トレーシー獲得へ

　球団は長打力不足解消のため、マーリンズのトレーシー内野手の獲得を目指して、交渉中であることが分かりました。トレーシーは04年からダイヤモンドバックスの主力として活躍し、05年には打率.308厘、27本塁打、72打点をマークしていますが、その後は故障により成績が低迷して、今季はマーリンズなどで69試合に出場して打率.247、1本塁打、15打点の成績でした。大リーグ通算では打率.278、79本塁打、333打点で、三塁と一塁を守り、外野手の経験もあるとのことです。
　球団はメジャーでの実績を十分を持っていることら、1年目では過去最大の契約金と年俸合わせて約1億円の条件を提示して獲得にあたっているようです。

　トレーシーはメジャーでの実績は申し分なく、カープとしては珍しく大物助っ人になりそうですが、近年は成績が思わしくないようなので、活躍するのかどうか心配になります。また、長打力がウリの打者は日本で成功する確率が低いというイメージがあるので、高額年俸を払ってまで獲得する必要がないように感じますね。
　それよりも、今日公示されたFAの内川を獲得できれば、長距離砲の補強は十分な気がします。内川とは野村監督も同席して明日入団交渉を行うことが決まったとのことですから、先ずは内川獲得に全力を挙げてもらいたいです。
　ソフトバンクも獲得を目指しているとのことで、条件面ではかないませんから誠意の見せ所ですね。

　ここ最近は長距離砲野手の助っ人が外れ続きなので、どうしてもトレーシーも信頼できないです。トレーシーは内川の獲得が失敗した時の保険という意味なら納得できますね。

　ドラフト6位で指名した中崎投手と契約金2,500万円、年俸450万円で仮契約したました。