i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

相当期待、地熱ドラマ「マグマ」

2012-05-23 18:48:24 | 下北の地熱発電
5/23日経が伝えておりました。

-尾野真千子、地熱発電テーマのWOWOW連続ドラマ「マグマ」で「期待してください!」-

 6月10日からWOWOWで、地熱発電をテーマにした本格社会派ヒューマンドラマ「マグマ」(全5話)が放送される。原作は『ハゲタカ』で知られる真山仁の同名小説で、主役を務めるのはNHK「カーネーション」でも人気を博した実力派の尾野真千子。外資系ハゲタカファンドのやり手の企業再生マネージャーというある意味“嫌われ者”の役であり、カーネーションの糸子とは相当違う役なので演じるのも難しいのでは……と思ってしまうが、「自分とは真逆のキャラクターなので、むしろやりやすい」と話す。今回は撮影が始まったばかりの時点でのインタビューになったが、「必ず面白いものにしてみせます」と、このドラマに賭ける意気込みを熱く語ってくれた。

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 原作『マグマ』が発表されたのは2006年。もちろん当時から「次のエネルギー」は模索されており、地熱発電に注目する人もいたことはいたが、やはり3.11という大変な経験を経た今読み返すと、この小説の迫真度はまるで違ってくる。バブルが弾けても電力需要だけは右肩上がりに膨らんできた我が国だが、発電に回せる資源はなく、かといって原子力には解決すべき問題が多いし風力や太陽光発電だけでは圧倒的に電力が足らない。考え出すと八方塞がりな気持ちになってしまうが、実は日本は火山という資源の量では世界第3位なので、この小説を読むと「なんと、自分の足元にこんな可能性が眠っていたのか」と少し明るい気持ちになれるのだ。もちろん地熱発電にもコスト高、観光との兼ね合いなど課題は多く、その辺はドラマでも描かれていく筈だが、決して明るいばかりの“夢の発電技術”ではない。

 だが、それでもこの物語にはやはり未来に繋がる希望がある。主人公の野上妙子(尾野真千子)は自分の興味関心とは無関係に、半ば強制的に地熱発電と向き合うことになり、最初は目先の効率という観点からその開発を潰そうとする。しかし妙子は、地熱に人生を賭ける研究所所長の御室耕治郎(長塚京三)や開発会社社長の安藤幸二(谷原章介)らと出会い、彼らの情熱に巻き込まれる形で、次第に地熱発電の本当の可能性に気づいていくのだ。この変化がまず面白いのに加えて、地熱から利権を得ようとする政治家の暗躍、ライバル地熱会社の登場、週刊誌記者を抱き込んだ地熱潰しの闇工作など、経済・社会ドラマとして見ても興味深い点が多い。尾野さんは物語や役作りについて、こう語っている。

――原作はもちろんですが、脚本もすごく面白くできていましたね。

 私も一気に読んじゃいました。でも第一印象は、ちょっと怖かったです。やり甲斐はすごくあると感じたんですけど、話がやっぱりリアルで、かつリアルタイム。それを私が主役として背負い、皆さんに伝えていくことには、やはりちょっと緊張もあります。

――この作品で描かれていることは、今の日本人なら誰でも関心があることですね。

 そうなんです。なのに、地熱発電のことはあまり知られていないんです。もちろん私もその名前は耳にしてましたが、具体的な発電の方法とか、どういうことがなされているのか、知らなかったことが一杯あって。でもこの作品を通じてそれを教えてもらい、これは今の私たちにとってはすごく必要なことだし、これからの未来にとっても選択肢の一つとして重要だなと思いました。

――しかも物語の最初はお金儲けの話から入っていくシビアさで……。

 私はその明るい未来につながる地熱発電をつぶそうとする役ですから(笑)。最初のうちはね。だから心が痛かったです。

 私は今回の震災を受けても、被災地や被害に遭われた方に対してこれまで何にも言えず、何もできずにいました。それは無責任になりたくなかったからで、自分も阪神大震災を実感している者として、簡単な言葉一つで終わらせたくはなかったからです。だけど、ドラマとして演じることでそれが伝えられることに、「これでやっと何か発信できる」「仕事として、自分の得意なことでやれる」と喜びを感じているんです。

――やり甲斐というのはそういうことですね。では逆に今回の役を演じる上で、一番難しいのはどこですか?

 今回に限らずどの現場でもそうなんですが、やはり「野上妙子になること」自体が難しいんですよ(笑)。物語はもう書かれていて、私たちは監督や他の出演者の方たちと「こうしていこう」と話し合って演じるわけですから、そういう意味で難しいことはありません。でも、野上妙子という気難しくて、だんだん感情が出てくる一人の女性になりきるっていうのは難しい。

――学校でも成績優秀な優等生で美人なのに、それで特別扱いされたりすると面白くないというちょっと屈折したエリートですからね。尾野さんから見ると、野上妙子はどんな女性でしょう。

 笑わないし、気難しい(笑)。もっと感情を出せばいいのに、って思いますね。私自身は笑うの大好きなので。でも、それは頑固だからではなく、自分の意思をちゃんと持っているから。自分はこうしたいから、日本の状況を良くしたいから、というのがあって、妙子はそれにまっすぐなだけなんです。

 でも、こういう役ってあまり演じたことがなくて自分でも“新境地”というところがあります。だんだん成長していく役はあったんですが、初めから能力とキャリアがちゃんとあって、大きなものに立ち向かっていくキャリアウーマンというのは初めて。

――なるほど。キャリアウーマンとしての役作りでは、どこに気を付けていますか?

 まず姿勢を正すこと(笑)。私、結構猫背なところがあって、ちょっと気を抜くと背筋が丸くなっているんで。先日妙子が自分の家に居るシーンを撮ったんですが、そこは彼女がリラックスして過ごす空間なので、私の猫背でも良かったかなと。いや、失敗なんですけどね(笑)。

――野上妙子とご自分で、似ている所は?

 それは全然ないですね。むしろ真逆なような気がする。現場でも180度変わるというか、本番になると野上妙子になって、カットがかかるともう尾野真千子になるみたいな感じ(笑)。そういう方がやり易いんです、役を作る方が。私に近い方が難しかったりするんですよね。

――自分に近くて微妙に違うというのが一番……。

 そう、やりにくいんですよ! 自分とどこが違うんだろう、というようになってきて、演じてるように思えなかったりして。感情がよく解らなくなっちゃうんです。

――「カーネーション」の糸子の場合は、尾野さんと重なる部分があるから……。

 だからやりにくかったんですよ。前半は全然感じが掴めなかったです、自分を見ているようで。(俳優は役を)作らなきゃいけないわけじゃないですか、それが作れない。自分になっちゃうから。それなら自分を出せばいいじゃん、と思われるかも知れませんが、それじゃあ駄目なんですよね。あとあと続いていかないんですよ。

――なるほど。しかしそういう難しさも含め、「カーネーション」はいい経験になりましたね。

 カーネーションに限ったことではありませんが、これまで積み上げてきたものは全てプラスになっています。人との出会いというのもそうですし、芝居をやれたということもそうです。あの作品も実は初めての経験みたいな所が多かったんですが、自分で「こういう芝居もできるんだな、私」と思えて自信になりました。だからこの「マグマ」も、自分にとっては初めての役だけれども、これまでの経験を生かして、絶対成功させてみせるっていう気持ちになれたんです。

――長塚京三さん、石黒賢さんら他の俳優さんたちも芸達者揃いですからね。

 そこはもうホント、楽しみにして下さい(笑)。まだそんなに沢山皆さんとご一緒したわけではないんですけど、全員素晴らしいんで。

――現場では実際、どんな感じですか。

 今回は専門用語や説明台詞が多いので、そこはすごく大変。私も何回も失敗しましたけど、そんな中でも不思議な偶然が重なるとか、私生活とドラマがシンクロするみたいなことがあって、それで「あ、このドラマは行ける!」と思っちゃった所がある。多少失敗しても何しても大丈夫、絶対面白いものになるという変な自信があるんですよ。

――私生活とドラマが重なるとは?

 温泉に入りに行ったんですよ、そしたら、たまたまそこに地熱発電所があった。まさに大分、このドラマと一緒です。この仕事があることは知ってたんですが、それとは関係なくただ温泉に入りたくて行ってみたら……。

――そこに地熱発電所があったと。

 そうだ、大分じゃん!みたいな(笑)。そこでもガイドの人に地熱発電の話を聞いたりとか、いろんな偶然があって、それに私は感動を覚えたんです。

――そうだったんですね。では最後に、3.11以降にそれまでと物の見方が変わったことは何かありましたか?

 避難場所を確認するようになった。あはは、全然マグマと関係ないことを言いましたね(笑)。あと、敢えてロウソクで一晩過ごしてみたりとかもしているんですが、小さな光が大きく見えるようになりました。ロウソクなんて特に何とも思ってなかったんですが、それがすごく輝いたものに見えたというか……。節電も防災対策も頑張ってやると、きっと苦になったり続けられなかったりすると思うんです。それを生活の中で自然に楽しみながら、ロウソク1本がどれだけ大事かに気づく……。そんな感情になったのは、やはり3.11があってからですね。

――今、我々は未来に繋がる選択肢が限られたような状態になっていて、気持ちも暗くなりがちです。でも、この作品は「気づいてないけど、足元にこんないいものがあったじゃないか」というのを教えてくれます。脚本を読んでいるだけでも気持ちが明るくなりました。

 良かった。そういう気持ちになってくれた期待を裏切らないように、頑張ります。楽しみにしてて下さいね。(2012年5月23日)

■番組情報

WOWOWプライム
連続ドラマW「マグマ」
6月10日(日)放送スタート
毎週日曜日 夜10:00~11:00 ※第1話無料放送

-引用終わり-

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空論、温暖化ガス試算

2012-05-23 18:47:31 | しもきた
5/23産経ニュースが伝えております。

-原発ゼロで2020年の国内削減11% 再生エネや省エネ対策で 温室効果ガス試算-

 2020年時点の日本の温室効果ガス排出量は、再生可能エネルギー導入や省エネなどの国内対策により原発ゼロの場合で1990年比11%、運転開始40年で廃炉にする場合で15%削減できるとの暫定的な試算結果を、国立環境研究所が23日までにまとめた。

 同研究所は30年時点で、原発ゼロでも90年比25%の削減ができるとの試算をまとめているが、国際公約の20年時点の試算は初。過去の検討段階では海外からの排出枠購入割合は10%分にすべきだとの声が政府内にあり、その場合は40年廃炉ケースなら公約通り25%減、全原発を廃止しても20%強の削減ができることになる。

 環境省の中央環境審議会は、この試算結果などを基に国内の地球温暖化対策の在り方を検討。総合資源エネルギー調査会の議論も踏まえ、政府のエネルギー・環境会議が今後のエネルギーや温暖化対策に関する選択肢を決め、国民に示す。

-引用終わり-

温暖化試算数字はもう何にもならない、と思ってしまう今日この頃です。それより放射能どうするのか、人間の住めない土地を作ってしまった処理をどうするのか、動植物、生態系、食料、産業、生活に及ぼす影響をどうするのか・・・。

CO2の増加が心配ならば、地熱をもっと規制緩和して普及の推進をして戴きたいですね。地熱のCO2は原発の半分ですよ・・・。原料も自前ですし・・・。

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石狩湾でも洋上風力

2012-05-23 05:34:10 | 下北の風力発電
5/22北海道新聞が伝えておりました。

-石狩湾新港で洋上発電 ソフトバンク系計画 出力1万キロワット以上-

 【石狩湾新港】通信大手のソフトバンク(東京)が筆頭株主の風力発電会社、グリーンパワーインベストメント(同)が、石狩市と小樽市にまたがる石狩湾新港で洋上風力発電の建設を計画していることが21日、分かった。

 複数の発電機を設置し、出力1万キロワット以上の大規模発電を目指す。<北海道新聞5月22日朝刊掲載>

-引用終わり-


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EV充電、世界標準目指す

2012-05-23 04:57:13 | しもきたインフラ
5/23読売新聞が伝えております。

-EV充電、世界標準目指す…欧米に規格統一提案-

 電気自動車(EV)の充電方式の規格を巡って日本独自の規格「CHAdeMO(チャデモ)方式」陣営が、欧米の「コンボ方式」と共通化を目指していることが分かった。

 世界最大の自動車市場である中国は独自規格を目指しているが、チャデモ陣営は欧米規格と手を組んで、中国市場を押さえ“チャイナ・スタンダード”となることをテコに、事実上の「世界標準」規格を目指す。

 日産自動車や三菱自動車などEVを販売している国内メーカーを中心に構成する「チャデモ協議会」は22日に都内で総会を開いた。志賀俊之会長(日産自動車最高執行責任者)は、「規格の違いがEV普及の障害になってはいけない。(規格を)一つにするために関係者で協議する」と述べ、欧米に規格統一を提案したことを明かした。

-引用終わり-

EV自動車は観光用のレンタルに丁度良いと東大准教授は申しておりました。

充電する電気を風力など再生エネルギーで賄えれば、「エコツーリスト」として話題性も出てくるでしょう。


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高崎山のサルも選挙対決

2012-05-22 20:59:20 | しもきた
5/21共同通信が伝えておりました。

-大分の子ザル2匹も「総選挙」 高崎山動物園-

 野生のサルの餌づけで知られる大分市の高崎山自然動物園は21日、アイドルグループAKB48の総選挙が行われる22日~6月6日に合わせ、「高崎山のアイドル頂上対決」として、子ザル2匹で人気ナンバーワンを争う選挙を行うと発表した。

 2匹は、ことし大分市の観光大使に就任したAKB48の指原莉乃さんが命名した「さしこちゃん」と、背中にある白い線が「幸せの白い羽に見える」と話題の「ピーちゃん」。

-引用終わり-

機を見た話題作りですね。動物園もあちこちどう見せるか工夫しています。上野に里子に出されたカジキも「マツケン」と改名して選挙に出たらどうでしょうかね。もちろんライバルの名前は「アンナ」と「ふーみん」です。

ゴールデンウィークに浅虫水族館に初めて行ってみました。イルカショーは家族連れに大人気で、結構お客さんもいましたよ。

ま、お一人1,000円はお得感があります。

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会津若松、自然保護団体風力発電所建設に反対

2012-05-22 20:57:26 | 下北の風力発電
5/20読売新聞福島版で伝えておりました。

-自然保護団体、風力発電所建設に反対 会津若松-

会津若松市で計画されている風力発電所に対し、自然保護団体から反対の声が上がっている。鳥が風車の羽根に衝突する「バードストライク」や渡り鳥の飛行経路が遮断されるなど、鳥類の生息環境に影響を与えると懸念されるためだ。原発事故の教訓から、県では再生可能エネルギーへの転換を目指すが、事業者に配慮を求めている。

 同市の背あぶり山では、風力発電所「会津若松ウィンドファーム」(仮称)が計画されている。事業者はエコ・パワー(東京)で、2008年に事業計画が発表され、尾根沿いに南北約1・2キロ・メートルに出力2000キロ・ワットの発電機を9基建設する予定だ。

 17日、日本野鳥の会など3団体は記者会見を開き、同会奥会津連合の長沼勲代表は、渡り鳥の飛行経路になっているなどとして、反対を表明した。

 予定地の年平均風速は約6・5メートルで風力発電に適しているため候補地となった。同社は2年間で現地調査を行い、環境影響評価準備書を県に提出。県からは4月に「環境に最大限配慮すること」との知事意見が出されており、同社は13年度中にも着工する予定だ。

 県内の大規模な風力発電所は、郡山市など4か所で稼働中だ。

 県は原発事故を受け、今年3月に見直した「県再生可能エネルギー推進ビジョン」で、2040年頃に県内のエネルギー需要量の100%以上に相当する量を再生可能エネルギーで生み出すことを目指す、としている。

 しかし、日本野鳥の会など3団体は16日に、背あぶり山には猛きん類で、環境省のレッドリストで絶滅危惧種のクマタカも確認され、希少な猛きん類が生息しているとし、県と同社に対し、環境影響評価の再度実施を求める要請書を提出した。

 同社の親会社のコスモ石油広報室は「再生可能エネルギーの推進を目指す福島県の施策に貢献したいと考えており、地元の理解を得たら事業化したい」と話している。

-引用終わり-

下北の渡り鳥はバードストライク心配ないでしょうか。野平と奥戸に大型風車を考えているのですが・・・。

ま、青森の渡り鳥は賢いから、風車を避けて飛んでくれるでしょう。それとも風車の羽根に色でも付けておきますか。

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洋上風力発電普及へ

2012-05-21 10:14:20 | 下北の風力発電
5/21読売新聞が伝えておりました。

-洋上風力発電普及へ、主要6銀行が協調融資-

 洋上風力発電の国内での普及を後押しするため、国内の主要銀行が共同で、丸紅などによる英国の風力発電所建設会社の買収向けに約200億円の資金を協調融資することがわかった。

 国内銀行による風力発電関連の融資では、過去最大規模という。洋上風力発電所の整備を側面支援し、自然エネルギーの普及拡大につなげたい考えだ。

 融資するのは、みずほコーポレート銀行や日本政策投資銀行、三井住友銀行など計6行。丸紅と官民共同投資ファンドの産業革新機構が今年3月、英国の洋上風力発電所建設工事会社「シージャックス」を700億円で買収すると発表しており、6行はそのうち200億円を5月中にも融資する。

 東京電力福島第一原子力発電所事故を機に、風力発電を始めとする自然エネルギーが注目されているが、日本では陸上に風力発電に適した土地が少ない。洋上風力発電所なら土地は不要で、陸上に比べて強い風を安定的に受けられるメリットもある。丸紅や三菱重工業、清水建設、東大などが福島県沖で実証実験の準備を進めている。

-引用終わり-

洋上風力に弾みがついてきましたね。

この記事での注目は、「日本では陸上に風力発電に適した土地が少ない。・・・」です。

下北には、風力発電に適した土地がまだまだ残っています。ついでに洋上風力の適地もそばにあります。


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ベトナムつまようじ続報

2012-05-19 17:39:40 | ベトナム滞在記
以前ベトナムvip-tam(特製つまようじ)をご紹介いたしました。

今度はふつう使われている爪楊枝です。

両側がとても鋭く、とても強靭にしなります。レストラン(nha hang)と名の付くお店では香りの付いているものが多いです。

私はマーケットへ行ってお土産に買ってきます。

ベトナム人は鶏肉をムシャムシャ食べるので、男も女も「シーシー」言っています。

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リンゴの統一ブランド化

2012-05-19 13:40:55 | あおもり
5/18朝日新聞青森版が伝えておりました。

-青森りんご 輸出用に統一ブランド-

 青森りんご輸出協同組合の中村輝夫理事長は17日、青森リンゴの統一ブランドをPRし輸出に取り組む新会社「青森トレーディング」を7月1日に設立する、と明らかにした。

 津軽地方の輸出業者など13社が集まり、ベトナムやインドネシア、タイなどのアジア諸国を対象に青森リンゴを売り込む。
 中村理事長は「これまで台湾市場に集中してきたが、東南アジアなど新しい市場を開拓するために若手のグループで協力していきたい」と話した。

-引用終わり-

リンゴの動きが加速してきましたね。来年のテト(正月)に間に合わせるのでしょうか。

リンゴで面白いことに気が付きました。東南アジアの方のリンゴの剥き方です。日本と逆でナイフは外側に向ける。皮を連続させることに喜びを感じる。皮を剥いてからカットする。芯は最後に取るが粗い。

弘前駅の自由通路にリンゴの大きなオブジェがあります。ベトナム人の連れは、このオブジェと並んで撮った記念写真を「Tao, troi oi!(リンゴまじかよ!)」と言って友達に説明していました。

もちろん、その後に目にする「日本一のさくら」は大感動したようでした。あちこち写真を撮りまくっていましたよ。

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下北と津軽海峡は発電の適地

2012-05-18 21:06:02 | 津軽海峡の海流発電
私の身勝手な要望としては、下北半島の陸地で風力発電、地熱発電、海水揚水発電が目いっぱい推進されるようになったら、次は津軽海峡です。海流発電と洋上風力のセットです。

このような再生エネルギー材料オンパレードの地は日本中捜してもここだけです。

これに核3大施設(原発、中間貯蔵施設、核リサイクル施設)を含め、エネルギーの将来を考えるエネルギー半島に相応しいと思いませんか?

奇しくも福島は原発事故で苦しみ、地熱、洋上風力等再生エネ100%目標に舵を切りました。下北はかつて会津より移り住んだ方たちが中心で斗南藩を開いた経緯があります。

今後下北は、再生エネで先行する福島と協力して、次世代エネルギー問題に積極的に取り組むべきではないかと思っております。

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リンゴ輸出強化へ

2012-05-18 13:40:07 | あおもり
5/18東奥日報WEB版が伝えています。

-リンゴ輸出強化へ県促進協新事業-

 県と県内輸出関係団体などで組織する「県農林水産物輸出促進協議会」は本年度、県産リンゴの輸出拡大を目指し、新たな事業に取り組む。

 大玉で糖度の高い「プレミアムふじ」(仮称)のブランドを創出して中国市場に売り込むほか、経済成長が著しい東南アジアのインドネシアで商談会などを開き、新規市場の開拓を目指す。17日に県庁内で開いた総会で、本年度の事業計画を決めた。

-引用終わり-

台湾での輸出成功を受けて他国への拡大ですね。ネシアは90%がムスリム(イスラム教)なので食べ物に拘りがあります。リンゴが広まるかどうか。それより、ネシアに住む華僑や韓国人などに売れそうな気がします。

私はいまベトナムのダナンに輸出の可能性を探っています。質の高いリンゴとホタテをセットで。価格は高めにしブランド性に拘りたいですね。

先ずはプロモーションとして、レストランのデザートで出すことを考えています。恐らくカットリンゴでは伝わりにくいので、1個そのままサービスして持ち帰ってもらうのが効果あるでしょう。

味覚的に受け入れられることは既に確証しています。


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佐井にも風力発電竣工

2012-05-18 01:38:07 | 下北の風力発電
5/17東奥日報WEB版で伝えておりました。

-佐井で風力発電所の竣工式-

 特別目的会社「さくら風力」(本社・東京都、盛高裕生代表取締役)は17日、佐井村で運営している佐井風力発電所(1基、1703キロワット)の竣工(しゅんこう)式を行い、今後の安定的な運営へ決意を新たにした。

 発電所は同村原田の国道338号沿いにあり、村が牧場として民間から借りていた土地の一画に立地。タワー高約80メートル。風車の羽根の長さ約39メートル。総事業費は約7億円で、このうち約45%は国の補助を受けた。昨年7月に発電を開始し、全量売電している。

 国の補助事業の要件である地域住民への啓発活動などを今年3月までに終え、今回の竣工式を迎えた。

 式には関係者約30人が出席。盛高代表取締役が「持続可能な地域づくりの一翼を担いたい」とあいさつ。太田健一村長は「風車は村のモニュメント」と立地に感謝し「風の条件がよいとされる当村で、事業を拡大してほしい」と要望した。

 閉式後の取材に、盛高代表取締役は「現地周辺の電線は、風力発電所を増設するには連係容量が不足している」と、自社だけでは克服が困難な課題を指摘した。

 さくら風力は、株式会社である新エネルギー技術研究所(東京都)などが設立した。

-引用終わり-

佐井は風力の適地ですが、今まで無いのが不思議でした。

環境省が風力発電の適地をつい最近HPで公開しましたので覗いてみて下さい。下北のポテンシャルの高さが分かると思いますよ。
大間原発の地にも中間貯蔵施設に用途変更したら、風力がほしいところです。

私は野平の国道沿いも狙い目だと思います。その風力発電をかわうちダムの海水揚水発電に利用するのが私の構想です。

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地熱発電、懸念が噴出

2012-05-17 13:46:27 | 下北の地熱発電
5/17朝日新聞福島版が伝えております。

-地熱発電、懸念が噴出-

 出光興産などが磐梯朝日国立公園で進めようとしている地熱発電の開発計画が早くも行き詰まりかけている。16日は環境、経済産業両省と地元の温泉業者らとの2回目の意見交換会があった。地元側は温泉への影響など問題点を追及、未解決のまま開発が進むことに待ったをかけた。

 「何の問題も解決しないままでは、協議のテーブルに着けない」。県温泉協会の佐藤好億会長は会合後、協議に進展がなかったとの認識を記者団に示した。

 4月の政府による地元説明会と同様に、この日も県内の温泉業者や自然保護団体などの代表らは、地熱発電で大量の熱水をくみ上げた場合、泉源の枯渇や水質の変化、地盤沈下、地中からのヒ素流出などに対する懸念を表明した。

 県旅館ホテル生活衛生同業組合の菅野豊理事長は「安全、安全と言われた原発がこの有り様だ。無秩序な開発はやめるべきで、今こそじっくり議論する必要がある」と話した。これに対し環境省は地元の同意がなければ、開発は始めないとの方針を説明しただけで、地元の疑問には「ゼロ回答」だった。

 一方、県議会企画環境委員会は16日、運転開始から17年を迎える東北電力柳津西山地熱発電所(柳津町)を視察した。九つの巨大な冷却塔や発電機を備えた所内、蒸気の生産井を回った。

 同発電所の認可出力は、6万5千キロワット。出光などが計画している発電所の4分の1程度だが、22本ある生産井から供給される蒸気は自然減衰し、発電出力は2万8千キロワットと、当初の半分以下にまで落ち込んでいる。

 東北電力の小林仁所長は「蒸気の自然減衰は地熱発電に避けられない宿命だが、なんとか供給量を維持したい」と話した。

 また、温泉への影響や硫化水素の処理方法などに対する県議からの疑問には、冷却塔を囲む防音壁や異臭を防止する硫化水素の除去装置などを備えていると説明した。併設の広報施設には年間1万5千人が訪れ、観光資源としての価値もアピールした。(大月規義、林義則)

-引用終わり-

私は初期の開発規模を少なくすれば良いと思います。一度に20万kwとか言うから反発が出るのだと思います。

5万kwとかにしておいてモニタリングを行いつつ、温泉発電とか観光活性化とか共存方向でも信頼関係を築きながら増設を検討すればうまくいくのではないかと思います。温泉街の復活方法なしでは前には進まないでしょう。

それと国の役人の説明会での雰囲気作りにも工夫が必要です。最初から対立構造になっています。先ず、地元代表、専門家のアドバイザーを入れた検討委員会を立ち上げ、説明会に長けたコンサルタントに任せたらどうでしょう。どうしても上から目線が態度に出てしまい上手く立ち回れる役人を見たことがありません。少し言い過ぎですか・・・。温泉女将や観光業界、自然保護団体には小委員会で課題、要望を地元代表に挙げてもらうようにします。

これらの調整・雰囲気作りは県、市町村や議員さんの役目です。地元活性化に尽力して戴きたいと思います。施設の視察などは何時でもできるでしょう。加えて言いますが、その場合も地元関係者も一緒に視察することです。これでは協働の姿勢が見えませんよ。

開発規模を希望する事業者には、地熱拡大のため他の候補地に手を伸ばすことを考えて戴きたいと思います。

もちろん候補地とは下北半島のことです。

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使用済み核処理政策決定は5年先延ばしか

2012-05-16 15:02:25 | 大間原発の中間貯蔵化
-使用済み核燃料政策 原子力委員会小委員会、最長5年先延ばし案-
フジテレビ系(FNN) 5月16日(水)13時16分配信

原発の使用済み核燃料の、今後の政策について検討している原子力委員会の小委員会は、原子力政策の決定を、最長で5年先延ばしにする案を新たに示した。

小委員会では、使用済み核燃料を「再利用する」、もしくは「地中に埋めて処分する」などの政策について検討しているが、現段階で、原子力政策を見極めるのが難しい場合に関しては、最長5年、政策決定を先延ばしにする「留保」の選択肢を新たに設定した。

その場合、青森・六ケ所村にある再処理工場について、再処理工場を運転する案と、廃棄処分するためのガラス固化試験や操業のみ行い、実質稼働させない案の2つを示している。

政府は、夏までに原子力政策を決める方針だが、これを受け、判断を先送りにする可能性が出てきた。

-引用終わり-

ほぼ方向性が出てきましたね。5年先延ばしにしろ、地中直接処分にしろ、今後の議論は中間貯蔵施設に移りそうです。

さて、ここで青森県も六ヶ所も大間町も「苦渋の選択で中間貯蔵施設に協力する」と打ち出して頂ければ、丸く収まりますよ。東通りはちょっと難しいかなぁ・・・。横一線で協力して貰えると良いのですが・・・。

さあ、下北は次のことを考えましょう。

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眠れる地熱、開発始動

2012-05-15 21:47:26 | 下北の地熱発電
5/15河北新報が伝えております。

-焦点/眠れる地熱、開発始動/国立公園内の規制緩和-

 国内の全原発が停止する中、東北で恵まれた資源を生かした再生可能エネルギー開発の動きが活発化してきた。福島第1原発事故を受けて「脱原子力依存」を掲げる福島県の磐梯朝日国立公園では、国内最大級の地熱発電計画が動きだした。環境省が国立公園内の開発基準を緩和し、大きな潜在力があるとされる公園内に熱い視線が注がれている。周辺の温泉事業者が「進め方が拙速だ」と反発するなど課題も多い。(若林雅人)

◎福島・磐梯地域、有望/温泉業界は悪影響懸念

 地熱発電は太陽光や風力発電に比べ、昼夜を問わず安定的に発電できる利点がある。経済産業省資源エネルギー庁によると、日本は米国、インドネシアに次ぐ世界3位の地熱資源量があり、採掘可能な資源量は1027万キロワットに上る。大半は国立・国定公園などの自然公園内にある。
 国立・国定公園内での新規の地熱開発は原則禁止とされ、既存の地熱発電所は国内18カ所、出力合計約53万キロワットにとどまり、国内総発電量の1%足らず。発電所の新設も1999年の東京・八丈島以来、途絶えている。

<東北で74万キロワット>
 原発事故後、政府が再生可能エネルギーの導入促進にかじを切り、環境省はことし3月、国立・国定公園内での地熱開発規制を緩和した。新たな開発を探る動きが全国に広がった。
 地熱開発事業者でつくる日本地熱開発企業協議会(東京)は東北地方で開発可能な発電量を計74万キロワットと推定。約8割の57万キロワットが国立・国定などの自然公園内にある。最大は磐梯地域で約4割の27万キロワットを占める。
 資源エネルギー庁資源・燃料部も「20~30年前から地熱の潜在可能性が指摘されてきた有望な地域。期待は大きい」と語る。

<国姿勢に困惑>
 開発計画促進を目指す事業者や国の姿勢に、地元は困惑している。
 「開発による温泉の枯渇や成分変化はないのか」「原発も事業者の話をうのみにしてこうなった。調査はまだ先の話だ」
 経産省と環境省、福島県は4月11日、自治体や温泉業者、自然保護団体などを対象に磐梯地域の開発計画の説明会を福島市で開いた。事業者の日本地熱開発企業協議会が、地元同意を前提に6月から現地調査を始めるスケジュール表を示すと、温泉業者から懸念と反発の声が相次いだ。
 県温泉協会の佐藤好億会長は「既存の地熱開発地域では泉温の低下や水量の減衰があったと聞くが、そうした問題を話のテーブルに載せようとしない」と指摘。「『安全だ』と言い続けるのは原発事故前の国や東京電力と同じ。地域の不安解消が最優先ではないのか」と不信感を募らせる。
 県は16日、地熱開発に対する温泉業者の意見を聞く場を設ける。県エネルギー課は「開発を進めるには地元の理解が不可欠。開発の可否はそれがクリアできるかどうかだ」と話している。

◎再生エネ導入、太陽光が先行

 東北では、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)の建設や誘致の動きも加速している。東北電力は昨年12月、八戸太陽光発電所(八戸市、出力1500キロワット)の運転を始め、宮城県七ケ浜町と南相馬市でも整備する。
 大手メーカーや商社を核に石巻市牡鹿半島、東松島市、宮城県大衡村などで検討され、津波被災地の復興策の計画も多い。
 風力発電建設も相次ぎ、飲食店チェーンのワタミは1日にかほ市に完成した風車(出力2000キロワット)を皮切りに秋田県内に13基を整備する。

-引用終わり-

私は政府、事業者側の説明の不味さを腹立たしく感じています。

源泉は地熱開発をしなくてもかなりの数は枯れているそうです。それは温泉は比較的浅い貯留層から範囲も規模も調査不足のまま取水していると思われるからです。それでもそれ以上の数の源泉を新たに発掘しています。

地熱開発のボーリングは、温泉より深い位置から取水する場合が多いですが、絶対枯渇しないとは言い切れません。地下の亀裂が少しでも繋がっている可能性もあるからです。しかも出なくなると追加ボーリングも行います。

しかし、誤解を恐れず言いますと、地熱は生産性・公共性も高く湯水を地下に還元します。温泉は地球の恵みを私的利用で垂れ流しです。自然に優しいかどうかはどっこいどっこいです。少し言い過ぎですか・・・。

とは言っても、温泉も日本的文化・風習として重要ですので、地熱温度の段階利用、温泉発電、補償措置、観光活性化など共存する方向で話し合い、原発を減らすため協力することが大切だと思いますよ。



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