赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

安田夏菜さん活躍中です

2016-06-29 09:15:53 | その他
安田夏菜さんがブログで拙著『水晶玉を見つめるな』について、書いてくれました。新聞連載中、お忙しい中、本当にありがとうございます。安田夏菜さんのブログ、夏菜の野菜畑見てください。

物語の軽みと重さ、わたしもいつも考えています。どんなあんばいがいいのかと。水晶玉もそういうことを考えながら何度も書き直した作品。
だから、夏菜さんの読んでくれ方がとてもうれしかったです。

関西在中の安田さんとは、ひょんな共通点があり、お知りあいになりました。
まず、落語好き。安田さんが講談社新人賞をとられた作品は落語が題材です。
それから、季節風の合宿にたった一回だけわたしが参加した時、レポートしたのが安田さんの作品。それが『ケロニャンヌ』として本になりました。去年の児文協の学習交流会のパネラーもご一緒しました。

上方の落語に造詣が深い安田さん。
今回、毎日新聞西日本版に『くじらじゃくし』という落語っぽい作品を書かれています。
これが楽しそう。早く単行本にして、読ませておくれ!と言いたくなりました。

また、安田さんは、新作落語の台本で賞もとってらして、プロの方が演じたとか。うらやましい。
わたしも落語の台本、挑戦したかったのですが、〆切が今月末。もう、無理だ~~!

こうやって書くと日々の生活でわたしも余裕がないな。これはいけない、いけない。
ルームランナーの上に乗って落ちないように歩いているような気がする時が、時々あります。
そんな日々を乗り切るためにも、予想される猛暑を乗り切るためにも、シソジュースを作りました。

今は赤ジソが売られる季節。すぐになくなってしまいます。お酢をたっぷりいれて甘さは控えめにしてつくると、家族は好きですぐに飲んでしまいます。わたしの分をとっておいて~~。
赤ジソは買ってくると、すぐにしんなりしてしまうので、早く作るのがミソ。
もう、五年続いているわたしの初夏の風物詩です。

アンソロジー『あまからすっぱい物語』①初恋の味

2016-06-27 17:08:01 | その他
突然、思いたってスマホを買い換えたわたし。
慣れない機種で、いろいろ後悔をしています。(T_T) 安くはなったけれど、手放したものもあって・・・。

さてさて。
ずっと待っていた『あまからすっぱい物語』シリーズ(小学館)が出版されました。これは児文協が編纂にかかわったアンソロジーです。

  


一巻、5人の作家のアンソロジー。わたしは、①初恋の味に『チョコっとサプライズ』を書きました。

タイトルから連想するように、バレンタインデーの話。初めてバレンタインやチョコを題材にしました。
このアンソロジーは原稿用紙30枚。なかなか書きでがあります。
野球部で忍者好きの男の子が主人公。

わたしは、友人でレシピ本もだされている岡本正子さんを取材して少しアレルギーのことを聞いたりしました。けど、アレルギーのことよりも別のエピソードを作品にはいかすことになりました。話を聞くと、いろいろ広がっていくものですね。

読書会のお仲間の濱野京子さんやいとうみくさんとも同じ巻。とても光栄です。そもそも小学館に売り込む一番最初の時、同席していたという縁で加えてもらえました。ラッキーです。みんな、おもしろい!
朝読にぴったりですよ。

さて、週末『夢は牛のお医者さん』ジュニア文庫が出版されて本屋さんにも並びました。
この本、原画展の本屋さんでは、サイン本も売り出してもらえるそうです。わたしもサインするそうな・・・。なんと人気イラストレーターの宮尾和孝さんも、サインしてくれるそうで、わたしと宮尾さんとひとつの本にふたりのサインが書かれるそうです。めったにないですよね。わたしも宮尾さんのサイン、ほしいな~~。

サインはにがて科目ですが、なんとかがんばります。
サイン本が売られるフェアの会場はブックハウス神保町。神保町から九段のほうに歩いたところにある、小さくてかわいらしい本屋さん。おもちゃ箱のような店内は、一度は訪れるといいですよ。


『夢は牛のお医者さん』 出来上がりました

2016-06-23 08:19:01 | その他
さてさて、思いもよらない方向にいろんなことが流れて、ゆれる今日この頃……。

前々から少しずつお知らせしていた『夢は牛のお医者さん』小学館ジュニア文庫ができあがりました!

高橋秀雄さんが、いち早く読んで感想をアップしてくれました。うれしい!!
ぜひ、見てください。忙しい中、ありがとうございます。

この作品は今は十日町市になっている莇平という地区のたった9人しか生徒がいない小学校が舞台です。新入生のかわりに入学したのは牛三頭。この牛たちがそれぞれ性格が違って、すごくかわいらしい。運動会もともにします。夏休みに世話もします。病気になって心配したり、脱走した牛をさがして連れてかえったり。
でも、牛の運命は決まっていて、それも受けいれていきます。みまもる大人たちのまなざしもあたたかい。

牛の運命については、畜産がさかんなこの地区と、都市部とではこのあたり読まれ方に差があると思います。わたしも悩みながら書きました。地方と都市部のいろんな差にも気付きました。

そういう意味もあって、この作品を書くにあたっては、堀米薫さんの作品など、たくさん読ませていただきました。実際に肥育農家さんの堀米さんの作品からは、命の考え方など学ぶことが多くありました。
初めてのノベライズ、手探りで悩み、でも思い切って想像して赤羽風に書かせてもらいました。大らかに自由に書いていいといってくださった編集さんだったからこそ。

『鋼の錬金術師』、『銀の匙』 などで人気の、荒川弘さんの帯もうれしいです。とくに『百姓貴族』は、この作品を書くにあたっても影響を受けました。農家あるあるがいっぱい。笑えるように書いてありますが、びっくりもします。

さて、この作品、たくさんの賞を受賞された映画のノベライズということで、映画のファンの方が注目してくれています。地方、とくに新潟県などであたたかく応援してもらっています。FBからもそれが伝わってきます。
今もいくつかの映画館で上映されているそうです。やわらかな音楽につつまれた映画。機会があったらそちらも見てほしいです。

また、映画監督が書かれた絵本版も同時発売。こちらはわたしはまだ読んでないので、そのうち……

この作品を書くにあたっては、取材に現地に行きました。ご本人にも会い、小学校も見てきました。
とてもきれいな景色です。
 美しい莇平の棚田

 子牛

もっと見たい方は こちら取材の足跡を見てください。



第18回 東京ドールハウス・ミニチュアショウに行きました

2016-06-21 08:54:02 | その他
いろいろバタバタしていますが、土曜日、真夏日のような暑さの中、浅草スカイツリーが見える台東区まで、第18回 東京ドールハウス・ミニチュアショウに行ってきました。一年に一度のミニチュアショウ。娘のラムネとの前々からの約束でした。

行ってみたらすごい人。八階の会場に入るのに、開始前、五階から並ぶ列ができていました。みんなおめあての作家さんがいて、その人の作品がほしいのです。

写真は、許可をもらったものを載せます。
コンテスト応募作。

わたしが特に気に入った、古本屋さん。
 
外観は

後ろ側は


ラムネは歩き回ったのですが、わたしは人の多さに疲れて休憩。
そしたら、子どもがつくった作品を発見。

これはうれしい!!
実はドールハウスをつかった作品を書きたくて、いろいろ試行錯誤している途中なのです。
なんとか一冊。ドールハウスが関係するものを形にしたい。そのための取材もあっていったわけです。
小学生のドングリのおうち、カイコのまゆをつかったランプシェードはすごいアイディア。
やっぱり子どもの発想力はすごいです。

帰り道、浅草をちょっと回ろうかと思ったら、ものすごい観光客の数。その中を人力車のお兄ちゃんが走りまわっていました。



今年もカルガモ!

2016-06-17 08:50:21 | その他
梅雨のせいでしょうか? 姿勢の悪いせいでしょうか?
ビールとか冷たいものの取り過ぎでしょうか? 
いえいえ、ネットの見過ぎ、ケータイゲームのし過ぎかもしれません。
この頃、頭痛がします。。

ならばと、気分転換に散歩へ。昨日の夕方です。
いつものコース、姿見の池に向かいました。
今の季節、半夏生(ハンゲショウ)がきれいです。ちょうど6月の真ん中が見頃。
 

それをシャメしていたら、向こうでゴソゴソと草がゆれています。
うわっと思ったら、カルガモたちがお散歩


そっとそっと近づいて、写真をとらせてもらいました。
まず、親ガモがでてきて
次に子ガモたち。

三羽、そろいましたが、親はもう一羽、待っています。

みんなそろったところで、菖蒲の咲く沼地へ

その間、橋は通行止め。でもだれも急がず、高校生のお兄ちゃんも目を細めて、カルガモたちがわたるのを待っていました。都会はカラスが強くて、カモが育ちにくいといわれています。赤ちゃんのうちにやられてしまうんですね。でも、今年も育ってくれてたのですね。よかった。このまま、元気に大きくなっておくれ~~。

駅から三分の自然。これを残すことは大事ですね。
少し歩いただけで、やんわりして、なんか頭痛がふっとんだ気がしますから。
今週末はここで『ホタルよもう一度の会』が催されます。

今日は晴天。
会報部に出かけます。会報部は、部員がやさしい上に、みんな元気で和気あいあい作業してくれるので、いつも楽しい気持ちにしてもらえます。
さあて、頑張るか!