悪しき日にあってよく抵抗し、全てを成し遂げて、しっかりと立つことが出来る様に、神の武具を取りなさい。 (エペソ6:13)💣 西側諸国は軍事参入はしないが、ウクライナへの武器供給と経済援助、ロシアに対する経済制裁、情報工作等でプーチンを追い詰めている。ゼレンスキーはEU参加に署名したと言っているが、もし本当にウクライナがEUに加盟したとすると、プーチンは直ちにEUへのガスパイプラインを止めるだろう。するとエネルギー源の40%を失ったEUは凍え死んでしまう。プーチンの強みはここにある。今、EU諸国はこぞって反プーチンの声を挙げているが、この本質的な問題については何故か誰も触れていない。
しかし既に、石油価格(1日60%!!)高騰、ルーブルは1/3に下落、ロシア航空圏閉鎖、小麦等の農産物の高騰、車の製造等に使われるニッケル等の金属類の供給等々、経済的な影響が世界中に波及し始めている。過去の例からすると、こうした制裁によって戦いが終ったケースはなく、制裁によって発生するのは戦争である。しかも、ロシアはウクライナに対する最後の脅しとしてベラルーシに核兵器を置いた。
今回の問題は、どの国の誰がこう言ったとか、何をしたかではなく、プーチンが何を言って何をするかで決まる。それは本人にしか分からない事だが、ここ数日間で資産の3分の1を凍結された彼は、相当な覚悟で今回の問題を決着させようとしている。対するDPも、不正選挙によってトランプを失脚させた時の様に勝つ為には手段を選ばず、今後何が起るのか全く予測が付かない状況である。ただ、聖書を読んでいる者だけに分かる事があるので、次回はそれについてお話しする。
