勝
敗戦投手:京山2敗
本塁打:[広島]安部1号、菊池涼2号、坂倉1号
先発の九里は、2回に2塁打と犠打で1死3塁とされ、田中俊の犠飛で1点を失いましたが、打線が奮起して、直後の3回に安部と菊池涼の本塁打で2点を挙げて逆転に成功しました。5回には2死後に連打と四球で満塁として、坂倉がプロ初となる満塁本塁打を放ってリードを5点に広げました。
九里は、5回に2安打で1死1,2塁のピンチを招くも、代打神里と代打戸柱をともに一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回は連続短長打で無死2,3塁とされて、牧に2点適時2塁打を浴びてしまいました。それでも続く無死2塁のピンチでは、佐野、宮崎、田中俊と凡打に打ちとって追加点を与えず、6回を投げて6安打3失点でマウンドを降りました、。
3点差に追い上げられた直後の7回に打線が奮起して、2塁打などで1死3塁のチャンスを作ると、2死後に松山が適時打を放って1点を追加してリードを4点に広げました。
7回は森浦が三者凡退に抑えると、8回はケムナが無安打1四球無失点に抑え、9回は大道が三者凡退に抑えて、DeNAに連勝しました。
打線が理想的な攻撃を展開してDeNAに快勝しました。2回に先制を許した直後の3回に先頭の安部が同点本塁打を放つと、2死後には菊池涼が勝ち越し本塁打を放ちました。さらに5回には2死後に満塁として坂倉が満塁本塁打を放ち、リードを広げました。
6回に九里が2点を失って試合の流れがDeNAに傾きかけた7回には、菊池涼が2塁打で出塁して西川の二ゴロで三塁に進むと、2死後に松山が適時打を放ってDeNAの反撃意欲を削ぎました。
特に7回の追加点は、試合の流れを引き戻すだけでなく、今季のテーマであるケース打撃で好機を拡大して挙げることができました。今季のカープ打線は昨季までとは違うというところを見せつけることができたと思います。
今年の打線は期待が持てそうです。投手陣も好調をキープしており、リーグ3連覇した時と同じ雰囲気を感じますね。