i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

再生エネ発電、農水省も動く

2012-01-04 17:32:26 | しもきたインフラ
4日の日刊工業新聞が伝えています。


農林水産省は2012年度に国内3カ所を選び、太陽光発電など再生可能エネルギーによる発電施設を建設する。3カ所のうち1カ所は東日本大震災で被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県に設ける。

農林漁業者は再生可能エネルギー導入に関心はあっても電力の専門知識を持つ人が少ないことから、同省主導で事例を示し農山漁村への普及を促す。併せて売電収入を農林水産業の収益改善につなげる。

12年7月に予定されている電力会社に再生可能エネルギー電力購入を義務づける再生可能エネルギー特別措置法の施行をにらみながら準備を進める。同法では太陽光をはじめ風力、小規模な水力、地熱、バイオマスで起こした電力が買い取り対象。売電でコストの一部をまかなえるため再生可能エネルギーの発電設備を導入しやすくなる。

-引用終わり-


東奥日報などでも一面に「地域資源を有効利用」と解説しています。耕作放棄地を集約して用地確保できる法案が提出されるようです。規制手続きの窓口簡素化も大きな前進です。まさに孫さんのメガソーラーを後押しするような新法です。

制度を有効利用するには、市町村が国の再生エネの基本方針に沿って発電開発地区、農林漁業の強化を盛り込んだ基本計画を作成しなければなりません。上記の3か所が今年のモデル事業に指定され、既に12億円の補助予算化されています。国も再生エネの実績を上げるために必死に後押ししています。

下北も今から始めれば、来年の予算申請にギリギリ間に合うかも、です。

どうでしょうか「風力」「地熱」「太陽光」で・・・。 エネルギー半島の第一歩として・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンゴ市場の可能性

2012-01-04 00:08:46 | あおもり
3日の読売が伝えています。

-中国、ベトナムで市場調査続く-

赤や黄の彩りの良い果実が目を引く果実店「福客来」に入ると、赤みが強く青森産のシールが貼られた大玉のリンゴが冷温管理された棚で箱詰めで売られていた。店先に山積みされた米国産や韓国産とは扱いが大きく異なっていた。

「日本産はきれいだからギフト用、そっちの米国産とかは家庭用です」と店の担当者(45)が教えてくれた。青森産の「ふじ」は1個100元(約260円)で、米国産の5倍、韓国産の2倍するが、客の主婦、田玉雲さん(65)は「親戚に贈ると喜ばれるの」と笑顔で話した。

台湾では旧正月に親戚や知人の家を訪ねる際、日本産リンゴを手土産にする習慣がある。企業がギフトとして贈り合うことも増えて、12月から1月の輸出量は年間の半分を占めるほどだ。

かつては大玉の「世界一」や「大紅栄」が喜ばれたが、最近は味の良い「ふじ」や「サンふじ」が人気だ。リンゴが喜ばれるのは、お札(ふだ)や仏壇に供える皿など家の中が赤一色となる旧正月に赤い果物は縁起がいいからだ。米国産に比べて値段が高く、自分で買うことが少ないこともある。

田さんが子供の頃は高価で食べられなかった。台湾が2002年に世界貿易機関(WTO)に加盟し、関税が引き下げられてから値下がりし、初めて親戚に「世界一」の箱詰めを贈った時、「こんなに大きなリンゴを食べたことがない」と相手が目を丸くしたのが忘れられない。

台湾瓦克国際股?有限公司の果物担当の李昭志さん(41)は仕事を始めた20代になって初めて食べた青森産リンゴの味を今も鮮明に覚えている。「宝石のように美しく、台湾人にとっては芸術品のようだ。長期的な視点で青森産リンゴの良さを訴え続け、需要を掘り起こしていってほしい」。産地の一層の奮起を期待している。

-引用終わり-


私が今回ベトナムで見て、聞いたリンゴについての事柄があります。

先ず、ベトナムのリンゴは中国産が多く、安いですが味はイマイチです。美味しい果物が多いベトナムでは人気がありません。
次に、お祭りや縁起色として「赤」や「黄色」を使います。国旗の色にも表れています。
また、日本の食卓をベトナム人に写真で紹介していますが、映っていた真っ赤なリンゴをみて「とてもdep(きれい)だ」と言われました。好感触です。

青森のリンゴはベトナムでもイケるかも知れません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする