i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

噂のドラゴンブリッジ見学

2015-08-31 20:55:22 | ベトナム滞在記
お昼には何度も通っていますが、火を噴いている所は初めて見ました。週末の21時に続々と人が集まってきます。警察も沢山出ていて交通整理に大忙しです。

ナツカシイ日本語が聞こえて来ると思ったら浴衣姿のお姉ちゃんたちですね。

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中間貯蔵施設増設の検討を

2015-08-31 13:45:12 | 大間原発の中間貯蔵化
8/31河北新報WEBで伝えておりました。

-<原発再稼動>核のごみ抑制策なく無責任-

◎日本学術会議が異議

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分のめどが立たない中、九州電力川内原発(鹿児島県)が再稼働したことに、科学者団体の日本学術会議が異議を唱えている。学術会議は最終処分への国民理解を得るため、核のごみの暫定保管計画の策定などを再稼働の条件とするよう提言したが、国や電力会社は応じていない。学術会議は10月に東京で公開フォーラムを実施し、提言に耳を傾けるよう訴えかける方針だ。(東京支社・小沢邦嘉)

 再稼働に反発するのは、学術会議の「高レベル放射性廃棄物の処分に関するフォローアップ検討委員会」のメンバー。委員長の今田高俊東工大名誉教授(社会システム論)は「再稼働は核のごみの増大につながる。この先、どれだけ発生するのか不確定なままでは国民は納得せず、将来世代にも無責任だ」と指摘する。

 4月に公表した提言は、核のごみを原則50年暫定保管する間、国民の合意形成を図りながら最終処分地を選び、処分場を建設する内容。国民の原発不信を背景に処分地選定に30年、処分場建設に20年を要すると見込んだ。電力会社には再稼働の前に、暫定保管計画作りと、核のごみ発生を抑制する総量管理を求めた。

 国は5月、最終処分地について、自治体の応募を待つ手法を改め、国が前面に立って選定する方式に切り替えた。ただ、「暫定保管は、現世代で解決すべき問題の先送りになる」(資源エネルギー庁)として提言を採用していない。

 国の姿勢に対し、今田氏は「『再稼働とごみ処理の話は別』と逃げている。国民の信頼が回復しなければ処分地は選べないはずで、暫定保管計画を作り、時間をかけて問題解決を図るべきだ」と訴える。同じく検討委メンバーで東北大大学院の長谷川公一教授(環境社会学)も、国が2030年時点の原発比率を全発電量の20~22%と決めた経緯に触れ「核のごみを無制限に増やさぬよう歯止めをかけるべきなのに、総量管理の考えを採用していない」と批判する。

 学術会議は10月10日、提言の実現に向けたフォーラムを東京都内で開く。策定に携わった科学者らによるパネル討論などを予定しており、今田氏は「多くの市民に関心を持ってもらい、政府や電力会社との不協和音を徐々に解消していきたい」と話している。

-引用終わり-

学術会議の提言は全くその通りですが、国の姿勢は「将来世代にも無責任だ」としていますね。

何度も出てきて恐縮ですが、私は大間原発を中間貯蔵施設に変更したらどうか、と提案しています。むつ中間貯蔵施設は核のリサイクル前提での受け入れ条件なので上記提言の暫定保管には新たに中間貯蔵施設を作るしかありません。建設中の大間原発だけを国が買い取って中間貯蔵施設を作ったらどうでしょうか。

大間原発の中間貯蔵施設変更は、原発半島の下北が次世代も安心安全に暮らせる地として存続するためのギリギリの折衷案ではないかと思っています。

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ベトナム人と戦略会議

2015-08-30 18:18:30 | Danang sushi bar 日記
今後のダナンの当日本食レストランの在り方を議論しました。ここ1~2年で劇的に変貌しているこの日本食レストラン業界は、ヤフーでも取り上げられていましたね。

意外だったのは、価格の安さと同等に店のデザインが大きなキーワードだと言うことです。つまり当店のような手作りディスプレイや中途半端に安い価格設定にはローカルの気持ちは動かないらしいのです。

そこで今回発案されたのは店内の改装と有名雑誌スケッチへの参画です。

さて、この構想は吉と出るかどうか・・・。

その戦略会議の脇に座っていたのはダナンの釣り名人です。穫れた魚の状況を毎日連絡くれるのだそうです。つまりローカルであるが故の利点を活かそうと言ういう事です。

問題もあります。良い魚を提供してくれる釣り名人は例外なく皆「飲んベイ」なのです。

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安心安全なまちづくり

2015-08-29 17:26:49 | しもきた
8/27東奥日報WEB社説で伝えておりました。

-希望のまち実現の土台に/むつの市民協働-

 市民や民間団体、企業などと行政が力を合わせて地域の課題解決や活性化を進める「協働のまちづくり」が各地で行われている中、むつ市で注目される二つの事業が動きだした。市が市立図書館内に8月7日に試験的に開設した「まちづくりプラットホーム・団体情報閲覧コーナー」と、9月からスタートする「高校生元気ふるさとアイデア選挙」だ。

 同コーナーは、まちづくりや文化、伝統芸能、スポーツ、福祉、子育てなど各分野の市民団体の情報をファイルにし無料で公開している。市民や団体が何か活動したいと考えた時、共催できそうな団体や、備品の貸し出しやスタッフ提供などで協力してもらえる団体を探すことができる。

 アイデア選挙は、2012年度から実施している市民政策提案制度の高校生版。自分たちが望むまちづくりに関するアイデアを高校生に提案してもらい、さらに市内の高校生たちがどのアイデアがよいか投票する。優れた発想や視点は市政に反映させていく。

 県内の多くの市町村は、少子高齢化や人口減少の進行で活力が失われ、さらに地域の課題は複雑化、多様化している。職員数が限られ、厳しい財政状況にある行政機関だけでは対応が難しくなっており、市民との協働の重要性は増している。だが、実効性、継続性のある協働の確立は、一足飛びにはできない。

 むつ市は、協働の土台をつくるため、まずは「つながるまち」を進める方針。プラットホームは、各種団体や市民が新たなつながりをつくっていく仕組みの第一弾との位置付け。アイデア選挙は、次の時代の協働を担う高校生たちの心に種をまく試みだ。

 どちらの事業も、すぐにまちを変えるものではない。だが、市民や若者がまちを良くするために一歩踏み出したり、気持ちを合わせて活動を広げるきっかけになる。最初は小さな成果であっても、成功体験を積み重ねることでやりがいが生まれ、若者たちは古里を「たとえいったん離れても戻ってきたいまち」と思うようになるだろう。この意識の変化こそが、真の協働確立の鍵になると言える。

 むつ市は目指すまちの姿として、多くの市民がまちのより良い未来づくりにかかわっていく「みんなが生きがいを感じる希望のまち」を掲げている。二つの事業は、その試金石となりそうだ。

-引用終わり-

社説で説明してくれて良かったです。東奥日報は契約しないとWEBで本文は読めないので概要文だけで判断してしまい少々反省しています。先ずは「つながるまち」を構築しようとむつ市は考えている、というものですね。

人口減少はしていますが、私は下北の将来を担う子供たちにかなり期待が持てるのではないかと感じています。その理由は二つあります。

一つは学業であれスポーツであれ、ハイレベルの活躍をする子供たちが出てきている、という事です。それは恐らく家庭や学校や近所や仲間など育った環境が関係していると思います。その環境がある程度維持され続けることが重要です。

もう一つは学力テストの数値結果です。特に小学生以下が全国上位堅持ですね。秋田県なんかも教育では有名で知られていますが、知事が「2030年には県民全員が英語を話せる県にしよう」と言ったとか言わなかったとか・・・。秋田も飛行機で世界に繋がっていますよね。

一つアイデア選挙で心配なのが「安心安全なまちづくりのアイデア」です。この分野に言及された時に行政はかわせるのかなぁ・・・。提案内容を教師は多分チェックできないでしょう・・・。「避難計画のアイデア」などは有ってほしくないテーマですが・・・。

多分、次世代、次々世代の若者は私らよりしっかりしていますよ。

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ミニトマトに希望アリ

2015-08-29 00:50:31 | 下北の家庭菜園
8/28河北新報WEBで伝えておりました。

-<育てトマトの夢>産地の発信力高める-

 トマトは農林水産省に登録されているだけでも200を超える品種がある。青森県内にもさまざまな産地があり、新たな品種や販売手法を取り入れて付加価値を高め合っている。
 弘前市の「まごころ農場」は独自に開発した水耕システムでカラフルなミニトマトを栽培する。色を生かした鮮やかなジュースやジャムも製造し、土産やギフト需要を取り込んでいる。
 六戸町の「大西ハーブ農園」では、インカトマトと呼ばれるメキシコ原産種の極小サイズのトマトを全国で初めて商品化し、一躍有名になった。

<加工品もヒット>
 蓬田村の生産者らも他の産地との差別化に向けて奮闘している。15年ほど前から、女性生産者5人による「蓬田加工グループ」が6次産業化に取り組んできた。グループが製造する「とまとけちゃっぷ」は、桃太郎トマトの自然な甘みを凝縮した味わいと「お母さんたちの手作り感」が特長で、県観光物産館や通信販売で根強い人気を誇る。
 廃棄せざるを得なかった規格外の作物に付加価値を付けて世の中に送り出そうという思いから、日々の農作業と並行しながら1年がかりで完成させた。
 グループ代表の藤田かち子さん(66)は「村のトマトのおいしさを伝えたい思いが人一倍強かった。苦労したけど完成した時のうれしさは忘れられない」と当時を振り返る。今ではドライトマトやチリソースなど全6種を販売。新たな商品も構想中だ。

<イメージを一新>
 村内の産直施設「よもぎた物産館マルシェよもぎた」でも新たな取り組みが進む。今夏から初の試みとして、毎週土、日曜にブランドトマトの即売会や流しそうめんならぬ「流しトマト」などのイベントを開催し、好評を得た。
 建物内部も改装し、おしゃれなイメージづくりに努める。眺めのよいカフェスペースを設け、玉松海水浴場に面したテラスにはテーブルや椅子を配置。マルシェで購入したトマトやジェラートをその場で味わえる。
 マルシェを運営する村の第三セクター「よもぎたアシスト」のアグリビジネス事業部責任者小田桐克さん(51)は「産地の基盤となる地元での地道なアピールも重要」と強調する。「子どもたちにもトマトを好きになってもらい、ファン層を厚くしたいんです」。
 他の産地と差別化しながら、地域が一丸となってトマト農業を盛り上げ、トマトの村の発信力を高めていく。

[青森県のトマト生産]県産トマトは約8割が首都圏に向けて出荷される。降雪の影響を大きく受けるため通年での生産は難しく、出荷のほとんどは夏秋に収穫するトマト。農林水産省の統計によると、昨年度の夏秋トマトの出荷量は1万4700トンで全国6位。一方で冬春トマトは711トンで全国最下位だ。6次産業化分野をみると、農産物の加工に携わる事業体数が農協を含めて850と全国10位。取り組みが盛んな地域と言える。

-引用終わり-

この記事の中に大事な事が書かれてあります。「廃棄せざるを得なかった規格外の作物に付加価値を付けて世の中に送り出す作業を並行しながら行った」という所です。産直で販売する場合のキーポイントですね。

私は今年実験的にミニトマトを3月から育苗して現在収穫が最盛期です。昨年の美味しいミニトマトの種を保存していました。畑への定植は時期を少しずつずらしたつもりですが、親から収穫が大変なことになっている、とベトナムにメールが届きました。確かに150本くらいはありますので・・・。

青森で多く穫れる「イチゴ」「ニンニク」「アピオス」「ブルーベリー」「枝豆」「トウモロコシ」「ダイコン」「長芋」「ごぼう」などにもスキは無いでしょうか。

最近では「サツマイモ」も青森で収穫できます。挿し茎でドンドン増やせて美味しいですよ。ただ耕作放棄地に植えたサツマイモはカモシカにキレイに食べられてしまいました。

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ダナンで越日文化交流フェス

2015-08-28 13:40:13 | ベトナム滞在記
本日8/28~30まで直ぐ近くのダナン行政センタービル前の公園で「ダナン越日文化交流フェスティバル2015」が開かれます。掲示されているプログラムを以下に記しておきます。

ダナンと友好関係の都市などが協賛してパフォーマンスを繰り広げるようです。私は夕方から偵察してきます。無理やり店が買わされたチケットは館内行事のものだと思います。多分・・・。

「ダナン越日文化交流フェスティバル2015」
9:00-22:00 常設ブース展示
9:30-10:00、16:00-17:00 Prizmmy special live(日本)
17:00-17:30 ベトナム伝統舞踊(ダナン)
       ソーラン節/見附市(日本)
       ダンスパフォーマンス(ダナン)
17:30-18:00 開幕式/感謝状
       居合記念演武(日本)
18:00-18:10 日越友好記念鏡開き
18:10-19:00 伝統楽器演奏/大田原市(日本)
       合気道実施(ダナン)
       剣道実演(ハノイ)
19:00-19:30 星誕期 相撲パフォーマンス(日本)
19:30-22:00 学生によるパフォーマンスコンテスト
       書道パフォーマンス/見附市(日本)
       浴衣ファッションショー/長崎県立大学(日本)
       忍者ショー/日光江戸村(日本)
       ASUE スペシャルライブ(日本)
その他、ディーク東郷プロレスショー(日本)

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勝負はこれから/ダナンスシバー

2015-08-27 18:02:33 | Danang sushi bar 日記
今日は午前中から新しいホテルカフェや日本食レストランの視察に出掛けました。いやー、ここ一年は次々と新しい店がオープンしますね。雑誌スケッチ情報でも9月にも日本食レストランがまたオープンするようです。

当店は小規模、小資本なので設備投資にそんなにお金を掛ける余裕はありません。店内のディスプレーも自前で手作り感満載です(笑)。

各店舗のコンセプトはそれぞれありましょうが、当店は「美味しいものを手軽に安く」でしょうか。昨日来店した日本人の方も「何か落ち着ける店なので良く使わせて貰っています」と言ってくれました。落ち着ける=客が少なく静か、というのもありましょうが・・・。

特色は値段の安さです。自宅改装店舗で場所代は無いため、嫁と相談して価格を抑えています。日本食の料理長は何件か日本食有名店に居た人だとか。まぁ、勝負はこれからです。

主な価格は以下の通りです。最近は弁当の注文が増えてきました。

・マグロ寿司(2貫)12,000VND(60円)
・タイ寿司(2貫)12,000VND(60円)
・アジ寿司(2貫)12,000VND(60円)
・タコ寿司(2貫)12,000VND(60円)
・イカ寿司(2貫)12,000VND(60円)
・サーモン寿司(2貫)25,000VND(125円)
・弁当各種 45,000~65,000VND(225~325円)
・すし弁当 69,000、79,000VND(345、395円)
・さしみ弁当 99,000VND(495円)

こんな良心的な店なのに、今朝どきに役所関係の方が2名来て「イベントのチケットを買ってほしい」と半強制でした。このベトナムで1枚120,000VND(600円)ですよ。チケット1枚でマグロ寿司20貫食べれる値段ですよ。




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北海道を注意深く観察

2015-08-27 17:11:25 | 一般
8/27日経新聞WEBで伝えておりました。

-北海道、域内13空港の需要予測を調査-

 北海道庁は道内13空港を対象にした需要予測調査を2015年度に初めて実施する。道内を訪れる外国人観光客が急増しているため、国別の旅客数や航空便の発着回数など利用実態を把握。将来の需要や経済波及効果などを試算する。中核空港である新千歳空港をはじめ各空港の需給動向を詳細につかむことで、今後の空港整備や発着枠拡大などに反映させる考えだ。

 高橋はるみ知事は20年までに外国人観光客を300万人に増やす公約を掲げている。達成には道外からの玄関口となる空港の機能強化が不可欠となることから、本格的な実態調査に乗り出す。

 道庁は8月下旬に調査会社に委託、年度内に結果をまとめる。新千歳など一部の空港では混雑解消などが課題となっており、調査を通じて道全体で将来の需要増に必要な受け入れ体制を検討する。道内の空港は管理主体が国、道、市と分かれており、全空港を対象とした総合的な調査は行われていなかった。

 各空港の需要動向は20年までの短期と、25年以降の中期を目安に推計する。国別・路線別の旅客数や時間帯別の発着回数など、調査結果から利用者がどの国からどのルートで来道するかを予測。旅客ターミナルなどの施設や時間帯別の発着枠、税関・出入国管理・検疫(CIQ)、カウンター業務などが需要に対応可能かを分析する。

 空港間の連携強化にも生かす。一部の空港に旅客が集中し、航空便が他空港に振り替えられるケースが出ているため、空港間で路線網などを整理。空港から先の二次交通を含めた交通体系のあり方を検討する。

 観光客の消費動向など経済波及効果も地域ごとに試算する。自治体や地元経済界などを巻き込んだ需要喚起策の具体化につなげる狙いだ。

 国土交通省は15~16年度に新千歳の需要予測をまとめ、20年以降を見据えて大規模な施設再編に備える。道庁はこうした動きも踏まえて今後、道内の他空港の整備に向けた課題を洗い出す。

-引用終わり-

予てより青森の訪日観光客を考える時は北海道の戦略を注視すると参考になる、と考えていました。参考になるのは何も函館ばかりではありません。

私は今回も青森空港からインチョン経由でベトナムのダナンに入りました。例のウィルス騒ぎでお客さんが激減していると予想していましたが、ナント青森→インチョンは見たこともないくらい超満員でした。韓国人が多い訳ですが、私は全員にヒアリングをしてみたい衝動に駆られました。

予想するに例の事故やウィルス関係か自国内の旅行は多分自粛している気がします。彼らの土産荷物や機内での販売注文を見ていると日本人とは消費行動が全く違っています。

青森もいち早く訪日観光の窓口になるよう是非期待しています。

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高校生の政策アイデア

2015-08-26 23:52:51 | しもきた
8/26東奥日報WEBで伝えておりました。

-高校生の政策アイデア、むつ市が公募-

 市民との協働のまちづくりを進めているむつ市は9月1日から、市内の高校に通っている生徒を対象にした新たな政策提案制度「高校生元気ふるさとアイデア選挙」をスタートさせる。地域活性化につながるアイデアを公募した上で、高校生たちが模擬投票で実現を目指すアイデアを選ぶ仕組み。若い世代に市政への関心を持ってもらうとともに、来夏から選挙権が18歳以上に引き下げられることを見据え有権者意識の向上につなげることを目指す。

-引用終わり-

これは地元高校生にとっては大変有意義なことですね。是非頑張って頂きたいと思います。

一方「政策」と「施策」と「事業」を取り違えていないか心配です。本当に高校生に「政策」を提案させるにはちょっとどうかなぁ、という気がします。敢えて辛口のコメントしますが、行政のプロの方たちの役割は一体どこにいったのでしょうか。毎日取り組んでいる課題や組織や予算の事は「しがらみがあるから」と一言で片付けられるでしょうか。

彼らから有用なアイデアが出てきたら、本当に行政のプロの方たちは恥ずべき事態と覚悟しなければなりません。プレ選挙のパフォーマンスで無い事を祈ります。



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合理的な避難計画とは

2015-08-26 21:05:28 | 大間原発の中間貯蔵化
8/26東奥日報WEBで伝えておりました。

-原発避難計画「合理的」と確認 伊方で愛媛など3県- 

 愛媛、山口、大分3県と関係省庁は26日、東京都内で地域原子力防災協議会を開き、四国電力伊方原発(愛媛県)の事故に備えた半径30キロ圏の避難計画について「具体的かつ合理的」と確認した。政府の原子力防災会議(議長・安倍晋三首相)に近く報告し、了承される見通し。

-引用終わり-

一方、青森県でも避難対策検討部会という所で検討しています。8/22東奥日報WEBより引用します。

-原発事故想定、バス避難は要配慮者のみ-

 県は21日、東北電力東通原発の事故を想定した原子力災害避難対策検討部会を県庁で開き、バス避難は高齢者や障害者など要配慮者の避難に限定し、それ以外は自家用車と船舶で避難する案を提示した。バスの保有台数が足りないことに伴う措置で、現行の市町村避難計画ではむつ市、六ケ所村が原則バス避難としているが、見直しが必要となる。県は年内に検討結果を取りまとめ、年度内には市町村計画に反映させたい考え。

-引用終わり-

私の住んでいるむつ市にも影響があります。高齢者や障害者など要配慮者の避難はバス避難に限定とあります。が多分難しいでしょう。先ず体調不良や降車してからの移動など付き添いが必要となり、高齢者が高齢者を介護している場合や施設の介護者が複数の方を看ている場合もあるでしょう。つまりケースバイケースですね。

私は多分一人ずつ確認していかないと出来ない計画ではないかと思いますね。それと今から車イス対応の福祉車両を増やしていかなければなりません。気の遠くなる話です。


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ベトナムにも居るヤ○○

2015-08-26 18:31:37 | ベトナム滞在記
ベトナムのダナンで日本食レストラン「ダナンスシバー」をオープンして1年半近くになります。お客様は徐々に増えていますがマダマダです。それ以上に日本レストランの同業者が急激に増えてきています。

日本食レストランは狙われやすい、というエピソードを2つ。

先ず昨年のことでしたが、役所が施設等のチェックに来ました。殆ど日本食系のレストランに入ったようです。帳簿やメニューなどを調べていました。また営業許可証なども調べていました。

私は「来るらしい」と聞いていましたが、知り合いのお客さんの案内役で外出していました。案内も終わり帰ってみると役人がまだ居るではありませんか。間が悪い時に帰ったものだ、と少しお辞儀をして階段を上って部屋に入りました。そこからが修羅場だったようです。役人は「日本人が居るぞ」という獲物を見つけたように冷蔵庫の食品を一つ一つ全部細かくチェックし出したそうです。何だか分かりませんが、私が現れたために何倍ものお金が必要だったとか・・・。近くの日本食レストランは営業許可証を見える所に貼っていなかったために更にウチの何倍ものお金が必要だったとか・・・。

もう一つは日本食レストランに限ってかどうか分かりませんが、男性が難癖を付けてオーナーを出せ、とスゴンデきたりします。嫁は気丈にも「オーナーはホーチミンに行っていて今は居ない。私はただの従業員」ということで通したらしいです。嫁は「ベトナムのお金をセビリに来るマフィアだ」と言っていました。店の名刺に私の名前など入っていたら、もう日本へ帰れない事態に巻き込まれていたかも・・・。

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10年先を見た訪日ルート

2015-08-26 14:02:52 | しもきた
8/26東奥日報WEBで伝えておりました。

-台湾人観光客 熱烈歓迎/函館から下北へ-

 北海道函館市を訪れている多くの台湾人観光客を同市と大間を結ぶフェリー航路で呼び込もうと、県下北地域県民局を中心に、むつ下北地域で取り組みが進んでいる。本年度は受け入れ態勢づくりの実践的な勉強会やフォーラムの開催、台湾に出向いてのセールス、台湾人客を対象とした下北ツアーを実施する予定。関係者たちは「誘客できる可能性は高い。挑戦する価値はある」と意気込んでいる。

-引用終わり-

大間フェリーを利用してもらうルートは大賛成です。何度も出てきて恐縮ですが、私はラムダ構想の裏ルートとして「ベトナム青函下北魅惑の旅」とし「青森」「弘前桜」「新幹線乗車」「函館夜景・朝市」「大間マグロ」「日本製バイク移動」「温泉体験」「雪遊び」「パチンコ体験」「ホタテヒモ御膳、ウリ坊御膳」「Gap ca heoポーラスター」というルートを推奨しています。出来れば「福祉施設見学」「再生エネ見学」と「大きなイチゴ収穫体験」を挟みたいですね。

そのキーポイントは福祉施設にEPA(経済連携協定)でベトナム研修生を招致して案内のアシストをして貰うというものです。

実現すれば国も地域も喜ぶ「ウィン、ウィン」の好企画であることは間違いありません。

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ミニトマトの可能性

2015-08-25 20:44:00 | 下北の家庭菜園
8/25河北新報WEBで伝えておりました。

-<育てトマトの夢>全国ブランド目指す-

 「桃太郎」「アメーラ」「アイコ」-。スーパーの売り場にたくさんの品種が並ぶトマトは、数ある野菜の中でも人気が高い。全国の産地がブランド化を競う中、人口3000の青森県蓬田村は、夏秋トマトの名産地として首都圏の青果市場で知名度を上げている。小さな村と小さな赤い実の挑戦を紹介する。(青森総局・辻本まり)

 「あの甘いトマト入荷した?」
 青森市古川1丁目にある野菜直販店「マグワートトマト」には、こんな問い合わせが頻繁に寄せられる。みんなのお目当ては蓬田村産のトマト。特にミニトマト「よもぎたbaby baby(ベビーベビー)」は1パック(12~15個入り)400円と高めだが、すぐに売り切れてしまう。

<完熟状態で収穫>
 艶のある薄い果皮と甘みがサクランボを思わせ、指でつまむと赤ちゃんの頬のように柔らかい。完熟状態で収穫し、傷つけないよう一粒ずつ大切に専用パッケージに詰める。

 2012年度から村がブランド化を進めてきたトマト「よもぎた4姉妹」の末っ子に当たる。蓬田村産業振興課の担当者は「村は古くからのトマト産地。豊富な栽培ノウハウを生かし、農家の収入を増やすのがブランド化の目的だった」と振り返る。

 ベビーベビーは昨年夏のデビュー後、テレビ番組でタレントが絶賛したのを契機に全国の注目を集めた。村役場や農協に引き合いの電話がひっきりなしにかかってきたものの、販売は村内の産直施設や県内の一部店舗のみ。配送中に実つぶれやカビが発生する恐れがあったため、県外発送は全て断っていた。

<県外配送可能に>
 本年度から事業を引き継いだ村の第三セクター「よもぎたアシスト」は、課題の克服に着手。実と実の間に緩衝材を挟んで動きを減らした。冷蔵便を使うと、ベビーベビーが配送中に熟し過ぎて実が割れるのを防げることも確認した。親族や友人に送って到着時の状態をその都度報告してもらい、最善の方法を探った。

 県外配送も可能になり、百貨店や首都圏の青果店にも販路を拡大。ご当地トマトから全国区のブランドトマトへの取り組みが本格始動した。

 収穫シーズンを迎えた7月中旬以降、連日約10件の注文を受けるなど売れ行きは好調だ。アグリビジネス事業部責任者の小田桐克さん(51)は「家庭用はもちろん、お中元として購入する人もいた。発送を始めて贈答用の需要が高いことが分かった」と話す。

 販路を広げたアシストはこの秋、「4姉妹」を首都圏でデビューさせる。「初めての経験ばかりで手探り状態。より多くの人に味わってもらえるよう、関係者一丸となって課題をつぶしていく」と小田桐さん。期待を担ったまな娘たちが村を飛び出し、国内最大の消費地で勝負を懸ける。

          ◇         ◇         ◇

 よもぎた4姉妹 品種名と異なる独自のブランド名で売り出している4種類のトマト。長女「津軽の雫(しずく)」は大玉品種の桃太郎。次女は中玉の双子で「サマーセレブ」と「北の雅(みやび)」。サマーセレブはすっきりとした甘みとコクが特長のイタリア原産「アマルフィの誘惑」。北の雅は皮が薄く甘い「華小町」。末っ子の「ベビーベビー」は青森市の渋谷種苗店が開発し、同市と蓬田村のみで栽培する。

-引用終わり-

現在、ベトナムに入り、先ずしたことは屋上菜園の「ミニトマトの種蒔き」です。昨年は思った以上に成果が出ましたが、一方課題も出てきました。

大玉は栽培期間の長さや害虫、病気のリスクも大きいので、ターゲットとするのは「宝石のようなミニトマト」です。

ベトナムのダラット産のミニトマトを食してみました。確かにミニトマトに違いありませんが、何か工場製品のような印象を受けました。品質が画一だと言えばそれまでですが・・・。毎日100個以上食べてきた私の感想です。

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日本酒はベトナム人好み

2015-08-16 03:11:47 | ベトナム滞在記
8/13読売新聞WEBで伝えておりました。

-酒「白菊」ベトナムへ 官民訪問団のPR実る-

 石岡市の酒蔵「白菊酒造」が、今月末からベトナムへ日本酒の輸出を始める。昨年10月、県と県内企業などでつくる訪問団が、同国で県産品をPRしたことが功を奏した。同社は金箔きんぱく入りでラベルに浮世絵を描くなど、現地好みの特別仕様で攻勢をかける予定で、協力関係を深める同国への進出を狙う県内企業も注目している。

 白菊酒造は1805年(文化2年)創業の老舗で、「精選 白菊」「つくばの紅梅一輪」などの銘柄で知られる。海外に販路を求め、昨年10月、広瀬慶之助専務(42)が訪問団に参加。食品関連など県内企業8社の代表らとともに、現地のデパートやレストランなどを視察した。

 県とベトナムは昨年3月、農業分野での協力の覚書を交わすなど関係が深まっている。現地では、県主催で日本貿易振興機構(ジェトロ)が支援した商談会が開かれ、現地法人約10社と交渉。広瀬専務が、総合商社グループ内で酒を扱う会社の社長に日本酒などを味わってもらったところ、「おいしい。うちの会社に来ないか?」と招待された。

 社長から浮世絵や金色を好むベトナム人の希望に沿った日本酒の製造について尋ねられた広瀬専務は、その場で「できる」と確約。事前に用意していたベトナムまでの運賃を含めた見積もりも示し、とんとん拍子で商談が成立した。

 広瀬専務は「海外ではトップ判断で商談がどんどん進むと実感した。こちらも経営判断ができる人間でなければうまくいかなかっただろう」と振り返る。商社に任せず、現地の企業と直接やりとりするため、商品がどのような場所で売られるのかも確認しやすいという。

 他国でも商談が進み、今春には一足早く、ベトナム用に作製した浮世絵ラベルの日本酒がフランスにも輸出された。ベトナムには、まずは日本酒やリキュール計3000本を輸出する契約で、ベトナム語で「金箔入り」と書かれたラベルの貼りつけ作業など、出荷に向けた準備を進めている。

 県内企業の輸出などを支援するジェトロ茨城の西川壮太郎所長は「伝統的な産業や商品でも、海外市場にあわせて商品開発をすれば、輸出先は広がっていくことが証明された」と話している。

 ◆県産酒輸出 増加の傾向

 県内には、関東で最も多い46の酒蔵がある。県酒造組合によると、2014年6月までの1年間の日本酒出荷量は4462キロ・リットルで、このうち16社が計79キロ・リットルを輸出している、その後も輸出する酒蔵は増えているとみられる。

 全国的に日本酒全体の出荷量は落ち込んでいるものの、純米吟醸などの高級酒は国内外ともに伸びているという。県酒造組合の佐藤健三事務局長は「普通の物よりも、より良い物が喜ばれる傾向にあり、海外にも潜在的な需要がある」と分析する。

 ジェトロ茨城によると、自社商品の輸出を成功させる鍵は、ビジネスチャンスをつかむために積極的に商談会などに参加することと、単に「いい物です」と言うだけではなく、ほかの商品との差別化、効能、食べ合わせの提案など、その商品や会社の特徴をアピールしていくことだという。

 21日にも水戸市内で、ジェトロ茨城主催の商談会が開かれ、県内の酒蔵など計15社が、ブラジル、マレーシア、アメリカのバイヤーと面談する。

-引用終わり-

多分、ベトナム人富裕層に日本酒は受け入れやすいでしょう。それよりも注目したのは「金粉入り」です。ベトナム人は「金」が大好きです。結婚式ではお金よりも金の指輪が親戚からプレゼントされるケースも多いです。

何処かの記事で見ましたが、金の保有量はインドに次いでベトナムが2番目だとか・・・。

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むつ市の総合戦略素案(3)

2015-08-16 00:58:48 | むつ市への提案
先ず数値目標について感じたことですが、どの程度数字の根拠や達成の条件などを踏まえているかですね。

例えば2011年以降の変化を分析した結果から傾向や地域性を掴んで5年後を予測するとか、現在〇%で○年後に達成予定なので途中経過はこうだ、とか・・・。是非他市の総合戦略も参考にしてほしいと思います。

企業の営業目標であれば受注案件を5段階評価くらいは行い、受注に影響を与える要因分析はしますよね。「政府が作れと言ったから数値を当てはめてみた」というような事ではないと信じています。

あと一つは、地域資源であるエネルギーに関して入っていませんね。むつ市では原子力関連のみならず、地熱や木質バイオマスの事業も具体化しつつあり有望です。他市では「ものづくりと環境・エネルギーに関する経済波及効果約9,500億円」など具体的に積み上げて目標としている所もあります。

私は「しごとあるれる希望のまち」という施策では、むつ市の豊かな自然と地域資源の最大限の活用という取組みとして、地域資源である「再生エネルギーの活用による企業誘致と雇用拡大」は今後欠かせない、と思います。

更には電力エネルギーというカテゴリーでは電気自動車とEV充電器を活用した「電気自動車改良推進事業(仮)」みたいな産業ビジネスも展開の芽があると考えます。7/29東奥日報「充電インフラ急速に普及」記事がヒントです。

むつ市の「しごとあふれる希望のまち」の両輪は「アグリ」と「再エネ」ではないでしょか。それは5年間限定の目標では無く、次世代、次々世代に向けての私たちのメッセージとなりましょう。

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