来年キウイ苗を植える予定の耕作放棄地Dに支柱だけ建てて位置決めしています。キウイランドは徐々に形になってきました。草木が枯れて支柱が目立つようになりました。興味を示す方もぽつぽつと増えてきて声を掛けてきます。初対面で色々ズケズケ聞いてくる方もいますが、私は決して怪しい者ではありません。
キウイの早期収穫の可能性を検証しています。通常11月中旬の収穫ですが9月中旬から少しずつ収穫して追熟を試してみました。リンゴでの追熟は約1週間程度で出来ました。酸っぱさはほとんど有りませんが、甘さはだいぶ不足しています。食べられない訳ではありません。ヨーグルトなんかで食べれば問題ありませんね。栄養価は高いので使い方はありましょう。つまりキウイの保存期間最大9か月に早期収穫の2か月で11か月に及ぶ出荷が可能となります。ほぼ一年中です。ニュージーランド産に対抗した競争力が生まれます。ただし9か月保存は専門施設が必要です。
8月中旬、暑さのピークです。キウイは実を着けるようになって今年で3年目です。169個の受粉でしたが何個か落ちました。傷から判断してカラスが突いたモノも在りました。しかし、その酸っぱさにびっくりした事でしょう。収穫まで後3か月です。
耕作放棄地に植えたキウイ苗を1か月前とモニタリング比較してみました。5段階にランク分けしてあります。急成長して有望な苗は26%増えました。6月はキウイ苗の成長期ですね。カモシカに囓られたのはまだ2本です。