カープな毎日

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バリントン無援+采配ミスで14敗目

2012年09月16日 22時00分13秒 | 試合結果
中日 000 100 100 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:山内10勝6敗
セーブ投手:ソーサ5勝4S
敗戦投手:バリントン6勝14敗

 バリントンは直球に切れがあり、制球も良く、中日打線を3回までパーフェクトに抑えていましたが、4回にエルドレッドの失策と犠打で1死3塁とされて、森野の二ゴロを東出の後逸して、無安打2失策で1点を献上してしまいました。更にバリントンのリズムが狂い、安打と四球で1死満塁とされましたが、堂上剛を併殺に打ち取り追加点は与えませんでした。
 6回は2死から四球と2塁打で2,3塁のピンチを迎えるも、井端を抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は初回1死1塁から梵が併殺に倒れて嫌な雰囲気が漂うと、その後も山内を捕えられませんでした。4回に2死から安打と四球で1,2塁とするも、堂林が左飛に倒れ、6回には安打と犠打で1死2塁とするも、梵が中飛、エルドレッドは四球を選ぶも、丸が二ゴロに倒れるなど、今日も適時打欠乏症は直りませんでした。
 
 無援でも耐えていたバリントンでしたが、7回に安打と2塁打で無死2,3塁とされて、谷繁は三ゴロに打ち取るも、山内の三ゴロの間に1点を奪われ、重い追加点を与えてしまいました。
 それでも、8回まで投げて5安打自責点1は、先発として十分な投球内容でした。
 
 山内が100球に近づいた8回に、安打と四球で無死1,2塁と、この試合最大のチャンスを掴みましたが、ここで東出に打たせて遊ゴロ併殺となり、2死1塁と最悪の結果となってしまいました。
 9回にも安打と四球で2死1,2塁としましたが、代打前田智が二ゴロに倒れて、2試合連続零封負けを喫してしまいました。


 今日の試合内容は、今季一番理解できないものでした。もちろん8回の攻撃のことです。無死1,2塁として、山内が100球を超えて疲れが見え始めていたことを考えれば、東出は犠打しかないはずです。それを野村監督は強行策に出て、東出に打たせました。
 試合の後の監督のコメントでは、送ってもその後が期待できないため送らなかったとのことですが、打順が下位打線なら理解できるものの、3番、4番の中軸です。得点力があるから中軸を打たせているのではないでしょうか。
 今日の梵は2度の得点機で凡退していることから、野村監督が続かないと思う気持ちも分からなくもないですが、打てないと思うなら、代打を送るなり他にも策はあるはずです。
 2点差で1死2,3塁、しかも走者は俊足となれば、1安打で同点になる可能性もあるので、中日のベンチとバッテリーにも危機感が出てくるはずですから、山内にプレッシャーも掛かり、攻略の糸口が見いだせたかもしれませんし、場合によっては投手が交代することもあるので、そうなれば梵の前の打席までの結果は気にする必要がないはずです。
 それに、梵に適時打が出なくても、次打者はエルドレッドなのですから、まだ得点のチャンスは十分にありました。

 野村監督はチャンスで選手が委縮しているとコメントしています。確かにその通りだと思いますが、野村監督もチャンスで冷静さを失っていると思います。昨日の8回にも同じような攻撃があり、2日続けて失敗しています。指揮する監督が貧打で冷静な采配ができないようでは、この先の戦いも期待できません。
 ヤクルトは今日も勝ってゲーム差は3に広がり、カープのCS進出には赤信号が点いてしまいました。明日からヤクルトとの直接対決3連戦が始まりますが、今のカープの状態は今季最悪なので、3連勝するのは難しいでしょうね。雨で中止になってくれることを願うのが良さそうです。
 ただ、唯一の頼みの綱は、明日の先発は復帰する大竹ということでしょう。今季はここまで何度もチームのピンチを救ってくれたので、明日も大竹がチームを救ってくれることを願うしかありませんね。
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