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緊急登板の今村プロ初勝利

2011年04月16日 21時41分52秒 | 試合結果
巨人 200 000 000 2
広島 220 000 00X 4
勝利投手:今村1勝
敗戦投手:グライシンガー1敗
セーブ:サファテ2S
本塁打:[巨人]ラミレス3号

 今日ソリアーノと入れ替わりで1軍登録されたジオが先発でした。初回は甘い球が多く、ラミレスに2ランを浴びて2点を失ってしまいましたが、直ぐに打線が奮起して、その裏に廣瀬の適時打と岩本の犠飛で同点に追い付きました。更に2回には梵の適時2塁打と廣瀬の2打席連続適時打で2点を勝ち越しました。
 ジオは2回に3連続三振を奪うなど立ち直り、巨人打線を抑えていましたが、4回に高橋の打球が足に当たり負傷降板となってしまいました。
 ここで今村が急遽マウンドに上がり、1,2塁のピンチを背負うも鶴岡をニゴロに抑えました。5回と6回も得点圏に走者を進められながらも後続を抑えて、7回まで無失点に抑える好投を見せました。
 奮闘する今村を打線が援護してほしいところでしたが、グライシンガーをKOした後の3回以降は巨人の継投に無安打に抑えられてしまい、追加点を挙げられませんでした。
 逃げ切りを図るカープは8回から青木を投入し三者凡退に抑えると、9回はサファテが無失点に抑えて逃げ切りに成功しました。

 今日は何と言っても今村の好投でしょう。ジオの突如の降板で何も準備できていない状態でマウンドに上がるという厳しい状況でしたが、気持ちだけは強く持ってマウンドに上がったことは間違いないと思いました。だからこそピンチでも落ち着いて粘り強く投げることができたのでしょうね。回を重ねると球も走り出して、6回の1死1,2塁ではライアルと代打谷から連続三振を奪い、7回は三者凡退に抑えてマウンドを降りました。
 今村が今季ブレークする予感がますます強くなってきました。今日のような投球が続けば、ローテ入りも見えてきますね。

9回にマウンドに上がったサファテについては、1安打されたものの、今日は低めに制球されており、昨日までのように失点するような投球ではなかったと思いました。3試合目にようやく慣れてきたということでしょうか。これなら守護神を任せても良さそうですね。

 打線では廣瀬が絶好調ですね。今日は2安打で打率も.412まで上昇し、5打点と全体的に低調な打線の中で廣瀬が1人で引っ張っている状況です。廣瀬の後を打つトレーシーと栗原にも当たりが出てきたので、得点力がアップしそうな気配が感じられます。投手陣は健闘しているので、打線が援護できれば連勝も見えてきそうですね。

 明日はいよいよ期待の福井が先発します。日本ハムの斉藤も登板するようですから、きっと刺激になっているでしょう。ルーキーの初勝利1番乗りを目指して頑張ってほしいですね。
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