「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

独り言~やっとクルマがやってきた!~

2009年08月04日 | 独り言

なかなか忘れることが出来そうにない運命の日、7月19日(日)。

釣りの帰りに交通事故に遭遇し余儀なく廃車の憂き目にあってしまって、クルマ不在の日々が続き「髀肉之嘆」をかこっていたが、ようやく新しいクルマがやってきた。

新車のプリウスが欲しかったが、来年3月の納車予定ともなると、とても待ちきれないので中古車を選んだがそれでも車検整備や登録などに時間がかかり丁度2週間待たされて、8月1日(土)の夕方に納車の運びとなったもの。

乗り慣れない車を夜間に運転するほど自分の神経は図太くない。その夜は運転のマニュアル書やカーナビの操作などに首っ引き。

これまでクラウンの「アスリートV」(先々代)に乗ってきたが今度購入したのはゼロクラウン(先代)。同じクラウンだが、結構変更箇所が多かった。

                         
       先々代                      ゼロクラウン

使い慣れている方は”今さら”という話だろうが、一番大きな違いはスマートキーで、所持しているだけでクルマのドアの開閉からエンジンスタートまでできるとは。それにバックガイドモニターも便利がいいし、瞬間燃費が表示できるのもいい。やはり時の流れとともに着実に進化しているのが分かる。

さあ、翌日の日曜日(2日)は2週間の間に溜まっていた雑用を処理するのに大忙し。

順を追って書いてみよう。

まず早朝の6時半ごろ、交通量の少ない時間帯に出発して修繕を依頼して預けたままになっている「竿とリール」を引き取りに大分市の釣具店までひとっ走り。がら空きの国道を片道20km程度だったが、これでほぼ運転感覚が蘇った。

宗旨替えをしたので、「急ぐ車はドンドン追い越して先に行ってちょうだい」という我ながら驚くほどの寛容な運転。これからは「紅葉マークのクルマ」にも優しくなれそう。

帰途、毎月下旬になったら配送してくる健康食品の代金を支払うためにコンビニに寄る。因みに健康食品とは
「黒にんにく」「黒酢のいいとこ」「オルニチン」の3つ。これでもかなりの「健康おたく」なのである。

一旦帰宅して朝食後、今度はディーラー(修理工場)に置きっぱなしにしているクルマの”こまごま”とした品物を整理しに行った。いよいよ、旧友みたいだったクルマともこれでお別れである。

9年半も大切に乗っていると愛着もひとしおで自分の分身みたいな存在だったが交通事故という不可抗力ではいかんともしがたい。半年前の車検で35万円もかけて整備し、あと7年くらい、通算で30万km程度は乗る積もりだったのに・・・。

ついでに、クルマの変更に伴い「ETC」(高速道路用のカード)の登録し直しについて営業マンと打ち合わせ。結構処理が面倒そうだ。

再度、帰宅して10時ごろからカミサンと近くの神社に交通安全祈願。これまではクルマを買い換えるたびにわざわざ片道50kmほどの宇佐神宮(国宝)に行っていたのだが、今回の事故によって「霊験あらたか」ではなかったので近くの神社に変更というわけ。

行きがけに、宅配便の営業所に寄って2本目の「アキシオム80」の修理のため岡山県の専門店に発送。因みにこの店主さんは腕は確かだが奄美大島で皆既日食を観測するために7月14日から28日まで2週間の休暇を取っていた。ちょっと豪華すぎ~。

結構、商売が儲かっているんだろうなあ~。オーディオ仲間のM崎さんにこの話をしたら、スピーカー修理はなにしろ設備投資が要らず、経験を積んでコツさえつかめばいいのでこれほどうまい商売はないだろうとのこと。

さて、無事に交通安全祈願を済ませ帰宅して車庫入れのときに家内に新しいクルマの乗り心地を訊いてみたところ、あっさり前のクルマの方が静かで良かったとのこと。やっぱりそうか・・・。

前の車のエンジン型式は直列6気筒、今度の車はV型6気筒なので”もろ”にその違いが出ている。直列6気筒の方が明らかに振動音が少ないし、重厚な乗り心地がする。それに比べてV型6気筒は騒音の面でいまいち。

エンジンの音をオーディオにたとえると、前者は低音が充実したピラミッド型の重厚な音質で、後者は周波数レンジを欲張っているが浅くて薄っぺらな音。

しかし、悪いことばかりではなくフロントノーズが短くなって室内空間が随分と広くなっているし、ハンドルの切り回しもいい、アクセルの踏み心地から随分と燃費が改善されそうな予感がするなど、良い所も多々ある。まあ、「居住空間」と「燃費の改善」を優先したということも時代の流れなんだろう。

ところで、新しい車のナンバーは
53-67。カミサンに言わせると「ゴミ、ろくでなし」だそうだ。結婚前はあんなに純情可憐だった彼女も今ではもう・・・。

とにかく午前中にひととおりの用事を済ませると、午後からは福岡からオーディオ仲間のO君とS君が来てくれた。

我が家ではデジタルボリューム付きの「WADIAのDAコンバーター」を使っているため、プリアンプが不要になり、ずっと直し込んでいた手持ちの2台の引き取りを兼ねて来てもらったもの。

つい先日のブログに投稿したとおり、低域ユニットの改善後では初めてのお客さんであり、我が家には4回目くらいになるので音質の移り変わりをよく承知してくれているので非常に貴重な参考意見になる。

いろんな曲を聴いてもらったが異口同音に、歌手が中央に等身大に位置するようになってこれまでと比べると随分と「音像定位」が良くなったとのこと。

因みにO君の愛用SPはタンノイGRFで、駆動するアンプは真空管845のプッシュプル。ご存知のようにタンノイのSPユニットは同軸ユニットなので音の定位が抜群、音像フォーカスがピタリと決まる。

ここで一言いっておくと、「音質へのこだわり」の系統を大きく分けると「音のレンジ(周波数)優先派」と「音像定位優先派」の二つに分けられる。もちろんこの二つが両立するのが一番いいのだが、そうは簡単に問屋が卸さない。最後はどちらかを優先しなければならないのがオーディオの世界。

結局、自分は前者でO君は後者に属する。世にいうタンノイ派は全てクラシック音楽優先の後者だろうが、自分の場合クラシックもジャズも欲張っているので音像定位には半分目をつぶっており、定位が良くなったという意見は正直言ってうれしい。

おそらく中高域用の「アキシオム80」と低域用のナショナルの「20PW09」がともに口径20cmなのでバランスがとれたのだろう。

しかし、今日のところは、低域ユニットを「20PW09」で聴いてもらったが、
つい先日のオークションでともに口径20cmのアルテックのユニットとフォスターのユニット(低音専用のエッジレス)を落札(8月1日)したのでさらに低域の分解能がよくなりそうで非常に愉しみ。

まず、今日(火曜日)の午後にはアルテックのユニットが到着するので試聴結果はその後ということに。

                          

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