赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

桜と雪

2020-03-29 10:34:34 | 日記

自粛要請の週末、思いのほか寒く、大雪。

うちのそばでは、すごくふってますよ。

都立多摩図書館の前は、こんな感じ

桜はこんな感じ

思ってもないことの連続の春ですね。

いろんなことが中止で、がまん、がまんの日々ですが、創作するには時間ができたってこと。

なにごとも前ムキに考えなくちゃね。

さて、昨日は、マスクを買いにいきました。

まだ、あるのですが、どんな感じで売っているのが知りたくて。

ドラックストアーに開店一時間前にならびました。30分前に今日はマスクをうるかどうか、アナウンスしてくれるそうです。

いつも並んでいる人が教えてくれました。

そうなんです。毎日、並ぶ方もいらっしゃるんですね。

そうして、「押さないでください」といわれながら開店。

やっと買ったマスクはこれです。

じゃーん

たった七枚でした。

 


『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』

2020-03-26 08:46:28 | その他

コロナウィルスがおさまりません。不安ですよね。

今朝、早くスーパーにいったら、品物がなくなっていました。

でも、こんなときだからこそ、詩集なんてどうでしょう。

詩って、こんなに自由なんだって思いました。

やわらかくふくらんでいて感性あふれるフレーズがいっぱいでてきます。

言葉をとても丁寧にあつかっていて、気持ちいい空気があふれています。

たとえば、

「オノマトペは、森のおくにすむ、けものみたいに、ことばのかべを、かんたんに、のりこえてくる」

ーーーことばをつかうかぎり、かならず、ことばのないものにつきあたる。

などなど。

なんか、昨年の文学学校の内田麟太朗さんの講義を思いだしました。

言葉を意味からときはなしてやる、みたいなことを話されたように記憶しています。

高野文子さんの絵もいいです。

テレビのニュースを見ていて、不安になりすぎてしまう方、深呼吸するつもりで読んでみてください。

 

昨日、ひとつ、打ち合わせができました。桜がきれいで、前にすすめそうな気がしました。


高尾山でヘトヘト

2020-03-23 08:36:48 | その他

桜にさそわれて、出かけたくなります。けど、コロナはこわい。

なので、高尾山に行くことにしました。うちからだと、1時間ほどで、ケーブルカー乗り場まで行けます。

桜がきれいにさきほこってました。

ケーブルカーがこんでいたので、リフトでのぼりました。

途中サル園。

サルの家系図は女系だそうです。だれの子かはっきりわからないからかな???

そして薬王院まで行きました。

108段の階段をのぼったら、もう、息切れ。

天狗の像がいっぱいありました。

こんな看板も。

お弁当をたべ、さて、帰りはどうするか?

「くだりなら、歩けるさ」

夫のこのひところで、歩くことに。

てこてこ てこてこ

歩いているうちに、ひざがカクカク。

これが世に言う膝が笑うって状態?

とうことで、ふらふら状態になりながら、下まで。

子どもたちは元気に降りているというのに、運動不足、まるだしです。

ただ、ひさびさ気持ちのいい天気のもとで体を動かしすっきり。

ストレス発散になりました。

また、どこか行きたいなー。旅行もしたいなー。

早くコロナがおさまればいいのにとせつに思います。

 


『トラブル旅行社』廣嶋玲子

2020-03-19 17:19:16 | その他

廣嶋玲子さんがまたまた新刊をだされました!!

トラブル旅行社。 これがおもしろい。

子どもが喜ぶにちがいない、ドキドキハラハラのストーリー。

マジックアイテムをすごくうまくつかっています。最後、ピンチをどうのりきるのか?

絵のコマツシンヤさんは、マンガを書かれていたころから、児童書的なタッチだと思っていました。

今回、ぴったり。

それにしても、廣嶋玲子さんは、こんなにも大量によくかけるものだと思います。

新しいシリーズ、いくつも始まっているのですから。

アイディアもつきるどころか、おもしろくなっていくし。

すばらしいですね。

 

さて、今日は、用があって飯田橋まで。

こもっていう間にも春はやってきていて、

桜が咲き初めていました。

土手の菜の花も。中央線から見えるところです。

 


『できない相談』森絵都 書評を書きました

2020-03-16 09:48:15 | その他

新型コロナでいろんなものが中止、延期です。昨日も楽しみにしていたお祝い会が延期に。

でも、しかたありませんね。今はがまん。行くにしてもちょっと心配でためらいもあります。

昨日の産経新聞に書評を書きました。

 

書評はこちら。3月15日・産経新聞の読書コーナーです。

これはおもしろかった。一口サイズの短い話が38編のっている短編集。

どれにもしっかり山場もオチがあって、さすが。

少し落語を思いだしたりしました。人間の業を肯定っていう立川談志がいったという言葉など。

これだけはがまんできないって、小さなことにこだわってしまうって、すごく人間らしいじゃないですか。

そう、日常のささいなことなのです。

でも、意地をはって闘ってしまうこともあります。

自分はないと思っていても、他人からは丸見えだったりもします。

そんな「ある、ある」がたくさんつまった、楽しい小説です。

 

森絵都さんは、わたしが書き始めた頃に、児童書で大人気になりました。『カラフル』とか『月の船』とか『ダイブ』とか。どれも今でもおもしろい。

そんな森絵都さんの本、書評をわたしが書いていいのかとドキドキしながらも、作品にひっぱられて、今回はどんどん言葉がでてきました。

ちょっとのすきまで読める本、ぜひ、手にとってください。