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像と刻印(黙示録講解 Vol.22)

2019年07月14日 | Good News
第二の獣は、獣の像に息を吹き込む事を許されて、獣の像がものを言うことさえ出来る様にし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。(13:15)

この獣による恐るべき世界統一国家の到来を、自分達は経験する事はないだろうと考えている(艱難前携挙説)クリスチャンが、ほとんどである反面、この終末時代は既に始まっていると考えているクリスチャンもいる。それは、マタイ24章36-44節の終末時代に対する警告を見ると、再臨の日まで人々は普通に生活しているからである。

14節「像を造るように命じた」 
15節「像を拝まない者を殺した」
16節「刻印を押させた」
17節「刻印がなければ、生活できなくなった」

この一連の流れが「全地が獣に従った」具体的な経由である。この「像・イコン(アイコンの語源)」は、
滅びる事のない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像(イコン)と取り替えたのです。(ローマ1:23) の像のことで、黙示録では単数形で記されている。

つまり、15節の「拝ませた」は、巨大な反キリスト像を建て、それを人々に拝ませると言う事ではなく、それは「ものを言う」ほどに活性化した世界統一国家による(金融)システムの事であると考えられる。

また、16節の「押させた」は、 ディドミー・ 提供する・与えると言う意味で、この刻印は、強制的・無意識的に人間に付けられるものではなく、個人の意志によって、自発的に与えられるものである。

それ像(システム)に従わなければ、国家は維持する事が出来なくなり、それに反抗する者、つまり「拝まない者」は殺される。事実、それは既に、現実のものとなっているのである。(メッセージより抜粋)
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3 コメント

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今日の学び (Kent)
2019-07-14 23:32:08
今日の礼拝は、黙示録13章の後半でした。この章には、終末時代に現れる、反キリストと偽預言者のことが書かれています。今までの歴史中で、クリスチャンを迫害した者が沢山いましたが、終末時代が起こって来ている今だからこそ、666とは誰なのか?そして、クリスチャンはそれにどう対応しなければならないのか?について、祈り求めて行かなければいけないと思いました。偽預言者が与える刻印について、今までは体中に入れるベリチップの様なものだと思っていましたが、実はそうではないと言うことを、今日のメッセージと、今の時代をみて分かりました。本当に黙示録の学びは、気をつけて、吟味しなければいけないと思いました。今日のメッセージでも、学校では教えられてない、本当の歴史を学ぶことができ、正直、驚いたこともありました。これからも、もっと深く聖書と黙示録を学ばなければいけないと思わされました。
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地中からの獣 (Mimita)
2019-07-28 21:20:01
黙示録13章の後半。
「地中からの獣」とは、「天から」との対比を表している。まさに「神と敵対するもの」=サタン、偽預言者、反キリストのことである。
私たちは、クリスチャンを迫害する、ローマ皇帝や共産主義者を思い浮かべることが多いが、実は、悪の独裁者ではなく、思想やシステムがこの世の中に及ぼしている影響を今日、学び、背筋が凍る思いをしました。私たちは、その中で、すでに安住しています。
マタイによる福音書6章24節は、「真理だ」と実感しました。だからこそ、「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。」(マタイ6:33)とイエス様が教えてくださったのだ、とまた、深く、御言葉が心に沁みました。
新たな気づきに感謝しつつ。
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心あるものは、、、 (MU)
2019-11-14 15:30:54
13章後半では、第二の獣の特徴と働きについてまとめていただいた。そして、「像(イコン)」についての考察。ちょうど今週のスモールグループで、ルカ16章を読んだこともあり、メッセージ中、私の頭には「神と富(マモン)とに仕えることはできない。」の御言葉がBGMのように流れ、日頃の生活を振り返って身が引き締まる思いだった。

日常生活に埋没するな、これは、えんぢぇる師の基本の教え。マタイ24章、終末の兆しにあるように、その「時」まで人々は普通に生活している。「時」がもうすぐそこにあることに気づかず、もうその流れの只中にいることも知らず。だから「考えなさい、思慮深く振舞いなさい、全体像を把握しなさい」と聖書は語る。

いつあっても大丈夫なように準備すること。先延ばしが習慣づいてしまっている私には耳が痛い。しかしそれこそが黙示録の、聖書全体のメッセージ。今回の教えにも心から感謝します。
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