i氏の海外生活体験記

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経産省、地熱開発資金支援で法改正へ

2012-01-18 16:39:05 | 下北の地熱発電
1/18の朝日新聞が伝えています。

-地熱開発で法改正-

経済産業省は、地熱発電の開発を促すため、独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC、旧石油公団)が、開発会社に資金支援することを決めた。火山列島の日本は、世界3位の地熱資源国。経産省は「脱原発依存」の観点からも、地熱の開発に力を入れている。

地熱の開発は、熱水が出る場所まで井戸を掘る。ただ、多くの穴を掘る必要があり、投資しても失敗するリスクが高い。

このため、石油・天然ガスの開発と同じように、JOGMECが開発の準備段階の会社に出資したり、開発資金を借りる際に債務保証したりできるよう、石油天然ガス・金属鉱物資源機構法を改正する。経産省は、改正法案を今通常国会に提出する方針だ。

-引用終わり-

初期コストが大きいデメリットを具体的に緩和してきました。矢継ぎ早に手を打ってきました。次はきっと国立公園内の開発緩和が出てくるのではないでしょうか。ま、経産省も自然エネの普及に必死ということです。

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「マグマ」がドラマ化?

2012-01-18 02:36:12 | 下北の地熱発電
地熱セミナーの講師安川女史のチョイネタ情報です。

あの、作家真山仁の地熱経済小説「マグマ」がドラマ化(5回連続)されるらしい、とのことです。フクイチの原発事故を予言していたようなストーリーに読者はビックリです。

早速、検索してみました。が、出てきません。

まだ一般には未公開情報かも。

*私は、実はこの「マグマ」が機会となって、地熱発電が大ブレイクする予感がしています。

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地熱エネルギーの利用可能性

2012-01-18 01:32:26 | 下北の地熱発電
地熱セミナーに行ってきました。

結構役に立つ情報もありました。また、資料に「ビジネスのポイント」と注釈を付けてくれており、親切さも感じました。

幾つかコメントしたいと思います。

1.温泉発電の温度
・昨年の資料では54℃から可能だとしているが、実際は85℃からとするのが妥当
・高温熱水は発電後に温泉、ハウス栽培、冷暖房、融雪など順次利用すれば効率的(カスケード利用と言う)

2.温泉発電のコスト
・温泉発電は設備だけなら本来数千万円で可能(新規生産井が不要)。規制でコストが膨らんでいる
・なお、地熱発電は5万kwで約100億円

3.地熱許認可
・ボーリング1本毎に認可が必要で、温泉審議会が年に2回しかない
・アセスに5年かかる(1000kw以下ならアセス不要)
・国立公園規制は改訂中で今後個別対応となろう

4.町づくり(都市計画)
・熱利用を町づくりの視点で考える
・発電のみに傾向しない取組み

*また次に「産総研サイエンスカフェ」という地熱エネルギーについての懇談会が週末にあり、参加予定です。
講師は同じく安川女史です。今回セミナーで面識ができましたので、今度は具体的にヒアリングしたいと思います。
もちろん「下北に地熱発電は可能か」がテーマです。応募者が多く抽選だったと聞いています。果たして時間を取ってくれるかどうか・・・。


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