i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

お寺をコミュニティの場に

2014-02-28 15:25:31 | あおもり
2/26朝日新聞WEBで伝えておりました。

-変わるお寺 観劇・喫茶・朝市まで-

 荘厳な雰囲気のお堂、読経に法要――。敷居が高いイメージのお寺が、変わり始めている。仏前が観劇会場に様変わりしたかと思えば、コーヒーで一服。週末には朝市まで開かれている。お寺側の「歩み寄り」の背景には、檀家(だんか)が減少するなど、現状への危機感があるようだ。

 弘前市新町の専求院。昨年11月、普段は読経が響く本堂に三味線の音色が広がった。ふすまに投影された映像を前に女性が舞う。

 きっかけは住職の世代交代だ。数年前に父の跡を継いだ村井龍大さん(38)が「挑戦」を始めた。少子化や未婚者の増加で檀家が減る中で、「必要とされる寺づくり」を模索した答えだ。寺ではこのほか、インストラクターを招いてのヨガ教室も開催、正月餅つきも行った。一連の取り組みはネットでも発信している。「お寺を誰でも入りやすい場にしていきたい。でもそれは、お寺の本来のあるべき姿だと思うんです」

-引用終わり-

何か魅かれる記事です。

小さな集落でもお寺はだいたいあります。いろいろ状況が違うので何とも言えませんが、何か出来る可能性も感じます。

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青森市議会が再質問

2014-02-27 21:23:58 | 青森市庁舎とアウガ問題
2/26青森テレビWEBで伝えておりました。

-青森市議会/4回派が鹿内市長に再質問-

 市役所庁舎の建て替えについて青森市は、現在地での建て替えを大前提としているわけですが、市の方針に反発している市議会の4会派は、先に鹿内市長に提出した質問書に対する回答の内容が不十分だとして再質問することにしました。

 会合を行ったのは、青森市議会最大会派の「自民党新青会」と「公明党」「市民クラブ」「社民党市民の会」の4会派25人で、質問書に対する鹿内市長の回答を受けて行われました。このうち国の補助金について鹿内市長は、現在地に建て替えることで「社会資本整備総合交付金」の活用が可能で金額にして10億円余りを見込んでいるとしていますが、青森駅周辺で建て替える場合にどのような補助金が活用できるかについては答えておらず、回答は現在地を建て替え場所とする市の計画を補強するものだとしています。4会派は市議会の一般質問終了後にも鹿内市長に再質問することにしています。

-引用終わり-

部外者の発言をお許しください。

多分、この回答は納得できるものは出てこないと思いますね。補助金の活用はまちづくりの参考書にでも書いてあると思いますが、「青森駅周辺で建て替える場合を想定していないのでわからない」というのが答えかも知れません。つまり、「駅周辺建て替え案のコストもスケジュールも課題も検討していないので答えられない」というようになるかも知れません。加えて「鉄道事業者の意向も全く不明」です。

ここ何回かのやり取りを拝見しますと、市議会が先に具体案を示して「こんな風にしたらどうですか?」とした方が建設的に事は進むと思いますよ。

しかしながら、スケジュールは大幅後退になりますが・・・。

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六ヶ所Mox燃料加工施設の主要論点(地盤・地震)

2014-02-27 12:17:13 | 大間原発の中間貯蔵化
2/25原子力規制委員会HPより引用します。

-日本原燃(株) 核燃料物質加工事業変更許可申請(MOX燃料加工施設)等の申請内容に係る主要な論点-

新規制基準に対して、日本原燃(株)から提出された同社再処理事業所の核燃料物質加工事業変更許可申請(MOX燃料加工施設)等に関し、これまでの審査会合やヒアリングを通じて確認した結果、主な論点を以下のとおり指摘する。これらについては、今後詳細な説明を求める。なお、これらは、現時点におけるものであり、今後の審査の進捗により変更が有り得る。

(地盤・地震関係)
●下北半島地域の地下深部の地質構造について、形成メカニズム等に関する知見を収集した結果から如何に評価したのか示すこと。
●大陸棚外縁断層の活動性等の調査・評価結果を提示すること。
●七戸西方断層、上原子断層及び野辺地断層の連動の要否を判断するための地質調査結果等を提示すること。
●出戸西方断層の北方及び南方への延長に関する地質調査結果等を提示すること。
●敷地の地下構造を把握するのに実施した調査・分析について、特異な傾向の有無を確認するめ、全ての評価結果を提示すること。
●敷地内破砕帯について、評価対象としている破砕帯(f系断層)に関わる調査・評価のデータの
みならず、その代表性が適切であることを判断するため、全ての破砕帯の調査・評価のデータも提示すること。
●プレート間地震について、地震規模、震源領域等の設定に関わる検討内容を示すこと。
●プレート内地震について、ディレクティビティ効果等を考慮した不確かさに関する検討内容を示
すこと。
●地盤観測点で得られた地震観測記録の比較等を行い、策定している基準地震動の妥当性等を示すこと。
●「震源を特定せず策定する地震動」に関して、基準地震動評価ガイドにある地震観測記録収集対象事例の16地震について、観測記録等の分析・評価を実施すること。
●基準地震動や耐震設計の策定にあたり、2005年8月16日宮城県沖の地震、2011年東北
地方太平洋沖地震及び2011年4月7日宮城県沖の地震を踏まえて、どのような考慮がなされたか示すこと。

(火山関係)
●火山事象(火砕物密度流)について、施設の運用期間中に影響を及ぼす可能性が十分小さいとしているが、これを判断するための検討資料を提示すること。また、具体的なモニタリングの実施方法を説明すること。

-引用終わり-

申請書を確認したわけではありませんが、上記の論点を拝見するとシロウト目にも心配していたことが当たっていたような気がしてなりません。つまり「都合の悪い事象は指摘されてから対応する」というスタンスではないかということです。

例えば、「事業者による地盤の追加調査の結果が評価・反映されていない」「基準地震動について近年の大地震を踏まえて検証していない」などです。


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雪蔵りんごの拡大

2014-02-26 21:25:19 | あおもり
2/26東奥日報WEBで伝えておりました。

-甘い雪蔵りんご上出来/つがる-

つがる市のリンゴ農家10人でつくる「岩木山雪蔵(ゆきぐら)りんご会」(増田忠蔵会長)は26日、岩木山麓の弘前市十腰内にある黄金崎農場で甘みを出すため雪の中に埋めた「雪蔵りんご」を掘り起こした。例年以上に品質は良く、会員は「とてもジューシー」と絶賛した。

-引用終わり-

雪を利用したもので活性化ができないかなぁ、と考えていました。

「雪蔵りんご」はとても美味しそうです。東南アジアからの観光客に掘り起こし体験をして食べてもらったら必ずや感動することでしょう。

「雪待にんにく」と良く聞きます。「雪待ごぼう」「雪待ながいも」「雪待だいこん」こんなのもあるのかなぁ。以前地元マエダに「雪室を検討してみては? 農家とコラボして」と提案してみましたが・・・。

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西目屋村が気になる

2014-02-26 21:20:39 | あおもり
2/26東奥日報WEBが伝えておりました。

-西目屋村が保育料を完全無料化-

西目屋村は新年度、2歳未満児の保育料を無料にすることを26日、明らかにした。3月の定例村議会で予算案の承認を得られれば、4月1日から実施する予定。2歳児以上の保育料は既に本年度から無料にしており、保育料が完全に無料化されることになる。村によると、保育料の完全無料化は、同じく同月から無料化する鳥取県若桜町とともに全国で初めてとみられる。

-西目屋村と農協 農業振興へ協定締結へ-(2/19陸奥新報)

 減反政策の廃止や環太平洋連携協定(TPP)問題を見据え、西目屋村は18日、村の農業の課題解決に向けた六つの重点目標を示した「農業活性化ビジョン」を策定した。ビジョンは集落営農組織強化や担い手対策など、村の現状を踏まえて設定。村とつがる弘前農協が協定を結び、新年度から4年間、重点目標に沿った事業を展開する。村によると、自治体と農協の協定締結は全国初で、タッグによる農業振興の今後に注目が集まる。

-西目屋リンゴ、中東などに輸出へ-(2/19東奥日報)

西目屋村は18日、村産リンゴを国内の民間企業を通じてカタールとシンガポールに輸出する準備を進めていることを明らかにした。2014年度から両国での販売を始める予定で3月、企業と数量や値段の交渉を行う。村によると、同村産の農産物の海外輸出は初めて。

-引用終わり-

カタールに国旗の絵入りリンゴをプレゼントしたニュースから西目屋村が少し気になっていました。国旗をあしらうデザインを私も考えていたからです。ベトナムの国旗は赤のバックに黄色の星一つで作り易いと思うのです。これなら祝祭日(ngay le)で祭壇(バーントー)にお供えしやすいのでは。角度を変えリンゴを横から見ると赤い丸なので日本の国旗をイメージします。友好国が隣り合う図式です。

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割り込みは常識、ベトナム

2014-02-25 23:13:23 | ベトナム滞在記
2/1ベトナムお正月に遊園地へ行きました。あまりベトナム人の行動に動じなくなった私ですが、イライラがツノることもあります。

テト休みでとにかく家族連れが多く混雑していました。遊戯施設はどれも昭和期のようなクオリティの低いものでしたが、親御さんたちは子供のためにチケットをかざしながら入口に群がっています。

私たちは比較的空いている電気カートに乗ることにして2列に並びました。が、直ぐに列を作ることは無駄なことだと分かりました。

親が割り込むように子供を前に押し付けてくるわ、抱っこされた子供は後ろから私の髪を引っ張るわ、でアトラクション一つ目でイヤになりました。

ダナン空港でも割り込みがありました。イミグレには長蛇の列ができました。インチョン行きはいつも超満員です。

ここでは綺麗な滝クリ似のお姉さんです。最初は私の5人くらい後ろに横から割り込んで入りました。気品があるためか韓国人も何も言いません。そして気が付いたら滝クリお姉さんは私の後ろに居ました。ショップを眺めている振りをしながら私の横にはみ出してピタッと並びました。そして抱えたショルダーバックで少しずつ私のスーツケースを押してくるではありませんか。いや、美人に目がくらんで正義は負けてはなるまい。私はジリジリ押してくる彼女に合わせてジリジリ前に詰めました。それはパスポート審査まで続き、負けることなく粘りました。

恐らくこれは「日本人は心が狭い」と彼女に悔しい思いが一生残ることでしょう。親日国であるまじき行為だったかな、と私は今反省しています。

ちなみにベトナム嫁には「列は割り込まずに並んで我慢すること」を都庁の展望エレベーターで口酸っぱく教え込みました。

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風間浦地熱3年以内に

2014-02-25 13:52:17 | 下北の地熱発電
2/25東奥日報WEBが伝えておりました。

-風間浦地熱発電3年以内にも-

 風間浦村下風呂地区で小規模な地熱発電の事業化を目指しているオリックス(本社・東京)は24日、本紙取材に対し、「発電開始は最短で3年以内」とした。

 時期を明らかにしたのは初めてで、地元の同意が得られ、事前の調査などが順調に進んだ場合の想定。同日は、村と村議会を対象にした説明会を村内で開き、5月から磁場などを測定して地下構造を探る物理探査に入りたい意向を示した。

-引用終わり-

説明会や事前調査の動きが前向きで好感が持てます。事業者は地元活性化にも協力する意向を示しているようです。

さて、私も下北の地熱には期待をしています。一昨年市政提案した「下北再生エネルギー半島化プロジェクト構想」では14項目のうち「地熱半島化プロジェクト」を1番目に持ってきました。

ぐるりん下北のマップを見ると3か所のカルデラに気が付きます。恐山、燧岳、かわうち湖です。特に温泉に囲まれている所は有望でしょう。ただ、かわうち湖だけは温泉がありません。ここは地下に熱水溜りがあるのだろうか、と少々疑問です。ネットで専門家の地表踏査を拝見するとカルデラであることは間違いなさそうですが・・・。

恐山の外縁では東に矢立温泉、南に旧城ケ沢温泉、西に湯野川温泉、ふれあい温泉川内、旧安部城温泉、スパウッドと囲まれていて有望だと思います。国定公園に影響しないところもありましょう。

地熱開発については先行する燧岳を中心にもっと広範囲に調査に入っていただきたい、というのが希望です。

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最終処分地の科学的絞り込み断念か

2014-02-25 11:46:04 | 大間原発の中間貯蔵化
2/25毎日新聞WEBが伝えておりました。

-<核のごみ処分地>科学的絞り込みを断念 経産省の作業部会-

 原発から出る高レベル放射性廃棄物を地下深く埋める最終処分場について、経済産業省の作業部会は24日、適地の選定基準案を示した。立地不適地として、火山の半径15キロ圏内▽活断層の周辺▽過去10万年間に300メートル以上隆起した地域--などの基準を示し、候補地から外すよう求めた。だが、この基準に該当しない適地は国土の7割に及ぶとされ、科学的基準による絞り込みは事実上、不可能との見解を示した格好だ。【山田大輔】

 国は昨年12月、従来の公募方式を断念し、「科学的根拠に基づいて有望地を選定し、国が複数地域に申し入れる」と方針転換した。作業部会は、地質や地震、地下水などの専門家12人で構成し、昨年10月から6回の会合を開催。処分事業を担う原子力発電環境整備機構の報告を基に妥当性を検討した。

 その結果、放射性物質を閉じ込める金属容器や粘土の緩衝材が損傷しないよう、地中の温度が十分低く、強い酸性の地下水に浸されないことが重要と判断。火山から半径15キロ圏内は不適地とした。

 既知の大きな活断層周辺では、断層の長さに応じて一定範囲での設置を回避するとしつつも活断層の場所や活動状況のデータは今なお不十分と指摘。不明瞭な小断層は処分場の施設の配置を工夫することで適地になりうるとし、詳しい調査段階で判断すべきだとした。さらに、処分場が地下に設置されても地盤が隆起して地表近くに動いたり、風雨で浸食されたりするリスクを踏まえ、過去10万年間に300メートル以上隆起した場所を除外している。

 活断層は東北地方の太平洋側や中国地方、紀伊半島などで少なく、火山は北海道日高地方や三陸沿岸部、九州東部などで今後も形成されにくいとされている。「適地」は広範囲に及ぶため、作業部会は全国の適地マップを作製していない。

 今後、同機構はこうした基準に従い、全国の不適地を除外。その上で、3段階の調査などを経て30年後をめどに操業を始める。地下施設の規模は約10平方キロ。操業は50年間を予定し、閉鎖後も300年間モニタリングする。

-引用終わり-

記事では「適地は広範囲に及ぶため、作業部会は全国の適地マップを作製していない」としていますが、まあそんなことはないでしょう。6回の会合で絞り込んだ結果の詳細はまだ公表できない、というのが正直なところでしょう。経産省は果たして断念したのでしょうか。

それよりも最終処分場に収めるまでの長い期間を安全に保管する「中間貯蔵施設」が不足しているのではないでしょうか。

従来の繰り返しで恐縮ですが、私は大間原発の中間貯蔵施設への変更を是非検討していただきたいと思っています。

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再稼働不可のリスクを考えるべき

2014-02-24 17:11:38 | 大間原発の中間貯蔵化
2/24東奥日報WEBが伝えておりました。

-東通原発「活断層否定できない」-

東北電力東通原発敷地内にある断層の活動性を評価する原子力規制委員会の有識者会合が24日午前、東京都内で始まった。

 東北電力は自社の地質調査結果を示しながら「将来活動する可能性のある断層(活断層)ではない」と主張。これに対し、有識者側からは「東北電力の説明には根拠が乏しい」「活断層を否定することはできない」など、活断層が存在する可能性を再び指摘する意見が出た。

-引用終わり-

有識者会合の細部は分かりませんが、シロウト目にも下北の3施設(東通、六ヶ所、大間)の状況はとても安全・安心とは言い切れない思いがあります。

断層が活断層かどうかより、下北がこんな密度で断層が存在する地盤構造であることが問題ではないでしょうか。更に基準地震動や基準津波についても事業者はどうも甘く見ているフシがあります。

私は再稼働の可否の問題とは別に「再稼働不可の場合のリスクマネージメントが重要」と思います。県、自治体は公表しなくて良いので是非考えていただきたいと思います。

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潮力発電見送り、青森県

2014-02-23 00:53:35 | 津軽海峡の海流発電
2/21朝日新聞WEBが伝えておりました。

-県、潮力発電見送り 竜飛崎沖、国実験に漁協難色-

 県は、海洋再生可能エネルギーの活用に向け、国が選定場所を募集している実証実験場について、検討していた津軽半島竜飛崎沖での潮流発電計画の応募を見送る方針を決めた。地元の漁協と協議を進めてきたが、了解を得られなかったためだという。

 20日、同エネルギーの実用化を検討する学識経験者らによる委員会(委員長=金子祥三・東京大特任教授)が青森市内であり、事務局の県が明らかにした。

 実験場は昨年3月、政府の総合海洋政策本部が都道府県を対象に選定場所の公募を開始。今月末が締め切り期限で、3月に国が選定する予定だ。県は地域活性化につながるとして、応募の検討を進めてきた。

-引用終わり-

2/15東奥日報WEBにはこんな記事もありました。

-風間浦風力発電を断念/Jパワー-

電源開発(Jパワー)は14日、風間浦村に数基の建設を検討していた風力発電施設について、立地を断念する意向を明らかにした。電力会社の送電線の容量不足、採算性の低さなどが理由。

-引用終わり-

こんな記事を目にする度に「だから青森県は・・・」と呟いた方も多いことでしょう。

これでは地産地消を目指す再生エネルギーの後退を感じてしまいます。

ちょっと思うのは、どちらも以前からかなり具体的に検討してきたはずです。潮流発電候補地は大間や風間浦沖ではダメなのか、風力発電の送電線増強は国の補助が入らないのか、今一度可能性を探ってみては、と思います。

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道の駅をベトナムへ

2014-02-23 00:53:08 | ベトナム滞在記
2/22産経新聞WEBが伝えておりました。

-道の駅をベトナムへ-

 千葉県南房総市富浦町の「道の駅とみうら枇(び)杷(わ)倶楽部」は特産品のビワを生かした展開で成功した事例とされているが、運営会社役員、加藤文男氏(63)はその経験を海外へ伝えようと、ベトナムでの「道の駅」振興に数年前から協力している。20日に講演し、産経新聞の取材に応じた加藤氏は「夢は途上国に道の駅という言葉、考え方を広げていくことだ」と語った。

 「道の駅」は設置する市町村などが国土交通省へ登録する仕組み。休憩だけでなく、情報発信や地域の連携機能を重視したのがドライブインとは違う点だ。全国で道の駅が初めて登録されたのは平成5年だが、今や1000カ所を超えている。

 枇杷倶楽部は千葉県内の先陣を切って開設、加藤氏は準備段階から当時の富浦町(合併後は現在の南房総市)幹部として運営にあたった。国土交通省が観光振興に貢献した人材を選ぶ「観光カリスマ百選」の1人となっている。

 最近は年に数回訪越しており、今年1月にも1週間ほど訪れた。ベトナムの道の駅は15カ所あり、中部クァンナム省のビンアン道の駅で、野菜の安全性確保や地域振興の方法などについて枇杷倶楽部で得たノウハウや方法を農民らに伝えた。国際協力機構(JICA)の草の根技術協力のプロジェクトという。

 そんな加藤氏に「ベトナム人は日本人と共通するところがありますね」と水を向けると、こう言ってにやりとした。

 「日本が嫌いな国を嫌いですからね。それに朝から晩までよく働きます」

 ベトナムにとって中国は宿敵だ。ベトナム戦争後の1979年にはカンボジアへの影響力をめぐって実際に戦火を交えている。2000年代には関係改善の動きもあったが、最近は領海、領土をめぐって緊張している。

 膨張する中国へ対(たい)峙(じ)する周辺の国という点で日本とは共通する点がある。ただ、中国歴代王朝の冊封体制下にあったことで形作られた反感は、そこに入らなかった日本の対中感情とはまた違うのかもしれない。

 こうした国で加藤氏が続けた交流で得たのは何か。

 「道の駅の面白さは地域を巻き込む仕組みにある。ドライブインはどこの国にでもあるが、地域振興を含めて動かしていく考え方は日本の道の駅が初めてではないか」

 カラオケのように世界に通用する日本流の文化、ソフトだと自負している。

 「醍(だい)醐(ご)味(み)はその国でどう変化、進化していくのか見ることだ」

 (以下略)

-引用終わり-

海外は自ら提案したことがどの様になるか見える所が面白い、という意見には共感致します。ただ、思いも依らなかったことで失敗する場合も良くありますね。

例えばベトナム語が分からずとも、技術者同士だと図面などで言わんとしていることは概ね分かったりします。しかしながら、その国での考え方や優先順位が違ったりすると判断に困ります。一般的には日本のやり方が良いと思っても、敢えてローカルルールに従う場面も出てきます。

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気温10度未満で小学校が休み、ハノイ

2014-02-22 11:39:29 | ベトナム滞在記
2/21べトジョーが伝えておりました。

-ハノイ:気温10度未満で小学校が休校に-

 ハノイ市教育訓練局は18日、この数日続いている寒波による寒さから児童の健康を守るため、気温が10度を下回った場合、小学校を休校とすることを決定した。

 それによると、ベトナム国営テレビ(VTV)が毎朝6時30分から放送している天気予報番組「Chao Buoi Sang」の中で、最低気温が10度を下回った場合、幼稚園と小学校が休校となり、7度を下回った場合は、中学校も休校となる。

 また同局は、休校となった場合、児童を自宅で学習させ、体調管理に注意するよう、各保護者に求めた。

-引用終わり-

噂は本当だったのですね。以前、ちょっと聞いたことがありました。

ちなみに本日のベトナムの気温は以下の通りです。

・ハノイ:14℃
・ハイフォン:15℃
・ホーチミン:23℃
・ダナン:21℃

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学力向上の芽は直ぐそばに

2014-02-22 10:47:22 | しもきた
2/22東奥日報WEB社説で伝えておりました。

-向上の芽をさらに伸ばせ/むつ・中学生の学力-

 中学生の学力低迷に悩んできたむつ市教委にとって、2013年度はうれしい年になった。県教委が公立校の小5と中2を対象に実施している学習状況調査の結果がこのほど公表され、同市の中2が、5教科を通じて初めて、英語の正答率で県平均を上回った。

 5教科を合わせた平均も、県の60.1%に対し59.9%と、ほぼ遜色ないレベルまで上昇した。

 生徒一人一人の習熟度に応じたきめ細かな指導など、地道な取り組みをあらためて徹底する努力が実を結んだ。前年度は大幅な不振。詳しく分析したところ、特に数学で正答率が極端に低い生徒が多く、危機感が高まっていた。

 向上の芽をさらに伸ばす工夫が要る。市教委は、小中一貫教育の強みをもっと引き出してほしい。地域外の大学や研究機関との連携など、生徒に新鮮な刺激を与える試みにも知恵を絞ってもらいたい。

 学校教育の課題の一つは、授業についていけない生徒がいないか目を配ることだろう。ところが、前年度の同調査で、厳しい現実を突きつけられた。

 数学について詳しく分析すると、生徒601人のうち「正答率10%以下」が95人で最多。「11~20%」は80人、「21~30%」49人。これらの層で、全体の4割近くに達した。全生徒平均の正答率は43.2%にとどまり、県平均を10.6ポイントも下回った。ほかの教科も、正答率が低い層に分布が偏りがちだった。

 正答率を10%刻みにして分布を調べたのは、この時が初めてだった。驚いた市教委は、さらに詳しく各中学校ごとの分析も行った。現場の危機感は高まり、授業が理解できているか、目配りがぐんときめ細かになったという。

 その結果、13年度は、各教科とも、習熟度が低い層が減って全体を底上げ。特に、英語の正答率は、県平均61.5%を上回る64.0%で、内訳も「81~90%」が最多と健闘した。

 このほか、長期的な取り組みも始まっている。市内全域を対象とした小中一貫教育は県内各市で初めての挑戦で、完全スタートして3年目。市教委はこの強みを伸ばそうと、13年度から小中の情報交換をさらに強化している。

 学習状況調査で、同市の小5は既に11年度以降、各教科で何度も県平均を上回るレベルに達しており、中学進学後につまずかせないことが大切だ。

 一連の努力は評価に値する。さらに、教職員の意識改革にも挑むべきだ。

 学力低迷をめぐっては、市教委や学校現場の一部に「地元に大学がなく、生徒たちが刺激を受ける機会がない」といった声がある。だから仕方ない-と考えるなら甘えだ。ならば知恵を出す-へと変えたい。

 例えば、市と青森中央学院大学が昨秋に結んだ連携協定に着目してはどうか。同大の力を借りれば、児童、生徒への刺激を生み出せる可能性はある。学ぶ楽しさに気づく子どもを増やすこと。市教委の責務だ。

-引用終わり-

少し前の川内中学英語での発表会の記事に何か可能性を感じていたところです。

生徒たちの刺激の機会で私に何ができるか、しばらく考えてみました。そこで3本の矢の目標設定に当てはめてみました。

1.国際感覚、特にベトナムを利用した海外体験/ベトナム交流支援:アンテナショップ
2.タブレットを利用した補習/地域活性化支援:実験ラボ
3.地産地消の学び/ 下北インフラ提案:下北再生エネルギー半島化プロジェクト

ベトナム嫁と町を歩いていると「こんにちわ」と良く小学生に声を掛けられます。「シンチャオと返せば」と言いますが未だそこまでは・・・。

多分、声を掛けた小学生たちは「ベトナム人だ」と分かっていません。外国語であいさつを返されたら、きっと彼らの海外に対する興味も格段と違ったものになってくるでしょう。


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青森市庁舎ようやく対案イメージ

2014-02-22 02:45:02 | 青森市庁舎とアウガ問題
2/21東奥日報WEBで伝えておりました。

-駅併設のイメージ図/青森市庁舎-

青森市庁舎建て替え問題で、市内の建築家らでつくる「青森建築倶楽部」は21日までに青森駅併設構想のイメージ図を作製、空間の用途案をまとめた。駅の東西に新庁舎を造ってその間を広場でつなぐほか、駅ビルと複合商業ビル・アウガを連絡通路で結んで市役所機能を分散配置する内容で、市民議論のたたき台にしたい考えだ。

-引用終わり-

私はむつ市在住ですが、この青森市庁舎建て替えに興味があります。このブログでも何度か意見を述べました。しばらく対案の具体的な動きが聞こえてこないので「青森のまちづくり専門家はいったい何をしているのか」と少々イライラしていました。

私が言うのも何ですが、多くの青森市民・政治家に公共交通結節点の重要さが理解されていないこの状況は、専門家の説明不足も大きいと思います。

さて、ようやく建築家グループから対案イメージが出てきたようです。細部はわかりませんが、以前の私案と共通する部分は「アウガにデッキ通路を結ぶ」「駅の東西を結ぶ」という点でしょうか。

気になるのは、「東西に新庁舎を造って広場でつなぐ」という大きな構想です。新宿南口のような線路上のデッキ広場のイメージでしょうが、理想が少々高すぎという感じもします。恐らく250億近くは掛かるのではないでしょうか。活線施工は10年以上必要でしょうし、何より鉄道事業者が相当前向きでないと進みません。お金と時間があれば大賛成です。

そのため、私はアウガまでのデッキ通路を先行し、バスアイランドにも各々階段とEVで繋げるように考えました。線路横断は10m幅程度の自由通路とし、ラビナと駅舎の間を通します。新ビルは現庁舎位置に防災機能と駐車場と簡易窓口を中心に最小限で施工を急ぎます。西口ビルと自由通路は鉄道事業者との調整やコスト負担も考え、その後の段階施工とします。

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青森市庁舎問題、市議会要望書

2014-02-17 01:57:31 | 青森市庁舎とアウガ問題
2/15東奥日報が伝えておりました。部分引用です。

ー市長に質問、要望書ー

1.市が97億円とする現在地での建設費検証
2.市が考える新庁舎の具体的な公的機能提示
3.公共施設の更新時期や必要な投資額、運営費、利用率などをまとめた白書策定
4.新庁舎整備とまちづくりの連動性
5.財政支援が期待できる国の補助制度調査
6.青森駅周辺への庁舎の一部機能配置の可能性検討
7.「アウガ」を利活用しての庁舎機能分散の可能性検討


一方、1/28河北新報より継続審議部分の引用です。

ー青森市庁舎整備、市側譲歩案ー

1.建設地としている現在地を国の中心市街地活性化の区域に編入させる。
2.市民から要望の多い市民の集いの空間を設計に取り入れる。

この2点でJR青森駅と新庁舎の間で回遊性を高めることができ、にぎわいが生まれる。

ー引用終わりー

部外者の勝手なコメントをお許し下さい。

一番重要な公共施設計画で、これは当然踏まえるべき項目ばかりです。今まで説明されていないとはとても思えませんね。市議会側も質問書の前に「今更、恐縮ですが」と前置きすべきですね。今まで両者は何を議論して来たのでしょう。

それと鉄道事業者の動向がイマイチ不明ですね。先日タクシーの運ちゃんに聞いたら「駅ビル改築なんてないんじゃないの」と・・・・。



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