塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

東京湾アクアラインと海ほたる

2016年05月24日 | 旅行
  
このところ一気に季節が夏に近づいた感じですね。先週末は趣味の城跡めぐりで東京湾アクアラインを初めて通り、房総半島まで行ってきました。その日は潮干狩りの解禁日だかなんだかで、運悪く行きも帰りも大渋滞でした。原因ははっきりしていて、千葉県側・神奈川県側どちらから行ってもアクアラインの入口で2車線道路と2車線道路が合流して2車線になっているからでしょう。建設時にはこんなに混雑するとは考えなかったのでしょうか。皮肉なものです^^;

ただ、それさえなければ便利で綺麗な道路ですし、途中の海ほたるもそれだけで十分観光地として成り立つように思いました。造られたばかりの頃は無駄な道路の筆頭のようにいわれ、故ハマコーさんがいろいろと槍玉に挙げられていましたが、あれから東京ドイツ村ができたり木更津がベッドタウン化したりと需要は確実に伸びているのでしょうね。

神奈川県側から入ると、途中の道路脇にはこれぞ川崎!といった大工業地帯の風景が広がり、真上には羽田に着陸する飛行機が間近を飛んでいたりと、車窓からの景色もまた立派な観光資源になっています。



一日中遊べる…とまではいえませんが、360°オーシャンビューの海ほたるは歩いているだけで十分時間が過ぎていきます。


海ほたるから神奈川県側を望む



横浜方面の眺望



君津・富津の工業地帯を望む


春霞でだいぶ煙っていますが、冬場だとおそらくかなり美しくはっきり見えるのでしょう。ただし、海風が常に吹き付けるのでとみに寒いでしょうが。

開通から来年で20周年となるアクアライン。そんな海ほたるはセキレイの住処としても定着しているようでした。デッキには巣からはぐれたのか一羽のひなが佇んでいて、近づいてもなかなか逃げようとしません。手の届きそうなくらい近寄ってカメラを向けても飛び出さないので、彼女(彼?)をモデルに撮影会をしてみました。





なかなか可愛いもんですね。

そうこうしているうちに成鳥が一羽やってきて、ひなに近づいていきます。どうやら親鳥が餌を与えに来たようでした。慌ててカメラを向け直しますが、一瞬のこととて上手くは撮れませんでした。



海ほたるではUターンができるので、ここを目的地に遊びに来るのも、小さなお子さん連れのご家族なんかには良いのではないかなと思いました。それでは最後に、満月の夜景をどうぞ。道路が輝いているのは渋滞しているからです(笑)。