これで3日続けての連続更新になるが、こういうことはブログ開設以来(8年余)初めてのこと。何せ、メールのやり取りを公開しているだけなので、(更新が)すこぶる楽ちん~(笑)。
それでは以下、前回からの続きです。
いきなり「JBL375ドライバー用のホルンが欲しい」と、まるで子供が駄々をこねるような申し出に対して、「北国のおじさん」からまことにご親切なメールが届いた。
「当方は別府には馴染みはありませんが、私的には九州の<武末数馬>さんは青春の思い出、実験などたくさんあります。作ったアンプも数知れず、物置には片チャンネル300Bx10のOTLAMP2台、86タイプや、DA100、300BS、PX-4s、6L6GTsなどが転がっています。
〇〇様に触発されまして45 101D 171 この3本(5V管)のコンパチアンプを作ろうかと思い計画の初期段階です。
こちらの直ぐ近くに友人の<真空管博士>がおりまして、いろいろ教えてもらっています。私より20歳下ですが、真空管のことで質問すればなにも見ないで内部抵抗、μ(ミュー)値などたちどころ返答します。おそらく所蔵数5,000本以上かと思います(本当は本人も解らない)。
それから肝心のホルンの件ですが一吋をガスケツト2インチ用に改造いたしまして送りますのでジックリ試聴検討してみてください。傷だらけですのであまり期待しないでください。私的には以前はゲテモノ趣味だと思ってましたので〇〇様にはそれほどでもないかも知れませんが北国のおじさんから借りたことでお願いいたします。もしお気に入りましたら差し上げます。」
いやあ、「差し上げます」とは本当にありがたいですねえ!お言葉に甘えて額面通りに受け取らせてもらいます(笑)。
すぐに感謝の返信メールを打電した。
「まず当方の住所氏名と電話番号をお知らせしておきます。~省略~。もし送付されるときは、ぜひ着払いでお願いします。それからホルンの件ですが、傷だらけでも結構ですよ。貧乏性なので慣れてますから(笑)。
それと身近に<真空管博士>がおられるとのこと、非常にありがたいことですね。是非私もこれからいろいろ相談に乗せていただきたく、よろしくお願いします。
それから<北国のおじさん>の件を仲間に話したところ、北国では気候の関係でしょうか、必然的に室内の趣味が多くなるので非常に熱心なオーディオマニアが沢山おられるそうですが、とりわけ〇〇県では<M>さんという方から度々稀少管をオークションで落札したそうです。もしかして、ご存知ではありませんか?」
すると、すぐに返信メールが到着した!
「いや~、驚きですね。そのMさんこそ<真空管博士>のことですよ」とのことで二度ビックリ。世間は狭い!一気に距離が縮まった。
そして、待望のホルンが我が家に到着したのは1月12日(月)のことだった。送料元払いとは恐縮の至りです。
すぐに、じっくりブツを拝見したが、もともと楽器だったものを実にうまく加工してある。おそらくドライバーと接続するアタッチメント(木材)の取り付けには随分苦労されたことだろう。
こういう手作りの味がプンプン臭ってくるオーディオ機器は見た目がどうあろうと大好き~。何せ世界で「オンリーワン」の音になるのだから。
「北国のおじさん」からは「くれぐれも過大な期待はしないようにしてください。」と念を押されていたので「大丈夫です。これまで数知れず<期待と失望>を繰り返してきましたのでしっかり免疫ができています。」と返答しておいたが(笑)、とは言いつつも「ホンネと建前」は別で、胸を弾ませながらさっそく試聴テストに移った。
とりあえず、どういう音が出るのか、海のものとも山のものとも分からないので予備テストを実施した。
ここでJBL「2440」ドライバー(375ドライバーの後継機種)のご登場。
お気に入りのJBL「375」ドライバーが万一故障でもしたらたいへんとスペアとして持っていたもので、同じ16Ω仕様である。昨年オークションで超安値で購入して、ダイヤフラム(口径10.2センチ)を新品のダイヤモンドカット付き(JBL純正品ペア)に入れ替えたおかげで見事に蘇ったばかりなので満を持しての初登板。
クロス周波数(ローカット)は標準的な500ヘルツ(20μFのコンデンサー使用)にし、駆動するアンプはたかだか出力1ワット前後の小出力真空管アンプにした。高能率のドライバー(108db!)を大出力アンプで鳴らすほどの太い神経はとても持ち合わせていない(笑)。
ドキドキしながらアンプのスイッチをオン。緊張の一瞬を迎えた!
以下、続く。
そして、待望のホルンが我が家に到着したのは1月12日(月)のことだった。送料元払いとは恐縮の至りです。
すぐに、じっくりブツを拝見したが、もともと楽器だったものを実にうまく加工してある。おそらくドライバーと接続するアタッチメント(木材)の取り付けには随分苦労されたことだろう。
こういう手作りの味がプンプン臭ってくるオーディオ機器は見た目がどうあろうと大好き~。何せ世界で「オンリーワン」の音になるのだから。
「北国のおじさん」からは「くれぐれも過大な期待はしないようにしてください。」と念を押されていたので「大丈夫です。これまで数知れず<期待と失望>を繰り返してきましたのでしっかり免疫ができています。」と返答しておいたが(笑)、とは言いつつも「ホンネと建前」は別で、胸を弾ませながらさっそく試聴テストに移った。
とりあえず、どういう音が出るのか、海のものとも山のものとも分からないので予備テストを実施した。
ここでJBL「2440」ドライバー(375ドライバーの後継機種)のご登場。
お気に入りのJBL「375」ドライバーが万一故障でもしたらたいへんとスペアとして持っていたもので、同じ16Ω仕様である。昨年オークションで超安値で購入して、ダイヤフラム(口径10.2センチ)を新品のダイヤモンドカット付き(JBL純正品ペア)に入れ替えたおかげで見事に蘇ったばかりなので満を持しての初登板。
クロス周波数(ローカット)は標準的な500ヘルツ(20μFのコンデンサー使用)にし、駆動するアンプはたかだか出力1ワット前後の小出力真空管アンプにした。高能率のドライバー(108db!)を大出力アンプで鳴らすほどの太い神経はとても持ち合わせていない(笑)。
ドキドキしながらアンプのスイッチをオン。緊張の一瞬を迎えた!
以下、続く。