運動不足解消のため毎日トレーニング・ジムに通っているが、公設のため12月27日の水曜日から休館日となっている。
開館するのは1月4日からなので、8日間は別の運動を考えなければならない。しかたがないので正月休みで帰省した娘と2人で近くの公園を毎日午後の約1時間ほどウォーキングをしていたが面白いことに気がついた。
トレーニング・ジムでは毎回自転車こぎをしているのだが、ウォーキングとでは同じ費やす時間で比較した場合にどうも消費カロリーが違う感じがする。
自転車の方が短時間で手足が温もり、汗をかくので、個人差はあるかもしれないがウォーキングよりも確実に効率的にカロリーを消費できるようである。
日ごろ、大阪の方で自転車漕ぎをしている娘も同意見であり、しかもどうやら違う筋肉を使うようでふくらはぎのこりをしきりに訴えている。
したがって、カロリー消費に限っては自転車有利なのだが、ウォーキングの場合、大地に直接足を設置するので太ももとふくらはぎの筋肉と骨が丈夫になるという利点もあるようで一概にどちらがよいとはいえないようだ。
これからは、ウォーキングと自転車こぎをうまく組み合わせようと考えているのだが、トレーニングジムの休館がこれからの運動習慣に思わぬ示唆を与えてくれた。
また、ウォーキングは話をしながら出来るのが強みで久しぶりに娘と長時間に亘って趣味の話を出来たのが面白かった。
娘の話では、宝塚歌劇では男役トップと娘役トップが劇の中心となるそうだが、この二人が歌唱力、演技力、容姿がそろって息が合うことは滅多にないそうで昨年退団した「和央ようか」さんと「花總まり」さんの場合は20年に一度ぐらいという息が合ったゴールデンコンビとして有名だったそうだ。
実はモーツァルトのオペラ「魔笛」もそうで、タミーノ役(王子)とパミーナ役(王女役)の二人のゴールデンコンビには、これまで21セットのCD盤、5セットのDVD盤を聴いてきたが未だに巡り会えない。
どうしても、どちらかの役に何らかの不満が生じるのである。また、テノールとソプラノの二重唱は相性があって簡単にはごまかしが利かないのでアラが目立つのも一因だ。
ことほどさように良いコンビというのは実に難しいものだが、よく考えてみると身近な例で言えば夫婦も男女のペアとして同じことなのだが、我が家の場合は果たしてどういうコンビなんだろう!?