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唐津市、再生エネ導入は「市の責務」として条例化へ

2012-05-29 23:53:52 | しもきたインフラ
5/29佐賀新聞が伝えております。

-再生可能エネルギー導入は「責務」 唐津市が条例提案-

 唐津市は29日、再生可能エネルギー導入により低炭素社会づくり推進を目指す条例案を5日開会予定の6月議会に提出すると発表した。県内市町では初めての条例案で、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの導入を「市の責務」と位置づけている。

 条例案は福島第1原発事故を踏まえ、前文で「エネルギー産業とともに発展した唐津市だからこそ、持続的な発展を目指す低炭素社会への行動が必要」と明記した。

 再生可能エネルギー導入への努力が企業、市民双方にとっての役割と強調し、エネルギー産業の人材育成、市民に向けた学習や普及啓発の推進、取り組みを支えるための財政上の措置を求めている。市は年度内に基本計画を策定する考え。

 坂井俊之市長は会見で「唐津市として低炭素社会実現に進むという決意を示した。条例を通じ、市民と一緒に取り組んでいきたい」と述べた。

-引用終わり-


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下北送電網の整備

2012-05-29 02:06:11 | かわうち湖の海水揚水発電
経産省が2012.4に「再生可能エネルギーの導入拡大に伴う追加的コスト」と題したレポートを公表しています。
つまり、再生可能エネルギーをいくら進めても「送電網の整備」という受け入れ側がまだできていない、というまとめです。

追加必要な要点をピックアップします。

【1.送電網の整備】
 ①基幹送電網の整備
  北本連系線(津軽海峡横断)などの増強必要
  北海道、東北のみで1.2兆円のコスト増
 ②地内送電網の整備
  特に有望な風力地域に対応した整備が必要
  北海道、東北で3,100億円
   (うち下北で123億円、容量は34万kw→84.5万kwへ、既に原発用に整備途中)

  *将来、私の構想する「下北再生エネルギー半島」が完成すると、
   海水揚水発電、地熱発電、温泉発電、風力発電、小水力発電、海流発電、洋上風力発電の容量をカバー。
   ただし、高岩体発電が成功すれば原発代替の可能性もあるので増強必要。

【2.バックアップ電源又は蓄電池の整備】
  発電が不安定な風力、太陽光を大量に電力系統に導入すると以下のデメリットが発生
 ①電圧の変動
 ②周波数の維持困難
 ③余剰電力の発生
  解決には「ガスコンバインドサイクル発電」や「揚水発電」等のバックアップ電源、あるいは
  変電所に「蓄電池設置」などが必要。ただしコストが高い。
  再生エネルギーで先行するヨーロッパ諸国に経産省は12月ヒアリング済み。

  *ここでバックアップ電源として「かわうち湖海水揚水発電」の存在が非常に重要な意味を持ってくるのです。

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