カープな毎日

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今季の負け越し決定

2012年09月22日 21時43分51秒 | 試合結果
広 島 100 120 000 4
DeNA 100 041 01X 7
勝利投手:小林太2勝3敗
セーブ投手:山口1勝2敗20S
敗戦投手:野村9勝10敗

 10勝目を目指す野村に貧打線が初回から援護しました。安打と盗塁で作った2死2塁から、エルドレッドが2塁打を放って先制点を挙げました。
 しかし、今日の野村は球が走らず、制球も甘くDeNA打線に捕まってしまいました。初回に安打と盗塁に犠打で1死3塁とされて、内野ゴロの間に1点を失い、同点に追いつかれてしまいました。
 2回は三者凡退に抑えて立ち直るかと思いましたが、3回に2安打1四球で2死満塁としてラミレスを迎えるピンチを背負いました。ここは遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は2回に2安打と四球で1死2,3塁とするも野村と安部が倒れて、3回無死1塁は梵が併殺といつもの拙攻を繰り返しました。しかし、4回に四球と盗塁で1死2塁として堂林の2塁打で1点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 更に5回には2死2塁からエルドレッドの2点本塁打で追加点を挙げて、野村の2ケタ勝利を強力に援護しました。

 でも野村は立ち直る気配が無く、4回にも2安打1四球で1死満塁の大ピンチを迎えてしまうも、ここは代打後藤と荒波を抑えて得点を与えませんでしたが、5回に2安打で無死1,3塁とされて、ラミレスの遊ゴロの間に1点を失い、更に2死1,2塁から梶谷に3点本塁打浴びて、この回4点を失って逆転を許してしまいました。
 結局、野村はこの回限りで降板となり、5回9安打5失点で10勝目はなりませんでした。

 6回から江草が登板するも、2安打と失策で1死満塁のピンチを迎え、福井に交代するもラミレスに犠飛を打たれて1点を追加され、8回には今日昇格した横山が森本に犠飛を打たれて今季初失点するなど、中継ぎ投手が失点を重ねてしまいました。
 打線も、6回の無死1塁では堂林が併殺、7回2死1,3塁ではエルドレッドが左飛、8回無死1塁では三振併殺と拙攻の繰り返しで、DeNAに連日の逆転負けを喫してしまいました。
 これで7連敗となり、借金は今季最多の12となり、今季の負け越しが決まりました。5位阪神も敗れたため、ゲーム差4が変わらなかったことがせめてもの救いでした。
 

 CS進出が絶望となり、今季の楽しみは個人タイトルだけとなってきましたが、昨日は前田健が腰の張りで降板した後、逆転されて白星が消えてしまい、今日は野村が10勝目の権利まであとアウト1つのところで逆転3ランを喫してしまい、タイトルの掛かる2人が思うように勝てません。
 野村については、10勝目より先に10敗目を喫して、黒星が1個先行してしまい、防御率も2.02まで落ちてしまいました。
 後半戦は、打線の援護に恵まれないこともあり、思うように白星が伸びず、2勝7敗と苦戦しています。前半戦の成績なら、新人王は間違いないと思いましたが、ここに疲労も溜まっているためか、勢いに陰りが見えています。
 最近は中日のルーキー田島が中継ぎとして好投しており、後半戦の印象では田島の方が上回っているように感じます。
 野村に新人王を確実にするためにも、2ケタ10勝は必須でしょう。残り試合が少なくなってきましたので、何とか次回登板では、素晴らしい投球をして、自らの力で10勝目を手にしてほしいですね。

 
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