「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

落札できなかったのは 「幸 or 不幸」のどっち?

2024年04月24日 | オークション情報

日頃の読者ならご存知の通り、我が家にはスピーカーや真空管アンプが溢れかえっており、置き場所に困るほどでもう飽和状態に達している。

それに、いまさら新しい機器を揃えたとしても時間的にあとどれくらい楽しめるのか・・、もはや自明の理である。

ところが分かっちゃいるけど止められないのが、オークションでの「掘り出し物」漁り~(笑)。

いまだに、性懲りもなく毎日チェックしているのだから執念というのか、惰性というのか・・、習慣は
恐ろしい。

そして、つい最近 網にかかったのがこのアンプ。



タイトルは「GEC(英国)LS7 パラシングル セパレートアンプ」

真空管「LS7」を使ったシングルアンプは我が家で「AXIOM80」用のベストアンプとして君臨しているエース級のアンプである。これがパラシングルとなると、パワー感も一層増して妙なる響きを醸し出すに違いない。

しかも開始価格が「1000円」となると黙って見逃す手はないよなあ・・(笑)。

オークションの解説にはこうある。

ベテランビルダーさんの手によって丁寧に組上げられたアンプです。
本LS7の単管ラインアンプで中高域が綺麗で透明度があり好印象だった事からパラシングルで組み上げたアンプです。

小出力ではありますが、特段の不満を感じることなくフルレンジユニットで聴いておりました。
アンプの台数が増えてしまい整理目的から出品させて頂きます。

詳細は避けますが、使用部品は海外の著名品を奢り配線材(ヴィンテージ単線)含め手抜きは無いと自負しております。
内部写真を参照下さい。

シャーシはグリーンハンマートーン仕上げのとても綺麗なシャーシで製造中止となり入手は不可能になりました。
尚、使用時間は極少です。

*予備球として揃えたGEC LS7 新品4本をお付けします。

●概要
前段:TELEFUNKEN RE904/MH4
出力管:GEC LS7
整流管:PHILIPS Miniwatt AZ1
電源トランス:PMC-55FM
CHトランス:米MOTOROLA 25K83552-C
INTトランス:LIST特注品 (10KΩ 1:1)
OPTトランス:PMF6WS-3525
●サイズ
W350xD205xH170mm

以上のとおり。

欲しくて、欲しくてもうたまらん‥(笑)。

長年の勘から「上限価格13万円」くらいならいけるんじゃないかな・・、そこでじっくり入札の推移を見守りながら、落札当日の夕方になって乾坤一擲の勝負とばかり「13万円」の値札をパソコンに打ち込んだ! すぐに「あなたが最高値です」のお知らせが踊った・・。

こうなると、もうかなり頭に血が昇っていますね・・(笑)。

そして、いつものように20時ごろから白河夜船で後は結果待ち~。

翌朝(22日 月)、4時ごろに起床してパソコンを開いて一番にメールをチェック・・、無情にも目に飛び込んできたのは「高値更新」!

え~っ、ダメだったのか・・、急いで落札価格を見ると「13万1千円」也~。たった千円の差だった。まあ、ラストの叩き合いともなるともっと上がったかもしれませんがね。

残念は残念だけど、どこかでホッとしたのも事実・・、整流管のソケットを交換して「80」が使えるようにしないと、など「取らぬ狸の皮算用」で落札後の改造の手間が待ち構えていたので~。

潔く諦めて気を取り直すことにした。

これだけたくさんのアンプ(9台)があるのに、落札したとしてもはたしてどれだけ出番があったのかな・・、むしろ落札できなかった方が良かったんじゃないの~(笑)。



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