「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

話題あれこれ

2013年08月07日 | 独り言

☆ 面白いテレビドラマ

「お父さん、今、面白いテレビドラマがあるけど知ってる?」と、娘。

「フ~ン、どういうドラマかな」

「“半沢直樹”という銀行の内幕を内容にしたドラマで凄い人気よ」

「ああ、知ってるけど、まだ観たことはないなあ。たしか作家の“池井戸 潤”さんの原作を基にしたドラマだな。次回から観てみよう」

九州地方では日曜日の午後9時からの放映で、8月4日、11日と2週連続で三回目と四回目を録画して観たが、なかなかよくできている。

池井戸さんは、慶大を出て三菱銀行に就職され、中途退職して作家に専念された方だが、「果つる底なき」で、ミステリー作家の登竜門とされる「江戸川乱歩賞」(賞金1千万円)を受賞されている。

同賞の受賞作はすべてと言っていいほど読破しているが、この「果つる底なき」も銀行を舞台にした内容で、歴代の受賞作と比べても高水準の作品で実際に銀行勤めをした経験が存分に生かされていた作品との記憶がある。以後、池井戸さんの作品は注目して手当たり次第読んだ。

テレビドラマ「半沢直樹」もがんじがらめの銀行組織の中で出世競争、上司と部下の軋轢、やられたらやり返す「倍返し」など、日頃から息が詰まるような組織の中で悪戦苦闘する会社員のストレス解消ドラマの印象を受けた。

ま、これからも続けて観てみることにしようかな。

それにしても、池井戸さんは以前このブログでも取り上げた「下町ロケット」で直木賞を受賞されてから大ブレークしたようだ。いまや、百田尚樹さんと並んで、書けば売れるというベストセラー作家になっている。

基本的に、苦闘の末に最後は正義が勝つという「勧善懲悪」の筋書きなので読みやすいのだろう。ヒーローづくりもうまい。ただし、いろいろ読んでみたがいまだにデヴュー作の「果つる底なき」を越える作品が出ていないのが残念。

☆ 数年ぶりの人間ドック

5日(月)は数年ぶりに人間ドックに入った。

「自覚症状が出たときはもう遅いよ。少なくとも年に一度は是非受けなさい。自分もおかげで命拾いしたよ」との、知人の真剣なアドバイスに素直に従ったわけだが、幸いなことに、内臓に関する所見はいっさいなかった。

一番怖かったガンが発見されなくてホット一息。万一のときは「陽子線治療」を受けるつもりだが何と300万円もかかる。その分オーディオシステムに回せるからうれしい(笑)。

ただし唯一、数値が悪化していたのがHBA1C(1か月間の血糖値の指標)。
ここ10年では最悪の状態になっていた。

実は思い当たることが大いにある。

先般の北海道旅行で「食わねば損」とばかり、意地汚く暴飲暴食をしたこと(笑)。

ここ1か月ばかり、梅酒をはじめ自宅で作った果実酒をつい口当たりがいいものだから飲み過ぎたこと。家内によると、氷砂糖を山ほど入れているので、まるで「砂糖水」を呑むようなものだと厳しく諌められた。

おまけに、先般のブログに書いたように「芋焼酎+カボス」の時期が到来して、夕方から毎日のように誘惑に負けていることなど枚挙にいとまがない。
 

運動の方は連日、日課のようにしてこまめに取り組んでいるのだが、どうやら効果の程は「過飲食」には到底及ばないようだ。

とにかく、これからのモットーは「腹八分目」である。

それから、今回の人間ドックでの唯一の救いは左右の聴力が前回(数年前)よりもむしろ良くなっていたこと。

これは非常にうれしかった。

何といっても耳が聴こえなくなったら「音楽&オーディオ」が楽しめないので、もう「死んだ方がマシ」なんだから(笑)。


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