土木学会誌11月号に書いてありました。学生時代からですのでもう入会40年を越えましたね。さて、ダムカレーは全国で81種もあるらしいです。私も黒部ダムで食べたことがあります。施工教室というのは料理教室ですね。面白いのはレシピを施工マニュアルと言って社外秘にしている事です。
大湊アーチダムも土木遺産になっていたように思います。現地でプレートを見たことが有ります。願わくは、これに川内ダム(グラウト含)と岩谷沢ダム(魚道含)で下北3大ダムカレーの競演を見てみたいですね。あれっ、海軍カレーはダムカレーの事???
昨日ブログの「下北の地震のゆれ」へのアクセスが多かったので少し補足しておきます。一般に震度分布は震央からの距離に比例します。しかしながら、表層と下部の硬い地層の関係から地表近くの地震動の増幅度合いは地域で異なります。つまり、揺れやすい地盤と言うのが有ります。青森県の報告書で想定されている太平洋側海溝型地震の揺れは下北で震度6強~5弱(M6.4~4.5)のバラツキが出ています。これは国の防災のHPでも見れるようです。ちょっと気になるのは、日本海溝側の見直し理由と内陸直下型地震を青森市付近の一つに絞った理由ですね。
興味深い公開講座を聞く事が出来ました。タイトルは「下北半島の地盤と地震のゆれ」です。2015年4月23日に起きたむつ市が震源のM3.8深さ7kmを分析していました。下北で揺れやすい地盤は結果として田名部川周辺と六ヶ所周辺でした。
本日テレビで記念番組がありましたね。録画しておきましたので後からじっくり見ます。さらっと見た印象では良く出来ていますね。コマーシャルも頭に残ります。川内も野平が出ていました。ホタテとナマコはやはり出ませんでした。ただ、ジオガイドのコメントが随所に入っていて良かったですね。それとベゴ餅も良かったです。
10月25日の写真です。多分、今週末が見頃でしょうか。この時期だけ商売になるかも知れませんね。軽トラで農産物を売ったり、記念写真をとってあげたりです。ここにジオパークの説明板がありました。なかなか良く出来ています。このくらいガイドブックにも書いて欲しかったなあ、と思います。ガイドブックにはホタテもナマコも出て来ません。
10/10東奥日報WEBで伝えておりました。
-下北ジオパークに認定証/静岡で全国大会-
日本ジオパーク委員会は10日、静岡県沼津市で開幕した日本ジオパーク全国大会の席上、青森県の下北5市町村の産学官民が一体で取り組んできた「下北ジオパーク」を含む国内5地域に、日本ジオパークの認定証を渡した。下北の住民を代表して田名部中学校2年生の古川若葉さんと浜道れもんさんが、同委員会の中田節也副委員長から認定証を受け、晴れやかな笑顔を見せた。
-引用終わり-
先ずは良かったですね。認定証の授与も役人ではなく地元中学生だったので良かったです。気になっていました。だだ、これからですね。どう運営していくんでしょうか。
ちょうど一年くらい前ですか、むつ総合戦略の話題があり、確か「ジオパークのおもてなし隊で50人雇用する」と聞いたような気がします。この総合戦略は毎年チェックが入ることになっていますので大変です。
さて、ジオパークは「保全を目的としたプログラム」なんですよね。「素晴らしい資源材料を有している」ではなくて「それをどう保全していくかの運用マネジメント」なのですね。一般的には「教育ツーリズム」に活用するのが手っ取り早いでしょう。
私はちょうど「川内炭プロジェクト」に関わっていますが、この「炭作り」が「地域の持続可能な営みを進める仕組み」としてピッタリなのです。審査委員の車に手を振ってくれ、とありましたが、私は連絡が無くてもたぶん手を振りましたよ。時間があれば炭作りを見ていってほしかったくらいに思っていました。
いま下北に炭作りは一つしかありません。「炭窯作りが、少しひび割れで空気が入り失敗した」とTVで流れましたが、それも一つの教訓です。
私は炭作りのNPOに「ジオパークカリキュラムへの組み入れ」について提案しようと考えています。これは「ジオパーク教育とのコラボ」というモノを考えてはどうか、という事です。
現在、青森県では県立高校に関する次期計画の検討に入っています。簡単に言いますと「今後の統廃合をどうするか」という事です。先日、地区意見交換会が開かれた、と聞いています。県だよりには検討の背景が3点書かれています。
1.グローバル化・情報化による社会の急速な変化
2.生徒の多様化
3.生徒数の減少
一方、本日10/5の東奥日報社説でも触れていましたが、地域高校の役割や在り方について考えさせられる取り組みがあります。大湊川内校舎の「グローカルマインド学習」です。地域活性化のために何が出来るか「生徒自ら考えて行動していく」というものです。
私はこの事業に地元NPOに協力する形で関わり、最初から経過を見る事が出来ました。第三者の目で見ても、この取り組みは「全国に先駆けたモデルケース」となると見ております。
人口減少で全国各地に増加する「小規模校の役割」が明確に打ち出されており、親や生徒に過度な負担を掛ける「学力向上と大学進学至上主義以外の道筋」を暗示しているからです。
この小さな町で起こっている出来事に私は期待を寄せています。
脇野沢での車中から、フェリー発着場で外国人カップル(多分欧米人)を見かけました。この地区で外国人旅行客を見るのはかなり珍しいです。案内板地図を見ているようでした。「案内板の英語対応は出来ているのかなぁ」と・・・。
さて、丁度むつ方面のJRバスは出てしまい、このバスに乗らない彼らは何処に行くのだろうか、と思いました。フェリーが岸壁に見えていたので「新幹線今別-蟹田-脇野沢-仏ヶ浦」の海上ルートではあるまいか、と思いました。残念ですが、我が川内は通りませんね。
例えば脇野沢-川内-大間の陸上ルートというのは考えられないだろうか、と思いました。定期バスは無いので自家用車か観光旅行バスしかありません。その場合、脇野沢でも大間からでもフェリーの発着時間を考えると移動時間は3時間しかありませんので、途中の観光は殆ど出来ません。この場合川内は素通りですね。特に観光資源の乏しい川内への立ち寄りは厳しいのです。
そこで立ち寄り機会を作る工夫が必要となります。視点は2つです。「食」と「体験型」です。
私の提唱しているベトナム人の訪日観光「青函下北魅惑の旅」もその一つであります。
9/26健康診断がありました。ちょっと気が付いた事が有りましたので書き留めておきます。
検診そのものは順序良く段取られていて良かったです。帰りの玄関で「減塩トン汁」みたいなサービスがあり、箸でアンケート取れるようになっていました。食育とでも言うのでしょうか。
さて、問題は「特定健診の勧誘電話」の事です。どこかのコールセンターに依頼しているようなハガキを見たような気がしますが、2点あります。
一つ目は「市役所に登録している番号では無く、親の電話番号に掛かってきた」と言う点です。多分、電話帳で苗字を調べたのでしょう。「〇〇さんのお宅ですか」と聞いてきたようです。しかも祝日です。サギ電話や健康食品などの勧誘電話に敏感になっているご時世です。
二つ目は「特定健診だけで良いです」と言うと「がん検診に興味は無いのですか?」と質問されました。「えっ、興味ですか?」と思わず返してしまいました。
現在の我が川内町の学校は、地域への活動アピールがハンパないですね。川内中学校がユニフォームを着てパレードしていました。多分、顧問の先生かと思いますが、部活の大会参加結果ペーパーをパレードを見ている人に配っていました。
私も一枚頂きました。大健闘ですね。中体連などの野球、陸上、テニス、バレー、吹奏楽の活動や試合結果が書かれてありました。
以前ブログで書きましたが、スキーのノルディック大会の参加人数と成績が下北でも群を抜いていました。この中から国体選手なんか出るのではないかと期待してしまいます。将来の楽しみな子供たちです。
9/14デーリー東北WEBが伝えておりました。
-むつ「安渡館」 入館者10万人到達-
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むつ市観光交流センター「北の防人大湊 安渡館」は13日、昨年4月のオープンからの入館者数が10万人に到達した。関係者が節目の入館者に花束や記念品を贈り、一緒にくす玉を割って大台達成を祝った。
安渡館は展望台「北の防人大湊 海望館」とともに、大湊地区のにぎわい創出に向けた中核施設として、昨年4月24日にオープン。実在した旧海軍の大湊要港部庁舎がモデルの洋風建築で、地元食材を使った多彩なメニューを提供する食堂や交流スペースなどを備える。
-引用終わり-
これは素直に頑張ったと思います。切れ目のないイベントが功を奏したのでしょう。それに比べると「来さまい館」や「来さまい広場」の一帯は元気が無いように思います。運営を指定管理にしてみたらどうでしょうか。
8/17デーリー東北WEBで伝えておりました。
-炭窯再建に情熱 むつ市川内の飛内さん-
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下北地域唯一の炭窯の存続に情熱を燃やす男性がむつ市にいる。同市川内町蛎崎の飛内賢司さん(81)だ。2002年に建設した炭窯が昨年夏、老朽化で天井部分が崩壊した。一時は年齢的に再建断念も考えたが、地元の炭を求める住民の声や地域活性化に取り組む地元高校生に触発されて再生に着手し、本体は9月初めにも完成予定。飛内さんは「地元の人が求めてくれる限り炭を作りたい。炭窯を市民の交流の場として活用できれば」と、傘寿を過ぎてもなお元気いっぱいだ。
-引用終わり-
BBQ大会に先立ち、むつ市長のFAAVO達成記念品贈呈とお祝いのお言葉がありました。ポイントは3つある、と言っていました。「FAAVO目標達成」「高齢者の元気」「地域資源である炭の生産」です。たまには良い事も言います。「高齢者の元気」です。
私はUターンして感じている事があります。誤解を恐れず言いますと「諦めている高齢者が多い」という事です。
そのような意味から飛内さんに「アッパレ」を言いたいですね。