このブログは、訪れた人がどの記事を読んだのかとか、どんなキーワードで検索したのかが分かるようになっているのですが、毎日のように検索されているのがJ:COMについて書いた記事です。もう4年も前の記事なんですが、いまだに上位にランクインしています。それほどJ:COMは今なお強引な勧誘を続けているということでしょうか。先日も、工事の勧誘の封筒が投函されていましたが。
さて、ケーブルテレビに限らず、マンションではマンション単位で契約をしている業務というものが少なからずあります。今日も水道管の点検業者が来ました。この点検は、今日を逃すと次は2年後ということだったので受けないわけにはいかなかったのですが、なかには「そんなにしょっちゅうやる必要あるの?」と首をかしげたくなるものもあります。
まずはエレベーター点検です。2、3か月に1回くらいやってるような気がします。エレベーターは複数あるし、点検の間使えなくなるだけなのでそれほど支障はありませんが、そんなに年に何度もやる必要があるのか疑問です。もちろん、シンドラー社製エレベーター事故以来、エレベーター整備への風当たりが強くなっているのは事実でしょう。しかし、だからといって年に5回も6回もやる意味があるのでしょうか。
もう1つ、しょちゅうやってくるものに火災報知機点検があります。これも2か月に1回くらいやってきます。一戸一戸まわって家中の火災報知機に機材を充ててなるかどうか試すわけですが、その日は1日中いたるところから「火事です!火事です!」の警報が聞こえてくるわけです。これももちろん大切な点検なんでしょうが、こうも度々警報が鳴り響くと、実際に火事になった時も点検と勘違いして誰も見向きもしなくなってしまうんじゃないかと心配になります。
こんなに頻繁に点検をして、誰のためになるかと考えると、どうも住民のためではないような気がしてきます。点検も1回1回タダじゃないでしょうから、点検の回数が増えるほど喜ぶのは業者でしょう。そして、点検費用は管理費として住民から毎月支払われている訳ですから、点検の回数を増やそうが減らそうがマンションの建設会社や運営会社には何の影響もないのでしょう。となれば、点検業者とマンション運営会社の間で馴れ合いがあるとしても不思議ではないように感じてしまいます。
邪険に考えすぎでしょうか。。