カープな毎日

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丸が巨人に移籍を決める

2018年11月30日 22時42分12秒 | オフシーズン
 国内FA権を行使していた丸が巨人に移籍することを表明しました。
 丸は、他球団の評価を聞いてみたいとの理由で国内FA権の行使を表明し、交渉解禁後にはカープと残留交渉を行い、その後、ロッテと巨人とそれぞれ交渉を行いました。
 ロッテと巨人はともにカープを上回る好条件を提示し、更に井口監督と原監督がそれぞれ交渉に出席するなど熾烈な獲得競争となっていいたこともあり、丸は時間をかけて熟考したところ、昨日の夜に鈴木球団本部長に巨人への移籍を伝えたとのことでした。

 移籍を決断した理由については、野球人として環境を変えて一から勝負したいというのが最終的に出てきたと語り、原監督からの長い野球人生のなかで絶対にプラスになるという言葉が心に響いたとのことでした。

 丸の移籍は、ある程度覚悟していましたが、どこかにカープ愛で残留という決断をしてくれるのではないかと願っていたので、いざ移籍が決まるとショックです。
 また、カープにとっては、大きな戦力ダウンであり来季の目標であるリーグ4連覇と日本一に向けて厳しい戦いとなりますが、裏を返せば外野のポジションが一つ空いたので、バティスタ、外野に挑戦する西川、1軍に定着できない堂林、下水流、岩本らにとっては、大きなチャンスが巡ってきたとも考えられます。更には人的補償として一岡のような実力のある若手選手を獲得する可能性も十分にあります。
 きっと来季も誰が頭角を現して、丸の抜けた穴を埋めてくれることを信じています。
 丸が抜けたから弱くなったと言われないように残った選手たちは奮起して、丸を見返してほしいですね。

 それにしてもカープは常にFAで苦しめられます。慣れていると思っているものの、それでも毎回辛い思いをします。
 以前は、万年Bクラスの時代で資金力も乏しかったので、主力がFA移籍するのはやむを得ないと思っていましたが、今は3連覇を果たし、リーグでも屈指の人気を誇り、更には選手は家族のように一丸となった素晴らしいチームになったのに、FA移籍が繰り返されてしまうのですね。
 いつになったらこの黒歴史に終止符が打たれるのでしょうか。地方球団のカープにとっては避けられない苦しみなのでしょうか。
 簡単には変えられないことではありますが、少しずつでも変えていきたいですね。
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