「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

独り言~入室料一回500円~

2007年01月20日 | 独り言

現在の生活スタイルは、午後はトレーニング・ジムや用事で外出しているが、午前中は自分の部屋で魔笛の視聴、読書、取り溜めのテレビ録画鑑賞などをしている。

いずれも肩のこらない遊びとはいえ、あまり人に邪魔をされたくない孤独な作業なのだが、少なくとも日に2回ぐらいは90歳になる母がジワっと部屋に入ってくる。すかさず「入室料一回500円」と声を掛けるのだが、まったくの馬耳東風である。

それも、黙って入ってくれればいいのだが、敵もさる者で、必ずどうでもいいような質問を準備して声を発しながら入ってくる。時にはお茶をもってきたりする。足取りも覚束なさそうに入ってこられると、仕方が無いので、やむなく作業を中断して話し相手にならざるを得ない。そして結構な時間居座り続けるのである。

部屋は、音楽試聴室を兼ねているので防音用にかなり重くて開けにくい二重扉にしているのだが、敵はそれをものともせずに浸入してくる。鍵を掛けてもいいのだが、いくらなんでもそれはちょっと可哀相な気がする。

これ以外にも、時々は貯金通帳と印鑑の直し場所が分からなくなったといって家中を探し回るので、その加勢をしてやる。大体がこの繰り返しである。

つい先日には、家内の知り合いの90歳になる元気なおばあちゃんが急逝したが、実にいい死に方だったそうで、カレンダーをめくるのが大好きで朝、床の中でそれこそ半分めくりながら大往生を遂げてしまい関係者一同、見事な死に方だとうなったそうだ。そういう話をそばで聞いていたうちの母親は私なら大騒ぎをして死んでやると嫌味を言う。

お袋という世界中でただ一人の存在であり一日でももっと長生きをしてもらいたいので、自然の摂理を待つ気持ちには到底なれないが、何とかならないものだろうか。

                        

 

 

 


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