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i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

シンポ「下北からのメッセージ2016」に参加してみた

2016-11-14 14:27:23 | しもきた

11/12来さまい館でのシンポジウムに行ってみました。ほぼ満席で来賓の方も多かったですね。下北縦貫道の早期完成祈願の民間側の催し物で11回目だそうです。中でも主催者の下北未来塾のスコップ三味線は秀逸でしたね。全員がオバちゃんたちの集まりですが、弥三郎節の12番、13番にシンポの内容を表しています。
・12番:行政 民間 手コつなぎ ここまで 来れだのも 有難や(アリャ 有難や)
・13番:三途の川コ 渡る前に 縦貫道路 渡りてなぁ (アリャ 渡りてなぁ)




議会報告会の話題(その12)

2016-11-09 20:16:39 | しもきた

最後に「参加者が少ないがどうしたら良いか。止めた方が良いのか」という問い掛けがありました。「天候も良くないけど、それにしても川内は危機的な状況ですね。これが横の繋がりの無い地域の現状を表していますよね」みたいな事を言ったら「いや他の地域も同じだよ」と教えてくれました。私は「発言しなくても聞くために引っ張ってくるべきだ」と言いました。~協会、~協議会、~協力隊、~会議などの皆さんは多分参加を呼び掛けているとは思うのですが・・・。


議会報告会の話題(その11)

2016-11-09 17:41:42 | しもきた

もう一人の方が「道路照明がLEDに変ったが水銀灯が残っている所もある。取り替えないのか」と意見しました。ちょっと補足意見しようとしたとき議員が「道路によって管理する人が違うはず。大きな道路なら県とか国とか。商店街の照明なら商店組合みたいなところで負担している。各々メーターがあり、ウチのところは年5.5万ですよ。LEDに取り替えるにも防災上とか明るさが必要なので間隔が決まっていたと思いますよ」と説明しました。良く知っていますね。100点満点です。私は以前道路照明の設計も行っていたので、この答えに感心しましたね。あれは器具の種類や高さなどで照度計算と分布図を書いて決めるのですが、必要照度は車道、歩道、街路でも異なります。交差点などから場所を押さえて配置していきます。都内などは民地出入り口や地下埋設物などを全て調べて配置しますが、ガス、水道、下水、NTT、色々あってその調整が面倒なのです。


議会報告会の話題(その10)

2016-11-09 16:25:37 | しもきた

イチゴ栽培になぜ拘っているか、というお話を少ししておきましょう。意見交換の時も「ブドウは下北ワインにお手本があり、イチゴも東通りで上手く行っているのにもっと西通りに広まらないのは残念だ」と話しました。イチゴ栽培は素人でも出来ますが簡単に失敗もします。高齢者にも作業は比較的簡単です。栽培方法、面積、いろいろ出来ます。ハウスや温度・養分調節など施設のお金の掛け方も様々です。毎日観察する必要もあります。簡単ですがデリケートで奥が深いです。しかしながら、利点は大きく次の3点です。 ①四季成りイチゴは下北の気候に合っている。 ②誰でも(学卒でも)参入でき、2年後には結果が分かる。撤退する場合も容易。③質の向上がお金に直結する。などです。四季成りイチゴは冷夏が好きな野菜です。8~10月のイチゴは単価が5月の3倍です。四季成りと一季成りの複合栽培も可能です。大雪は休眠に利用できますし、雪の覆いも必要ありません。参入している方がもっと引っ張って栽培を拡大させてほしい、と思っています。
追)役所の方から聞いた事がありますが、もし45歳以下の新規参入でハウスを構える人なら補助がかなりある、という事です。聞き間違いかも知れませんが150万を5年間補助すると聞いたような・・・。


議会報告会の話題(その9)

2016-11-09 15:19:42 | しもきた

日本人が1人移住するのと外国人がインバウンドで8人来るのとほぼ同等だ、と政府は以前から言っています。つまり、日本人は年間約120万消費しますが、外国人はインバウンドで15万消費します。多分ここから来ているものと思います。それでは外国人が日本で働いたらどうでしょうか。実はあまり日本で消費してくれません。せっせと貯めて祖国に仕送りするでしょう。しかし、その労働力は貴重です。本来日本では減少するハズのものですから、生産能力は国内で維持されたことになります。観光と労働は分けて慎重に考えないとなりませんが、将来のビジネス機会に繋がるかも知れないのです。最初は何事もお互いを知ることから始まります。その点、私はむつ市の生徒たちには結構期待しています。学力テストや弁論大会など随所に国際感覚の素養が見えてきています。
追)日本人の日帰り観光客なら79人の消費額と同等のようです。外国人の1/10という感じでしょうか。移住により力を入れるのは労働生産のみならず、そこで消費してくれるからですね。


議会報告会の話題(その8)

2016-11-09 00:29:27 | しもきた

それでは外国人の訪日観光で何でターゲットがベトナム人?台湾人の方が・・・。という疑問があるでしょう。その疑問に少しだけ答えておきます。2014年観光庁の国別旅行消費額の表を添付しました。ベトナム人のそれは爆買いで有名な中国をも上回っていますね。ただ旅行者数が圧倒的に違うので注目されないのですね。更に面白いデータがあります。旅行の手配方法ですが、自由な個別手配の割合です。中国は個別手配は57%、台湾の個別手配は46%、そしてベトナムの個別手配は77%もあります。台湾は旅行会社任せの団体ツアーが多いのですね。つまり最初の下北ルートの誘客方法は個別手配の方が適していると考えます。いきなりツアー客の誘致は極めて困難です。もちろん台湾とむつ市が友好都市の関係であることは良く知っています。川内が発祥ですので。ただビジネス交流の可能性はベトナムの方が将来的に広がりがあるのではないかと思います。これは私の実感です。TPPやEPAで好機会の今だから提案しているのです。


議会報告会の話題(その7)

2016-11-08 22:32:32 | しもきた

ベトナム人の訪日観光で北海道は函館で十分と考えます。函館の夜景はベトナムのダナンの人たちには必ずウケます。なぜならこの写真はダナンのソンチャー峠から見下ろした夜景です。函館の夜景と本当に似ています。港で発展してきた様子は彼らも理解するでしょうが、百万ドルの夜景の価値をどう説明するか、歴史的背景をどう説明するか、ノウハウは多分インバウンドの多い函館側の観光局にあるはずです。函館山ケーブル乗り場の建物の中に名前が入るキーホルダー売りがあります。1個1800円の金ピカでHokkaidoが好きなベトナム人には格好のお土産です。また五稜郭タワーには巨大なイカ干しがあります。これも十分ウケる事は確認済みです。函館側フェリー乗り場のレストランも充実しています。サーモン定食、イクラ丼定食は、サーモン好きなベトナム人には価値ある1000円でしょう。ここのお土産店のキーホルダーも種類が多いです。


議会報告会の話題(その6)

2016-11-08 17:20:44 | しもきた

日本式スーパーでの買い物体験が果たして訪日観光になるのか、という点について少し話しましょう。私の嫁はベトナム人ですが、川内やむつのスーパーでダイコンやイチゴ、毛ガニやホタテの写真を撮っては直ぐにfacebookでベトナムに送ります。FBでの紹介や自慢が好きな国民です。ベトナムには無くて青森では当たり前の物がスーパーの随所にあるのですね。ディスプレイがきれいだ、というのもポイントです。ベトナムからのFBで輸入物シャインマスカットの写真が送られてきました。日本のブドウと同じくらい美味しいと教えながら皆で食べたそうです。60万ドン(3千円)です。ベトナムには美味しいブドウがありません。また、ダイソーなんかもベトナム嫁は大好きですね。ちょっとしたモノでもベトナムに無いモノが安いので大量買いしますね。私は後ろから付いて行き、高い安いを解説しながら減らそう減らそうとします。


議会報告会の話題(その5)

2016-11-08 17:08:23 | しもきた

農産物を海外輸出するためにはボリュームが必要で、現在材料はポツポツあるが若い労働者が少ないのが現状、という事でした。しかしながら、新規就農者が増えているのは東北では青森だけと聞いたことがあります。データを見ても2006年の年間100人から2013年は260人に増加していますね。減少しているのは新規学卒なのですね。Uターンの新規参入は増えています。つまり、小中高生に地元農業の魅力を感じてもらう事が重要だと思うのです。「苗プロジェクト」の「ブドウ、イチゴ、キウイのプレゼント栽培」は、この辺の栽培心の種蒔きも考えたのです。


議会報告会の話題(その4)

2016-11-07 23:14:18 | しもきた

参加者が2名だけだった事もあり幸いにも意見を述べる時間が十分とれました。ただ後から疑問に思う言葉もありましょう。訪日観光「青函下北魅惑の旅」って一体何?? 重要なのは「ベトナム人と川内」というキーワードです。満足度ランク付けでおぼろげに理解できましょう。
・弘前の桜:満足度ランク特S
・雪遊び体験:満足度ランクS
・新幹線で北海道:満足度ランクA
・函館山の夜景:満足度ランクA
・日本製バイク移動:満足度ランクA
・のっけ丼&ホタテ釣り:満足度ランクA
・パチンコ体験:満足度ランクA
・イチゴ収穫体験:満足度ランクA
・温泉体験とBBQ:満足度ランクA
・日本式スーパーで買い物体験:満足度ランクB
・福祉施設見学:満足度ランクB
・エネルギー施設見学:満足度ランクB


議会報告会の話題(その3)

2016-11-07 14:04:51 | しもきた

昨年、川内スキー場は閉鎖されました。意見交換の中でスキー場跡地利用について提案しようと話題に出しかけましたが、「借りている土地だったはず」の発言で私は提案を止めました。その後は植林の話にすり替えましたが・・・。私の本来の提案は「外国人の雪ソリ体験場」でした。提唱しているベトナム人の訪日観光「青函下北魅惑の旅」で川内を経由してもらうためには「食」と「体験型」に特色を出すしかありません。雪を見たことが無いベトナム人はザラザラ雪でも大喜びするでしょう。3/中からゴザシートを被せておく必要はありますが・・・。多分、満足度はランクSだと思いますよ。北海道を良く知る台湾人にはこう上手く行きませんが・・・。因みに満足度のランク特Sは弘前の桜で、ランクAは新幹線で北海道に渡る事です。ベトナム新幹線開業は2050年目標とかなり遠いのです。


議会報告会の話題(その2)

2016-11-07 12:02:57 | しもきた

参加した2名のうち、もう一人の方が「ジオパークを聞かれても説明できないので冊子があれば」という発言をしました。その通りですね。以前私は議会説明会後に参考にして下さいと議員からガイドブックを頂きましたが、その中では川内のホタテ、ナマコに全く触れておらず残念に感じていました。今回の意見交換の最後に「是非、冊子にはホタテ、ナマコを入れてほしい」と要望しました。川内川渓谷のPAにある説明板にはキチンと書いてありましたよ。川内は「海と山と川の恵み」が大切です。その自然の恩恵を忘れてはいけないと思いますね。ガイドブックに載せていないのはちょっと解せませんね。


議会報告会の話題(その1)

2016-11-06 22:50:37 | しもきた

今回、川内のテーマである「第一次産業の振興について」の所で、私はベトナム人の健康志向は日本と同等以上かも知れない、という話をしました。今回は例え話で黒ニンニクの話をしました。黒ニンニクはベトナムにもありますが、それでも嫁はお土産にリクエストしてきます。青森の黒ニンニクの品質の良さを分かっているのですね。会議では有名産地でないと黒ニンニクが作れないと思っている議員も居たようですが、そんなことはありません。私の短い家庭菜園の経験からでも「タネさえ良ければ作り易い野菜」と感じています。余談ですが、私は畑でニンニクとミニトマトを輪作で作っています。とても相性が良くて畑を有効的に使えますよ。


議会報告会に出てみた

2016-11-06 01:28:03 | しもきた

11/5の18時から川内庁舎で議会報告会&意見交換会がありました。川内では参加市民は2名でした。天候も悪く寂しい人数でしたが、発言時間が十分取れたので良かったです。1.5時間のうち半分はゴミ問題でした。議員同士でも発言が盛り上がりました。採決に反対した議員が偶然2名居たんですね。また、私も「前からゴミが問題になるのは分かっていた事ではないか。全国に参考事例も沢山あるのに行政、議員は検討してきたのか」とたきつけた格好になりました。ま、いろいろとそれなりの理由はあるでしょうが・・・。残りは川内のテーマであった「第一次産業の振興について」でした。私は2点提案しました。ブログで書いた通り「苗作り」と「ブドウ、イチゴ、キウイ栽培」が一つと「ミニむつ市フェア」のベトナムでの開催です。議員の方はベトナム話が興味ありそうでしたが、川内にとっては産業基盤である農林業の立て直しの方が持続的に重要なはずです。この話しは若手労働者不足で終わっている感じでした。農業関係の議員の方も居りましたし、もう少し時間がほしいところでした。それと川内を代表して「ジオパーク冊子にはホタテとナマコを絶対載せてくださいね」と要望しておきましたよ。


議会説明会を前にして

2016-11-03 22:52:02 | しもきた

 11/5に川内でも議会説明会があるようです。川内ではテーマが「第一次産業の振興について」ですね。これは的を得ているかも知れませんね。この地では産業基盤である第一次産業からの展開が重要です。西通りはホタテ、タラ、ナマコ、焼き干しなど海産物は元気があります。問題は農林業ですね。この農林業について最近まで炭窯作りのお手伝いをしていましたのでちょっと考えてみました。キーワードは「苗作り」「ブドウ、イチゴ、キウイ栽培」です。
・川内地区はむつ市管轄の森林の9割が存在する。
・チップ産業は活況であるが維持管理が問題で植林事業は大切。
・ナラの木の種子であるドングリは無限にあり休耕田なども多い。
・下北ワインというブドウ栽培の手本がある。
・夏秋イチゴは気候に適合しているが西通りへの広がりが薄い。
・キウイはサル、クマ、カモシカの食害に遭いにくい。
・ブドウ、イチゴ、キウイは早期に結実し結果が分かる。
・作業は比較的高齢者でもできるし規模も分散できる。
・上記果物を使用したスイーツは都会では大人気。地元高校生などでもアイデアを出せる。
私は「苗プロジェクト」に絡めて栽培気運が高まり地域産業に育って行けるのではないかと考えています。