赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

中学選抜ビブリオバトル東京大会を見てきました!

2017-03-30 09:04:37 | その他
昨日、青山学院大学でおこなわれた中学生のビブリオバトル決戦を見てきました。情報は粕谷さんからいただきました。読みたい本を紹介する書評合戦です。
ひとことでいって、おもしろかったし、投票できるので、あきないで聞いていられます。
そして、中学生、選抜だからそうなのでしょうが、トークがうまい。うますぎる~~。ほんとうに中学生かっと、首をひねってしまうほど。

個性もでて、工夫もされていて、感心ばかりしてきました。

 

予選もとてもよく、軍歌を歌ってはじめたり、裁判の現場のような話し方でいったりと、さまざまな工夫がありました。応援したい本もありました。うまい子どうし同じグループでぶつかったりと、いろいろ運が左右されるだろうなっと思ったりしました。

決勝でチャンプ本に輝いたのは 
数学テロのお話だそうです。「そこはいえません」とテロの内容など質問されてもうまくかわして、読みたい気持ちをふくらませるのが巧みな発表者でした。

準チャンプ本は


大阪大学の教授たちがドーナツをまじめに考えた論文(?)なのでしょうか。こちらも、男子で、頭の回転の速くて、どんな質問にも躊躇せず的確に答えていました。

決勝も男子のほうが多く残り、検討していました。本のチョイスが変わっているほうが興味をそそるみたいで、小説のほうが紹介がむずかしいようで、好みもわかれるのか、手があがりにくい。ちょっと残念なところです。
中一と中三の差も、とても大きいと思いました。
そんな中、わたしが手をあげたのは、『時刻表二万キロ』 
ひとり鉄道部だという彼の、そぼくな語り口と鉄道愛にひかれました。

芸人さんのように、ぐいぐい興味をあおるのもいいけれど、その人の底に流れている思いがじんわり感じられる話口も捨てがたい。

まあ、そんなこんなで、感動しまくりの一日です。
こういうことをしているのは、ビブリオバトルを題材にしたアンソロジーをだす予定があるからです。
詳細、発表できるようになったら、しますのでぜひ、見てください。

さて、今回の会場、青山学院大学はわたしの母校。なつかしかったです。学食も行ってきました。真新しくなってましたが、古い校舎も残っていて、ああ、青学だなって思いました。


新しくなったチャペルです。

帰り道、原宿まで歩いて帰りました。
クレヨンハウスにもよりました。クレヨンハウスに行く道に、新しい建物がたっていてびっくり。
   
いっしょだった作家のOさんが、「ここは日本なの?」といったくらい、洗練されていて、真新しくて、びっくりしました。表参道も変わってしまって、素朴さはどこにもありません。
ただ、ひとつ、昔のままの駅舎が心に残りました。

これもとりこわしされる予定のようですが。
クレヨンハウスのことは、また後日、書きます。 



ドールハウス初級講座

2017-03-27 09:06:52 | その他
春はいろんなことがあり、家族がばたばたしていて落ち着かないのですが……。

一年間、一ヶ月に一度かよったドールハウス講座が先週で終わりました。初級の課題、カントリーキッチンをなんとかつくることができました。
  

床もはり、壁紙を天井まではり、窓をあけました。キッチン小物は買ったものです。わたしは不器用でへたくそでしたが、てづくりの達成感をたくさん味わいました。おしえてくれたのは、日本ドールハウス協会の相澤和子会長。

東京都美術館で、近々ドールハウスが飾られるそうです。無料スペースだということで、ぜひ、見てください。

一年間、不器用でどうしようと思いながらもかよって、仲よくもなったので、やめるのは残念ですが、中級の和室にはちょっと行けない気がしました。障子をつくらなければなりません。これがむずかしそう。なので断念です。

さて、ドールハウス協会があったのは、小石川。
こんにゃく閻魔さまの源覚寺というのが近くにありました。眼病に効くというので、おまいりを。


こんにゃくがいっぱいそなえられていました。
このまわりは、えんま商店街ですが、今、オリンピックにむけて再開発中だということです。
でも、昔の家も味があるんだけどなーー。
なんでも変わっていく東京ですね。




テレビで紹介されたそうですーー☆

2017-03-25 09:57:37 | その他
昨年書いた『夢は牛のお医者さん』小学館ジュニア文庫は、もとの映画があります。丸山知美さんという方がお医者さんになるまでを追ったドキュメンタリー。

その映画と知美さんが、木曜日、日テレの番組「衝撃のあの人に会いたい」で紹介されたそうです。
けど、わたしは、花粉でヘロヘロ。おまけに聞いてなかったので、見逃してしまいました。
大学の時の友だちがラインで教えてくれました。あちゃ-。見たかったな。家族、親戚、だれも見なかったようです。ゴールデンタイムで、司会者も人気者の番組でした。残念(>_<)


ま、こういうこともあります。友だちが見ていてくれただけでも、ラッキーかな。

夢牛、今年もよろしくお願いします。


『ことづて屋』 寄りそう人 濱野京子

2017-03-23 08:59:03 | その他
昨日の夜、うちのまわりには消防車の音がして、なんか寝不足です。何があったのか? ヘリコプターまできていたみたい(^^;)

『ことづえ屋』の三巻目がでました。濱野京子30冊目の本だそうです。
山門津多恵が頭に聞こえてくる死者の伝言をつたえるシリーズ。死者の伝言なのだから、重くないわけはありません。けど、そこにじーんとくるドラマをまじえるのが作者のうまいところ。今回も五つの伝言にまつわる、物語があります。今回のテーマは愛かな? 


まず、津多恵のキャラが逸脱です。化粧をすると、心持ちが変わるってところが、女心をよく現しています。そして、方向音痴のところも。
伝言にまつわるドラマとともにもどかしく心が動いていたのは、山門津多恵と恵介のふたりの距離感。
津多恵がいじらしくなるくらい、奥手で、しっかししなっていいたくなり、応援しちゃいます。
それが、最後、いい感じにむかっていって、なんか、よかったっと思いました。
「ご縁があるんだね」「ほんとうに、きれいになったね」って、すてきな言葉をいいところでつかっていますね。

あとがきで、濱野京子さんは、

物語としての「ことづて屋」は、この巻で終わりますが、津多恵の仕事は、まだしばらく続きそうです。そして、今を生きる私自身が、一人の書き手として、何をかくのかと問いながら筆をとる日々もまた、続きます。

と書かれています。作家として、自覚をもっていく姿勢に感銘しちゃいました!
弱音ばかりはいている自分に、30冊、めざすぞ!なんて活をいれたりして。

ただ、今朝の日本経済新聞、アマゾンが取り次ぎを通さないで本を売るというニュースはびっくりしました。これから本の業界は大きく変貌しそうです。その変貌がどちらに向かうのか? 本の作り手の良心とほこりは守られるのか。どうなんでしょうね。


春の我が家の植え込み。ちょっとお化粧したように撮ってみました。


金松彩夏さんの朗読

2017-03-21 08:02:52 | その他
金松彩夏さんが神楽坂の朗読とピアノの会をされます。

金松彩夏さんは、わたしが創作教室の講師をした時にいらした金松すみれさんのおじょうさん。
文学座の座員として、いくつもの作品に出演している実力派です。

わたしは観劇をしたことはありますが、直接お会いしたことはありません。ただ、すみれさんから、時折、お話を聞いていたので、とても身近に感じてしまいます。

今回も行きたかったのですが、なかなか自分の時間がとれなくて残念です。ぜひ、興味がある方、すばらしい朗読を味わってください。

金松すみれさんの絵本テキスト大賞をとられた作品も、絵本づくりが進んでいるそうです。こちらもとても楽しみです。

さて、昨日は、買いものがあって、ひさびさ、新宿へ。
バスタ新宿も見てきました。そのそばにNEWMANでランチをしてきました。とてもおしゃれなオイスターバー。夫は牡蠣小屋って感じのところのほうが好きだと文句をいってましたが、牡蠣ご飯の牡蠣がふっくらしていてとてもおいしかった。

ただ、机と机の間がせまいにが残念。もっと余裕がほしいよー。