i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

アモンのその後

2011-08-02 00:54:10 | メダン(インドネシア)
インドネシアでお世話になった方と秋葉原でまったりしました。

4ヶ月間プロジェクトメンバーと一緒に生活しました。北スマトラ島メダン。


「震災でのコミュニティは助けにもなるけど、福島では足かせにもなるよ。」

こんな言葉は深いです。


当時、メダンの宿舎の女中「アモン」のゆくえが聞けました。

・テーブルに置くバナナの分量を判断できないアモン。

・いい給料なのに全部息子へ掛ける携帯電話につぎ込むアモン。

・洗濯物を間違えて渡してしまうアモン。

・長期間残っている冷蔵庫の食べ物を捨てられないアモン。

・怒られても「ヤアー、ヤアー」口答えしないアモン。

・「エナッ、スカリ(とても美味しい)」の言葉に「ニコッ」と黒い顔で答えるアモン。

・いつも裸足のアモン。


いま、日本食の上手な調理人母上様とアチェのプロジェクト宿舎の女中をしているそうな。

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ニセモノ案内人

2010-10-11 19:44:11 | メダン(インドネシア)
ある日曜日に車で3時間かけて絶滅危機にあるオランウータンを探しに行きました。保護地区のジャングルです。

ここでも面白い事件がありました。

山を1時間半かけて歩き、オランウータンは運良く見る事ができたので全く疑っていなかったのですが、なんと駐車場の係り、案内人はニセモノのようだ、とB所長は帰りの車中で言うのです。

入り口らしき所で駐車場に案内され、建物の中でシステムの説明を聞いて料金を取られ案内人と共に入山しました。

今考えると会えないかもしれないオランウータンにしては、少し料金が高かったし、パンフレットの値段がユーロでした。やけにコテージやレストランを勧めるし、ペットボトル一つ買うにも店を指定されたし・・。

あとで思うと「そうか」とも思いますが・・・。

一応目的は達しましたし、案内説明もしてくれたので、料金高め以外の被害は無かったので良かったです。3人で行ったのですが、もし2人とかだったら山の中で身ぐるみやられていたかも知れません。

つくづく日本の日常の安心安全は素晴らしいと思います。



*いま、「セーブ・ザ・フューチャー」をNHKで見て、3年前の記事を再UPさせてみました。 きっと藤原紀香と同じ山かも知れません。

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バイオ燃料

2010-10-11 19:39:41 | メダン(インドネシア)
インドネシアはパーム油の世界最大生産国です。

いま、食用油の価格が高騰して庶民の台所を直撃しています。なぜ高騰しているかというと「世界的なバイオ燃料ブームで原料のパーム油が輸出に回っているため」とか。

明らかに使い方を間違っているようです。

こんな状況に街のレストランでは、このまま食用油が高騰すれば「インドネシア料理の味が変わるかも知れない」と指摘しています。

パーム油の代用に何を使うのでしょう?


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ケーキはイマイチ

2008-05-11 03:15:27 | メダン(インドネシア)
食べたわけではありませんが・・・。

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思い出の紅白

2007-12-21 00:47:26 | メダン(インドネシア)
果して、これほどまでに鮮明に記憶に残っていた紅白はありましょうか。
昨年は初めての未知の海外「ネシア」での年越しでありました。

本日、紅白歌合戦の曲名が発表されました。
今年も「千の風・・」がエントリーされています。初めて聞いた時はびっくりしたものです。「ハナミズキ」も良いです。

メダンの宿舎では男4人が膝を突き合わせて紅白を見ていました。私も最初から最後まで見るのは初めてです。評論を交えながら勝ち負けを一覧表にしてメモしているご長老もいました。

こんなにも日本の番組は貴重だったのです。NHKしか映らない海外生活。


それにしても「ビックバンうれしすでございます。」とは何ぞや。

「マンモス・・・ピー」と何がちがうのか。


ああ、日本は平和にどっぷりつかっています。


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思い出のキャディ(その2)

2007-07-19 02:36:09 | メダン(インドネシア)
メダンにロイヤル・スマトラゴルフクラブという山岳コースのゴルフ場がありました。ここはカートを使用します。キャディは全員女性です。若い娘は「キャー、キャー」言いながらカートの運転もしてくれます。

私はこのコースに三度足を運びました。そして三度とも同じ姉ちゃんキャディが付きました。とても偶然過ぎます。

「お前に気があるんだろう。」 という人もいましたが、まず違います。
彼女らに選ぶ権利は与えられていません。こちらもそうです。選べないのです。

彼女は26歳。キャディの中でもお姉さん格です。ミニモニが多い中で長山洋子といったところでしょうか??
しかし、このキャディが印象に残るのには理由があります。

とても怖いのです。短気で気が強くて本気で怒るのです。

クラブは彼女が選んだものを使ってあげないとカートに乗せてくれません。
一生懸命考えて選んでいるのですが、タンジュンムラワの黒い兄ちゃんに比べるとかなりの素人です。
上手く打てなかったりすると「ウォー ノー」と大袈裟に困った声を発し「だから言ったじゃないの」みたいにブツブツ言います。
林の中に入るとあまり捜さず、直ぐに新しいボールをバックから出してきます。
パッティングの時はコースを読んでアドバイスしてくれるカワイイところもありますが、パットの下手な私はまず大きく外します。「チッ。」聞こえるように舌打ちします。
コース戦略も超強気で攻めます。実力に関係なく。完全に尻にひかれています。

私は早く終わらないかなあ、と思っていました。
彼女も言葉は通じないし、上手くいかないし、「誰か代わってよ。」みたいな感じでした。でも、飲み物とお菓子は私の許可無く勝手に取りました。

二回目の時、スタートホールでまたばったりです。そしてまた怒られました。

三回目の時、「またか。」みたいなため息を付きました。彼女が・・。

でも、いま思うと「怒るのは、ちょっと親身になり過ぎただけ。」と勝手な解釈をしています。

残ったメンバーがきっと伝えたことでしょう。「もう、来ないよ。」

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思い出のキャディ(その1)

2007-07-17 03:14:15 | メダン(インドネシア)
メダンでは車で40分のタンジュンムラワゴルフクラブという所に一番お世話になりました。

お正月の4日間合宿もここでやりました。別に泊まったわけではありません。単に4日連続で行っただけですが・・。大先輩が「人生で4日連続は今しか出来ない、と思って行きなさい。」と強く引っ張ったのでした。

ここではすぐ顔なじみになり、予約無くてもプレーできるし、当日はまだ使えない割引券もその日に使わせてもらっていました。ここは安さ抜群でキャディへのチップも入れて15万ルピア(約2千円)でできます。

キャディは全員男性ですが、傘持ちはアルバイトの女の娘です。彼女らの待機している小屋へ行って選ぶのです。(どこかで聞いたような・・・。)

私は一番最初だけ傘持ちねえちゃんを付けました。しかし、言葉も分からず、会話も進まず、飲み物やお菓子を買って上げねばならず、で気を使ってしまい散々なスコアでした。二回目からは幾ら言われても付けませんでしたが、最初の彼女が別の人に付いているのを見るとこれも気になりました。良いことはありません。

さて、男性キャディは私にだけ専属で付いてくれる黒い兄ちゃんがいました。理由は簡単です。傘持ちを付けなくなったお金をキャディにチップとして上乗せしてあげていたのです。エディマーフィに似た彼は私の実力を直ぐに見破りました。その日の調子によって変るベストなクラブ選択をしてくれました。そのおかげで15年振りに再開したゴルフもお正月の合宿には初めて100を切りました。2ヶ月弱で30も縮まったのです。

彼は週末には我々が来るまで他のお客さんに付かず、ずうーと待っているようでした。毎週必ずそのゴルフ場に行くわけではないのにです。キャディの殆どは彼でした。一度だけ違う人が付きましたが、後半10ホール目のとき彼が出てきて「寝坊した」と謝っていました。

受付のねえちゃんにも彼は「日本人の車を見かけたら知らせてくれ」とでも言っていたのでしょう。いち早く名前を覚えられました。

彼はプレーに対し大袈裟に喜んだり、残念がったり、ハイタッチをしてくれたりしました。一応チップのためにでしょうが、感情がこもっていました。

小さなズルもしていたことでしょう。林の中では都合の良いところにボールがあったり、ボール手前の草を踏んでくれたり・・・。

ところが私が突然来なくなって・・・。 

今でも週末は、「もう来ない」と知りながら待っているのでしょうか。

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突然スコール

2007-07-14 15:54:32 | メダン(インドネシア)

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牛様が通る

2007-07-14 15:50:38 | メダン(インドネシア)

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音楽事情

2007-07-09 00:50:56 | メダン(インドネシア)
日本の曲で馴染みがあるのは五輪真弓の「心の友」です。
意外です。20年以上前の歌です。
大統領か誰か日本に来た時にたまたま聞いて持ち帰って広めたという五輪、もとい逸話があるそうです。

昨年末の慰労クリスマスパーティでは、この日本人さえもあまり知らない「心の友」をローカルは大合唱でした。信じられないくらいの盛り上がりでした。なお、全員でオチャラケダンスを踊った後、解散は卒業式のように人が輪を作ってくぐっていく、という予想だにしなかった展開でした。

こんな関係が続いていれば文化の違いや民族紛争も分かり合えるものだ、と一人感慨に耽るのでありました。

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本物のドリアン

2007-07-08 12:42:40 | メダン(インドネシア)
食べられるのは真ん中の白いヤツです。

右の腕ではありません。

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めずらしいドリアンの木

2007-07-08 02:38:14 | メダン(インドネシア)
ドリアン初めて見ました。しかも木に生っているところを。
実が変なところに付いています。

メダンの現地ジャングルですが「ほー、ほー」と猿の群れがドリアン求めて移動してきます。

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大きなカカオ

2007-07-08 01:12:31 | メダン(インドネシア)

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貧困層減少

2007-07-07 18:42:28 | メダン(インドネシア)
ネシア2.5億人の17%が貧困層らしいです。

貧困層とは毎日の食べ物に困っている人。もう少し正確には毎日2ドルの収入の無い人です。定義はカロリーだったり基準が色々ですが、それはここの主旨ではありません。

それで今年その貧困層が200万人減少したとのことです。
まさに発展途上でしょうか。
友人が教えてくれました。「BRICSの次はVISTAが注目だ。」
ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、そしてアルゼンチンです。
私が仕事で海外へ行った3国が偶然にも入っていました。

しかし、ゴミ整理(あさり)で暮らす人はあちこちで見かけます。メダンから帰国する時に捨てたゴルフ靴とグローブが1時間後には無くなっていました。日本人宿舎には目を付けていたのでしょう。

また逆に、こちらの人はゴミを公道に「ポイ、ポイ」よく捨てます。車の窓からお菓子の袋やペットボトルなどを交差点で止まっている時などに捨てます。
道路を計画している私には気分の良い光景じゃありません。

彼らに言わせると「街の雇われている掃除係りに仕事を与えているんだ。」と。

モノを大事にする一方、矛盾の多い国です。

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異国人を見る目

2007-07-06 23:48:25 | メダン(インドネシア)
ゴルフ練習場の途中に小さなスーパーが並んでいます。
私はここで生活用品を購入していますが、商品を選んでいると小学1~2年くらいの小さな女の子や男の子が私の隣にピタッとくっついてきます。

最初はおねだりの一種かと思っていたのですが、どうも違います。珍しい(メダンには60人しか日本人がいない)異国人種の行動を監視していたのです。店の方針で。
品物を盗んだり、何か挙動不振な動きは無いか、じっと見ていたのです。

街で歩いていても良くジロジロ見られます。流しのベチャバイクは直ぐに声を掛けてきます。「バッ、バッ、バッ(ネシア語でおい、おっさん:失礼な!)」

「歯」や「馬」や「婆」を連想してしまい、少し違和感を覚えます。

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