カープな毎日

カープファンのひとりごと。

黒田7回3失点で初黒星

2015年04月04日 22時39分18秒 | 日記
広島 000 000 000 0
中日 000 030 00X 3
勝利投手:八木1勝1敗
敗戦投手:黒田1勝1敗
セーブ:福谷3S

 チームの連敗阻止のため黒田が登板しましたが、打線が全く機能せず、黒田を援護することができませんでした。
 初回に菊池の2塁打で1死2塁の先制機を作りましたが、丸が三振に倒れ、暴投で2死3塁となった後、グスマンも三振して先制機を逃すと、その後は全くかみ合いませんでした。
 4回無死1塁では菊池が牽制死、5回には2安打で1死1,2塁とするも、田中と黒田が倒れて得点を挙げられませんでした。

 黒田は、立ち上がりからテンポ良く、丁寧な投球で中日打線を翻弄して、4回まで1安打無失点に抑える好投でした。
 しかし、5回に2安打などで1死1,3塁のピンチを招き、八木はニゴロに打ち取り2死1,2塁となってピンチを脱したかと思われて直後に、大島に2点適時2塁打を浴びて2点を失うと、更に亀澤の適時打でもう1点を失い、この回3失点となりました。
 それでも崩れないところが黒田で、6回と7回は1安打無失点に抑えて、8回の打席で代打を送られ降板となりました。

 何としても黒田を援護したいところでしたが、6回と7回は八木に三者凡退に抑えられ、8回は又吉に無安打に抑えられてしまいました。9回に福谷からグスマンが2塁打を放つも、2死からで、得点に結びつくことなく、今季初の零封負けを喫して、チームの連敗は5に伸びて、単独最下位に転落となりました。

 
 如何に黒田でも援護が全く無くては勝つことはできません。序盤にチャンスはあったのですが、尽く潰してしまいました。
 初回は絶好のチャンスでありながら、丸とグスマンが三振してしまい、4回は菊池が牽制死と良いところが全くありませんでした。
 そして疑問の感じたのは5回の攻撃で、會澤が出塁して無死1塁の場面で、小窪に普通に打たせてニゴロに倒れました。幸いにも併殺にはなりませんでしたが、なぜ犠打で2塁に進ませなかったのでしょうか。これは、その後が当たっていない鈴木誠と田中であったことが関係していると思います。
 送っても、鈴木誠と田中に期待ができないことで、小窪が繋ぐことを期待したのではないでしょうか。結果的には、鈴木誠に今季初安打が出て繋いだだけに、小窪で送っていれば、展開が変わっていたかもしれないと思うと、悔やまれる采配でした。
 
 開幕からここまでの試合を見て、緒方は機動力を駆使して1点を奪って守り勝つ野球を目指していますが、それが采配で全く感じられません。
 確実に犠打で送って1点を取る、もっとエンドランを仕掛けるなど、あっても良いのではないでしょうか。DeNAや中日の方が、それを実践しているように感じます。
 そろそろ、緒方色を出しても良いのではないでしょうか。


 この低迷を打破するため、明日から堂林が1軍に昇格することが決まりました。堂林はウエスタンで打率.270とまずまずの成績を残していることから、起爆剤として起用するようです。
 堂林の一打で、この重苦しい雰囲気を一掃してほしいですね。
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