「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

前言撤回!

2013年08月10日 | オーディオ談義

いつぞやのブログで「オークションで掘り出し物を見つけるのは、もう至難の業」と、書いたことがある。

10年ほど前と違って、現在ではもはや素人と玄人が入り乱れて鵜の目鷹の目で掘り出し物を探しまわっているので、とてもこちらまでお鉢が回ってきそうにないことを嘆いたわけだが、どうやらこの言葉を潔く撤回しないといけないようだ。

そう、超掘り出し物を見つけたのだ!

経緯を記してみよう。

つい最近のブログ「グッドタイミング!」(8月5日付)で、手持ちの「AXIOM301」ユニットを自作のエンクロージャーに取り付けたものの、ユニットの大きさの割にエンクロージャーの容積が小さすぎて、「これは一応“仮の姿”」ということを書いておいた。

               

実際の写真がこれだが、すぐに行動に移すのがマニアたる所以。新しく
それなりのものを作るか、それともオークションで手頃なものがあればいいのだがと「グッドマン エンクロージャー」でググってみたところ、偶然ヒットしたのが「AXIOM301」専用のオリジナルのエンクロージャーで、何と出品の真っ最中!

ユニットの方はすべて取っ払ってあるので、まさに理想的な代物で、もう40年以上も前の製品だが、エンクロージャーは少々傷んでいても十分使えるし、開始価格も1万円と安いのですぐにダボハゼのようにすぐに喰いついた。

                       

「よし、これは絶対手に入れるぞ」。日曜日(4日)の夜が落札日だが、最終価格は6桁ぐらいはいくだろうと覚悟して最高額で入札したまま、就寝。

翌朝の月曜日は人間ドックの日だが、もうそれどころではない。朝一でメールを覗いてみると「あなたが落札者です」とのうれしい知らせ。しかも肝心の値段の方も信じられないような安さで落札、いやあよかったあ、万歳!これだからオークションは止められない(笑)。

どうやらグッドマン社の(オリジナルの)エンクロ-ジャーの本当の値打ちをご存知ない人が多いようだ。内部の定在波を防ぐために後ろ側の角を切って6角形にしているが、とても手が込んでいて、素人ではこういう工作はまず出来ない。

しかも、補助バッフルを使えば「AXIOM80」用にも使えるのが狙い目。

すぐに代金をネットで振り込んだが、何せ図体が大きいものだから送料が1万円かかるのには参った。これはなんと落札価格の4分の1。出品者は神奈川県なので、6日発送で到着予定が8日(木)。

8日は朝からソワソワ、ワクワクする中、10時ごろに無事到着。想像以上に大きくて重たい。横幅51センチ×高さ101センチ×奥行き40センチ。一人で持ち上げるのはとても無理なので、ヤマトさん(2名)に、玄関先で梱包を解いてもらい、部屋の中まで運び込んでもらった。

さあ、いよいよ「AXIOM301」の取り付け工事開始。

            

オリジナルのネットワークが、内部に取り付けられていたが、グッドマンといえどもメーカーの既製品はすべてお粗末なので使うつもりは毛頭なし。

取りつけはかなり難航した。いろいろ試行錯誤の繰り返しで、途中でネジの合うものをホームセンターに買いに入ったり、羽毛の吸音材の調整などやたらに時間がかかって夕方になってようやく1台の取り付けが完了。

                

この日はここで、とうとうギブアップ。もう疲れ果てて、バタンキューだった。

翌朝(金)になると元気回復で、目が覚めると同時に2台目の取り付けにかかった。もう、要領が呑み込めたので、小1時間ほどであっさり終了。

最終的に、自作のネットワークでクロス7000ヘルツ(6db/oct)で「AXIOM301」とJBLの「LE85(裸)」を組み合わせた。

さあ、待望の試聴開始だ~。

以下、続く。


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