カープな毎日

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今井悔やまれる四球

2012年09月18日 21時52分18秒 | 試合結果
ヤクルト 000 020 000 2
広島 010 000 000 1
勝利投手:館山11勝8敗
敗戦投手:今井2勝8敗1S

 CS進出へは直接対決2連勝が絶対条件となり、落とせない一戦で先発今井は粘り強い投球で耐えました。
 初回は2安打で1死1,3塁のピンチを迎えるも、バレンティンと川端を抑えると、2回の1死2,3塁では館山と雄平を抑え、3回1死2塁はバレンティンと川端を連続三振に仕留めて、ヤクルトに先制を許しませんでした。
 
 打線は2回に丸の3塁打で無死3塁の先制機を作ると、館山の暴投で1点を先制しました。続く3回にも2死から安部と梵の連打で1,2塁のチャンスを作りましたが、エルドレッドが三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 4回まで耐えていた今井でしたが、5回に無死1塁から田中を併殺に打ち取りピンチを脱するも、続くユウイチにストレートの四球を与えてしまい、バレンティンに痛恨の逆転2ランを打たれてしまいました。
 今井は裏の攻撃で代打を送られて、5回で降板となりましたが、8安打を浴びながらも2失点に抑えて先発としての役割は果たしました。

 6回からはサファテがマウンドに上がるも、連打と四球で無死満塁の大ピンチを迎えてしまいました。しかし、館山を三振、雄平を一ゴロ、田中を一直に抑えて無失点で凌ぎました。
 これで流れを変えたいところでしたが、打線は6回に2死から連続四死球で1,2塁とするも堂林が三振に倒れ、7回2死2塁では代打前田智が二飛に倒れて得点を挙げられませんでした。

 7回は江草、8回と9回は今村が三者凡退に抑えましたが、館山を攻略できず、13個の三振を喫して完投を許してしまいました。

 これでヤクルトとのゲーム差は5に広がり、CS進出は数字上は可能ですが、ほぼ無くなってしまいました。そしてCSどころか、そろそろ5位の阪神とのゲーム差が気になり始めました。阪神は雨天中止のため0.5縮まりこちらも5ゲーム差となりました。
 今のチーム状態ではこの5ゲーム差は安全とは思えません。何としても定位置の5位への転落だけは避けたいです。
 
 明日の先発は、中4日で前田健かと思われましたが、何と中崎がプロ初先発します。前田健に無理をさせないということでしょうが、福井もいるのに中崎を起用する意図が理解できません。しかも、今日の敗戦後ならともかく、結果が出る前に決めているので一層驚きましたね。
 もしかしたら、先日の戸田と同様に若い投手が投げることで、打線を奮起させたいのかもしれませんが、そのくらいのことで状態が上向くとは思えません。でも、CSが絶望的になったことで、前田健に無理をさせたくないので、結果的には良かったかもしれませんね。

 今井は打線の援護に恵まれませんね。ずっと好投が続いているのに黒星ばかりが積み重なっています。ただ、今日は今井にも反省点がありました。
 もちろん5かいの四球です。1番からの攻撃で無死1塁と少し嫌な感じがしましたが、併殺で走者無しとなって無失点で切り抜けたと安心したところで、ストレートの四球を与えてしまい、結果的にバレンティンの逆転本塁打を呼び込んでしまいました。
 2死からとはいえ、無駄な四球が命取りになることを痛感したことでしょう。この失敗を今後に活かしてレベルアップしてほしいですね。
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