i氏の海外生活体験記

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下北の国定公園

2011-11-30 12:16:32 | 下北の地熱発電
青森県のHPでは、「恐山の金鉱脈は開発出来ない」とわざわざ丁寧にコメントしています。

金鉱脈発掘は無理でも、地熱発電開発は特例措置でどうでしょうか。




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バイナリーサイクル地熱発電とは?

2011-11-30 01:42:33 | 下北の地熱発電
地熱発電は利用する状態で蒸気と熱水と熱伝導に大きく分けられます。ここにきて熱水でも発電できる「バイナリーサイクル発電」が注目されています。

日本地熱学会によると、バイナリーサイクル発電はアンモニアなど沸点の低い媒体を利用して、53~150℃の熱水利用により日本国土の22%に可能性がある、としています。これは温泉のあるところはどこでも可能性がある、という事でしょう。

そもそも下北の地熱発電の可能性は平成6年の「地熱技術開発に関する中間評価報告書」の中で選出された69地区のうち、さらに可能性の高い条件(1,000m以浅、貯留層温度170℃)を満たして経済的に有望な地区の4か所のうちの一つに選定されていました。場所は恐山から薬研の山地と思われます。

恐山は信仰の場としても全国的に知られていますので、周辺での地熱開発は困難が予想されます。そこでアイデアですが、占い師の木村藤子さんに将来を見通してお墨付きを貰うとか、発電所建屋は見えにくい場所に設置し、蒸気や熱水を利用して霊場の雰囲気を醸し出すなど工夫が必要でしょう。ひょっとして鉱物発掘の同時開発も可能かも知れません。以前、金鉱物含有密度日本一の場所であるという記事があった記憶があります。そうなれば大手資本の可能性もあります。もちろん開発の規制緩和が条件ですが・・・。

地熱発電がここ10年間全く進まなかったのは、完全に原発に頼り過ぎた国のエネルギー政策の見通し違いだったと評する研究者は多いようです。

地熱発電の利点を再度示します。

・純国産エネルギー(設備も技術も日本が世界一)
・他の燃料が不要
・半永久的に安定供給可能(ベース電力となる)
・CO2の排出が少ない(火力の1/20)

欠点は次の通りです。

・国立公園などの開発規制が掛かる場所
・初期コストが高く、ヒット率が50%程度
・湯量減少など温泉地の理解

原発の代替エネルギーの可能性のある地熱発電を強力に進める事は、資源の少ない日本では必須事項かと思われます。

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期待できるか洋上風レンズ風車

2011-11-29 05:37:15 | 下北の風力発電
写真は意外なところからの引用です。社民党のHPなのです。

小型3~5kw級での風レンズ風車は既に実証済です。現在は大型での洋上実験に入りつつあります。

HPの解説を読むと漁業とのコラボも考えていました。六角形の枠の中は青色LEDでプランクトンを集め、養殖漁に使えるのだそうです。一つの径が500mもありますので3km程度の浮遊体でしょうか。

記事によると、この写真のような規模で100万kwの原発1基に相当するのだそうです。もちろん、蓄電技術も同時開発中で水素蓄電して船で陸に運ぶ構想と書いてあります。

大型部材に対しても、鉄ではなくカーボンファイバーみたいな材料にすると軽い上に100年の耐久性がある、と期待しています。コスト7~12万円/kwとありますので、100万kwの建設コスト1,000億円という感じでしょうか。(少し安くないかなあ・・・)

水素エネルギー蓄電技術が確立されれば原発より十分可能性が広がりますが、果たして開発は進むでしょうか?

5年後、実証実験が成功し、水素蓄電が確立していたら、私は直ぐに貯金を下ろしてきます。お買い得です。

今後の動向に注目しましょう。

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洋上風力も有力

2011-11-29 04:24:26 | 下北の風力発電
洋上風力発電にも注目しています。
少し前に大型の風レンズ風車が九州で実験段階に入った、とご紹介しました。

すでにお分かりのように津軽海峡の海岸線は間違いなく強風なのです。

課題は「景観」と「漁業権」でしょうか。船舶航行については取りあえず置いておきます。

「景観」について「仏ヶ浦」は特別でしょうが、それ以外の海岸線に対しては考え方ではないでしょうか。
例えば、北陸は高速道路の高架橋梁が海岸線をはみ出しています。海外での洋上風力はむしろ壮大な景観を作っています。山を崩したり、海を埋め立てするよりは自然への影響ははるかに小さいと考えます。

「漁業権」についてはどうか。アイデアは津軽海峡にレーダー(センサー)を完備して「マグロを監視」するのです。
データを蓄積し、漁業組合と共有して漁獲量を調整するのです。

で、そのセンサーを洋上風力発電の基礎部に取り付けるのです。洋上風力は基礎を着床にするか、浮体にするか、設置場所で判断すれば良いと思います。魚影探知機が一般的になってきているので技術的にはできると考えます。

適当な事を言うと洋上風力の100基や200基は設置可能かと考えます。2,500kw×200=50万kwとなり、中型原発1基分です。

将来、下北と津軽の風力、水力、地熱発電で青森全体を賄うこともきっと夢ではないでしょう。

あ、八戸のエネルギー特区も忘れてはなりません。


*写真はサンケイビズからです。福島沖に洋上風力を建設する記事でした。100万kw規模なら2万2千人の雇用が見込まれるのだそうです。下北8,800人の出稼者が戻ってこれます。

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下北の温泉地

2011-11-29 02:02:15 | 下北の地熱発電
地熱発電に直結するかどうか分かりませんが、下北の温泉地を「ぐるりん下北」からピックアップしました。

・大畑:薬研温泉、奥薬研温泉(カッパの湯)
・風間浦:下風呂温泉、桑畑温泉
・川内:湯野川温泉、ふれあい温泉
・脇野沢:脇野沢温泉
・横浜:横浜温泉
・大間:大間温泉
・むつ:石神温泉、矢立温泉、斗南温泉、恐山温泉

殆どは熱水で、蒸気は恐山くらいでしょうか。ただ、下北はどこを掘ってもお湯は出る、と聞いたことがあります。ボーリングでのヒット率が50%平均と言われる事に比べると、きっと確率は高いと言えましょう。

*地図と少し合致しませんが、ま、たくさん有りそうだという事でご容赦下さい。

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地熱発電の可能性

2011-11-28 12:24:28 | 下北の地熱発電
地熱発電はベース電力としても有効であり、CO2は原発、水力と同等に殆ど排出しません。
初期コストは火力発電より割高ですが、10年後に逆転するということです。つまり補助率を国が改善すれば済む話です。

前述したように問題は「国立公園規制」と「温泉地理解」です。 
これについて実は国も震災後に気が付いて、環境省が7月に検討会を立ち上げました。
「地熱発電事業に係る自然環境検討会」と「地熱発電事業に係る温泉・地下水への影響検討会」です。来年3月までにまとめる、としていますが、如何にも後手で遅すぎます。

もともと、世界の地熱発電のプラント設備は日本メーカーで70%以上もシュアがあり、技術は世界一なのですから、国は早期に本腰を入れるべき問題でした。

さて、地熱発電とセットで温泉地の活性化に繋げたらどうか、という方法も考えられます。
地熱電力は温泉地の冷暖房設備やハウス栽培、養殖等の農漁業施設、消融雪設備などへの利用方法は考えられそうです。

この地熱発電に私が注目する理由は、そうです「下北半島に大間原発の代替に地熱発電村を作れないか」という発想からです。原発半島から地熱半島に変身です。

添付図にあるように適地の火山帯は下北半島を横断しています。恐山などは日本地熱開発協議会の想定する東北の19候補地にも入っているようです。

下北の各温泉地に1個ずつで10か所くらい作れば、3万kw×10=30万kwとなり、小ぶりな原発1基くらいにはなりましょう。




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ベースとピーク

2011-11-28 02:21:56 | 下北の地熱発電
電力需要と供給を考えるときに「ベース」と「ピーク」があります。

ベース電力は原発や火力や水力であり、ピーク電力対応には揚水を使用するのだそうです。理由は「すぐに止められない」ということが理由です。

で、一般論として脱原発を推進した場合に代替のベース電力は当面火力になるだろう、というのが大方の予想のようです。天然ガスが価格や埋蔵量などから有望のようです。急きょ札幌あたりで火力発電がオープンするようです。そんな背景もあるのでしょう。(CO2は大幅UPですが・・)

よく言われるのは、10%を節電努力、10%を技術開発、10%を自然エネルギー増で合計30%を原発の代わりにしよう、という意見がありますが、問題は安定供給を求められるベース電力なので、節電努力を20%にしないといけません。「昭和20年代の生活水準で我慢する」と言われるのは大まかにはこんなことなのでしょう。

さて、では自然エネルギーである太陽光、風力はベースとしてどうでしょうか。 結論としては大容量蓄電技術が確立しない限り、いくら大量に設置してもまだまだ「その他の電力」にしかならないと思います。

そこで代替案としては「地熱発電を強力に推進」ということです。インドネシアでも現在盛んに調査が行われていますが、温泉の多い日本でも候補地が点在します。
ただし問題点もあります。

・地熱の期待できる場所はその特性から「国立公園の環境規制がされる」
・温泉地の湯量に影響が出ると考えられ「温泉地の理解が得られない」

そこで以前に少し触れたように国が「国立公園、国定公園の規制を撤廃する」というのがアイデアです。もちろん特定地のみ「特別景勝地」として網を掛けても良いです。

「斜めからボーリングすることはOK」という緩和規制が出されましたが、効果は限定的でしょう。

こんな主旨で地熱発電の開発余地について基礎調査し直してはどうでしょうか。


*取りあえず書いてみましたが、にわか勉強なので間違っていたらごめんなさい。随時訂正していきます。

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むつ使用済核中間貯蔵施設の例

2011-11-27 13:15:54 | 大間原発の中間貯蔵化
今朝、もんじゅ政策の見直し必要性をニュースで伝えておりました。
もしも、廃止になれば原子力政策が大幅に後退する可能性もありましょう。

そうなれば、現在使用中の原発の核処理をどうするか、の問題になります。

既述のように一時的にしろ、むつ中間貯蔵施設だけでは不足です。やはり、大間原発の用途変更を真剣に検討した方が良さそうです。

むつ中間貯蔵施設の例から、その規模を考えると

・130m×60m×高30m、面積8,000m2
・使用済み核貯蔵3,000t(将来は5,000t)、キャスク方式
・工事期間約2年
・工事費約1,000億円

大間原発は、まだ原子炉本体設備は設置されていないようですし、60%の残工事の設備材料は「ベトナムの原発」に使用したら良いのではないかと思います。 あ、方式が違うか・・・。

大間原発の安全対策(基礎、電源、防波堤)は少なくとも生かせるように思うのですが・・・。使用済み核は専用船で運搬するのでしょうから、港湾岸壁を少し整備必要でしょうが・・・。

しかしながら、日本一の原発になる予定だった大間原発138万kwの代替えベースロードをどうするか?については考え中です。

さすがに「かわうちダム」だけではどうにもなりません。

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顧客満足度ホテル

2011-11-27 08:04:48 | 一般
オリコンDDで2011年ビジネスホテルの顧客満足度ランキングが出ていました。

1位:ダイワロイヤルホテル
2位:リッチモンドホテル
3位:ホテルメッツ
4位:コンフォートホテル
5位:三井ガーデンホテル
6位:ドーミーイン
7位:スーパーホテル
8位:ワシントンホテル
9位:西鉄イン
10位:アパホテル

このうち今年は、リッチモンドホテルには5回、アパホテルは4回利用する機会がありました。

感じるのは「こころ配り」です。リッチモンドホテルは昨年まで5年連続1位とかでしたので、さすがお客さんの扱いを心得ています。「何か困った事は言って下さい」という空気に満ち溢れています。

でも、アパホテルも悪くはないですよ。

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航空写真では

2011-11-26 06:04:53 | 大間原発の中間貯蔵化

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核中間貯蔵施設のイメージ

2011-11-26 06:02:38 | 大間原発の中間貯蔵化

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現在の状況

2011-11-26 06:01:13 | 大間原発の中間貯蔵化

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それでも再開すべきなのか

2011-11-26 05:59:38 | 大間原発の中間貯蔵化

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東日本空間線量率

2011-11-26 05:57:20 | 震災復興

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ネット無料は当たり前

2011-11-26 01:40:29 | ベトナム滞在記
ベトナムのネット普及率は2011年に35%を超え、関連サービスの拡大を見せています。

オフィスや家庭では主に高速回線のADSLが使われ、回線利用料は月30~50万ドン(1,100~1,800円)のようです。都市部では無線接続が可能な場所が多く、パソコンを持ち込めば無料でネットを利用できます。

スマートフォン(高機能携帯電話)の普及も目覚ましく、i-Phoneやアンドロイド携帯を持っている事も珍しくありません。

見栄っ張りの覆いベトナム人にとって、バイクと携帯は自分のステータスを高めるための道具となっているようです。

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