「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

長生きは したくないねと ジム通い

2021年10月14日 | 独り言

社会的にも生物学的にも「役立たず」となった人間がむやみやたらに延命にこだわるのは傍からみてけっして見よいものではない、いやむしろ周囲の害になるときさえある。

ただし、当事者となると話は別でおそらく「総論賛成・各論反対」が日本中至るところで展開されている光景だろう(笑)。

そういえば昔こういう川柳があった。

長生きは したくないねと ジム通い

そういうわけで、図書館の新刊コーナーで「長生きに関連する本」があるとつい手が伸びてしまう。今回は3冊まとめて記録に残しておこう。


まず左側から。

✰ 「新しい免疫力の教科書」

そもそも「免疫とは何?」だが、本書によると「免疫とは外部から侵入してくるウィルスや菌といった異物から体を守る機能のこと」で、人間の身体にはまず3段階の防御システムが機能している。

「最初は皮膚でブロックし、次に粘膜でブロックし、最後に免疫細胞でブロックして、すべて突破されたときに発病する。」と、非常にわかりやすい。

免疫機能をアップするためにはいろんなアプローチがあるが、そのうちの一つに「体内時計を整える3つのルール」というのがあった。

1 睡眠時間は7時間  2 朝食は必ず食べる 3 夕食は就寝の3時間前までに

外野席から「そのくらいはとっくの昔に分かってるよ」とヤジが飛んできそうだ(笑)。

✰ 「開かれたパンドラの箱~老化・寿命研究の最前線~」

たしかに「最前線の研究」を謳うだけあって、極めて専門的な内容だった。そこで、ややこしいことは抜きにしてポイントだけ挙げておこう。

酵素にはいろんな種類があるがそのうちの一つに「NMN」(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)というのがあり、最近「抗老化物質」として世界中から大きな注目を集めている。

効果がある理由を紹介するとなるとメチャ長くなるので省略するが、「NMN」が含まれている野菜を列挙しておこう。(126頁)

「枝豆、ブロッコリ、キュウリ、キャベツ、アボガド、トマト、マッシュルーム」だが、この中でも「枝豆」は群を抜いている。

ただし、現在は時季外れなのでスーパーで「冷凍もの」を購入している。



運動ジムから帰ってきて、ビールのつまみにかじっているがほんとうに効果があるといいんだけどなあ…(笑)。

そして、最後がこれ。

✰ 「日本長寿食事典」

分厚くて膨大な内容だった。日本で長寿食といえばきりがないし捉えどころがないともいえるので、ただ一つだけピックアップしておこう。

それは「1日に水を2リットルくらい飲む」というもの。

水は新陳代謝を助けて、老廃物や有毒物を体外に排泄する働きもしている。体重の半分以上は水だ。その水を常に入れ換えて新しくしておくことが健康を保つコツである。

水には溶かす働きがあり、体内に有害な物質があればそれをいち早く溶かして体の外に排出してくれる。できるだけ自然に近い水を飲んでサラサラ血液を目指すことが不老長寿の王道である(131頁)。

というわけで、いつも「ミネラルウォーター」を常備して飲んでいる。



これも効果があるといいんだけどなあ・・(笑)。

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