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前田健今季初完封

2013年06月30日 20時40分28秒 | 試合結果
広島 110 000 000 2
阪神 000 000 000 0
勝利投手:前田健6勝4敗
敗戦投手:秋山1敗

 打線は今日も序盤に繋がりました。初回にルイスの2塁打をきっかけに1死3塁として、丸の犠飛で1点を先制しました。2回には梵の2塁打と敬遠で2死1,2塁とし、前田健が自ら適時打を放って追加点を挙げました。
 3回以降も毎回のように走者を出しましたが、後続が続きませんでした。5回1死2塁ではルイスと菊池が凡退し、6回2死1,2塁は菊池が三振してしまい、追加点を奪えませんでした。

 6月は未勝利の前田健は、ノーワインドアップに変えて臨みました。立ち上がりは、調子が良くありませんでしたが、要所を締める投球で阪神打線を封じました。
 3回は無死1塁で秋山の犠打を失敗させるも、西岡に安打を打たれて1,2塁とされると、大和に安打を打たれてしまいましたが、ルイスが好返球で2塁走者を本塁で刺し、続く鳥谷の当たりをまたもルイス好捕して失点を防ぎました。
 これで調子を上げていき、7回には三者連続三振を奪うなど4回から7回は1安打に封じる危なげない投球でした。
 8回は1死から連打で1,2塁とされるも、大和のセーフティーバントを失敗させ、鳥谷も打ち取り無失点で切り抜けました。
 110球を越えながらも9回のマウンドに上がると、連打で無死1,2塁のピンチを迎えてしまいました。しかしここから粘りを発揮し、新井良と代打桧山を外野フライに打ち取り、日高を一直に抑えて、今季初完封でチームの連敗を止めました。

 ルイスが攻守で光るプレーを見せてくれました。初回は2塁打を放って先制点のきっかけを作るなど2安打を放ち、守備でも3回に好返球と好捕で前田健を助けました。
 昨日も3安打1本塁打と打撃の状態が上向き始めており、それに合わせて守備での動きも良くなってきました。ようやく実力を発揮し始めた感じがします。俊足で長打も期待できるので、1番として起用できれば、得点機会もグッと増えてくると思います。
 今季のカープ打線のキーマンだと思っていたルイスが、本領を発揮すれば後半戦の巻き返しも十分に期待できますね。

 前田健はノーワインドアップからの投球に変えることで、力勝負では無く、緩急を使って上手く阪神打線を抑えました。序盤は制球に苦しんでいたようでしたが、3回の好守に助けられて調子を取り戻しました。
 中盤以降は安心して見ていられましたが、終盤の継投をどうするのかが気になりました。8回を終えて110球を越えており、9回はミコライオが登板するかと思いましたが、そのままマウンドに上がりました。
 最近は終盤にもたつく試合が続いており、中継ぎ投手への負担が増えていたことから、負担軽減のため9回もマウンドに上がったのはないでしょうか。最後はヒヤリとしましたが、何とか後続を抑える姿は、流石エースだと思いました。
 エースのプライドを賭けた投球で6月を締めたので、7月はこの流れを活かして反転攻勢といきたいですが、今村の不在により、中継ぎ投手に不安を抱える現状では、今日のように完投若しくはミコライオに直接繋ぐことが、確実に勝てる方法なのは辛いですね。
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