赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『春や春』森谷明子 を読みました

2022-01-29 13:27:48 | その他

まだまだ、春って感じではないのですが、高校生が俳句甲子園をめざす、青春小説『春や春』を読みました。

著者は森谷明子さん

いやー、おもしろかった。俳句甲子園が熱いです。

また、俳句のことも詳しく書かれていて、知識としても楽しめます。ほんと、書道についても音楽についても造詣があるようで、作者の知識量にも驚きながら読みました。

部員6人、それぞれの個性、プラス、先生たちの感想、淡い恋い心などなど、盛りだくさん。

俳句甲子園、全部書いたら長くて報告みたいになるのを、うまく緩急をつけて書いてあると、そんなところにも感心しました。

松山に行ってからがおもしろい。

この作品、ビブリオバトルで紹介されていたから読んだんです。今、YOU YUBEで流れています。紹介もうまかった。すぐに読もうって思って、電子図書で買ったのだから。

それで、この森谷明子さん、日本児童文学者協会の会員なんですよね。

こっちは単行本の表紙かな? こっちの表紙のほうが、内容をあらわしている気がします。

すてきな俳句もたくさんのっていました。これも作者が書いたのでしょうか。高校生らしい句を、よく考えたなと、感心しながら読みました。

 

 

さて、先日、お伝えしたわたしの新刊、『わたしらしくCジャンプ』も無事、発刊したようで、今週あたり、本屋さんにならぶようです。

こちらもよろしく!

 


柏葉幸子さん、おめでとうございます!

2022-01-27 14:45:26 | その他

柏葉さんが快挙です。

米国で翻訳出版された児童書の中から傑出した作品に贈られる今年の「バチェルダー賞」に、日本の児童文学作家、柏葉幸子さんに「帰命寺横丁の夏」が選ばれたそうです。

これは、すごい! 日本的なファンタジーの世界が、米国で認められたんだから。

この作品、ちょっと前の作品なので、読んだけど覚えてないんですね。ただ、ふしぎな味わいの柏葉さんらしい作品だったとおぼえています。独特のだいたんなファンタジー世界、わたしは柏葉さんの作品が大好きなのでうれしいです。

これで、児童文学に注目が集まれば、いいですね。

本を読んでくれる子どもが増えるといいなー。

 


大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とアニメ『平家物語』

2022-01-26 18:54:18 | その他

録画でとっていた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ました。三谷幸喜脚本ということで注目されています。

けど、第一話、どうにもこうにも、複雑すぎ。誰が誰とどういう関係か今ひとつつかめず、YOU TUBEでおさらいを。

YOU TUBEには、鎌倉殿の13人のための歴史講座、みたいなのがいくつもあって、わかりやすく解説してくれます。

そして、すごい俳優が何人も出ているこのドラマですが、子役を使わないので、わかりにくいってことが理解できました。

だって、北条政子、小池栄子が20歳くらいの役をしているんですね。小栗旬の北条義時だって、最初は10代だったはず。

なのに、貫禄ある年齢の人がやるから、どうにもこうにもおかしな感じです。とまどってしまいます。

この感じ、今の朝ドラもそう。深津絵里は好きな女優だけど、20代の役はムリがありすぎ。

みんな演技力で選ぶから、こういう感じになるんだよね。でも、どうにかしてくれって、思いっちゃうのは、わたしだけ?

 

で、コロナであまり外出できないのをいいことに、アニメ『平家物語』も見ています。

 

こっちはアニメだから年齢はちゃんと描けています。『鎌倉殿の13人』と時代が近いので、あわせてみるとおもしろいとすすめられて見ているのですが、こっちはとてもわかりやすい。おまけに映像がきれいだし、文学的な雰囲気もあり、お気に入り。

アニメ、あなどれないと思いました。これから、どうなるか、楽しみです。

 


国分寺の講演会、一回目、無事に終了しました

2022-01-24 09:36:44 | その他

昨日、講演会、第一回目、無事に終わりました。

感染対策に気をつけて、人数をもともと少なめに設定していたため、開催することができたのです。

広い会場に、余裕をもってしわり、消毒、換気をしながらおこないました。

これが楽しかったですね。ワークショップ形式で、みなさんが作品を書き、作品集をつくる予定です。

国分寺図書館が協力してくれてできる企画で、なんと、最初、二回だった講座も、三回に増やすことができました。

三月にもう一回できることに。

なので、最後、懇親会をする時間がもてることになりました。

司書さんがつくってくれたチラシ、小学生もきてもらえるようにと、ルビをふりました。そのおかげが、半数が小学生。

たのしいアイディアをたくさん聞かせてもらいました。

夢は宇宙飛行士だよっていう、元気な女の子もいて、はげまさました。おはなしの世界を絵に書いてくれた人もいました。かわいい絵だったなー。

おまけにお母さんがわたしが2014年におこなった絵本講座に参加したって人がいました。これも驚きです。

あのとき、赤ちゃんで保育室にいっていた子が、こんなに大きくかわいらしく、すてきになられたのかと。

また、シニアの方もなかなか読み応えありそうなアイディアを話してくれて、作品のできあがりが楽しみだなー・

実力がありそうな方もちらほら、お見受けしました。

疲れたけど、昨日は帰ってから飲んだビールのおいしかったこと。

 

そして、なんと、わたしの本のデザインをしてくださったCさんとも出会えたのです。

Cさん、『トゲトゲトカゲをつかまえろ!』と二月発売予定の『クスクスムシシを追いはらえ!』のブックデザインを担当してくれました。なんと、国分寺在住でした。

今回、おじょうさんが講座に参加されたってことで、お会いすることができました。

こんなことってあるんですね。

 

 


『わたしらしくCジャンプ』見本が届きました!

2022-01-21 10:41:53 | その他

新刊の見本が届きました。おはなしSDGsというシリーズの作品

『わたしらしくCジャンプ』

SDGsって言葉も、この一年でだいぶよく浸透してきました。

でも、この作品を書き始めた一年前は、わたしは「なんのこっちゃ???」で、一から本を読んで勉強しました。

どこの本屋さんにいってもSDGs関連本はあって、わたしのように、「なんのこっちゃ」って思って読む人が多いんだろうなって感じました。

わたしが今回書いたのは、目標8の「働きがいも 経済成長も」です。

資料を何冊か読んで、どう働くのかってむずかしい問題なんだなって思いました。

でも、小学生に親しみ安くわかってもらうために、今人気のチアダンスに夢中になっている子どもたちを描いて、働くこと、自分の意見を伝えることを伝えました。だから、サブテーマはチアダンス。

表紙もとても気にいっています。なんと、イラストレーターのサトウユカさん、チアダンスの講師をしているそうです。

だから、ダンスの場面がとってもいきいき。踊る楽しさがあふれるように書いてもらっています。

発売は1月27日と聞いてみます。

本屋にならんでいたら、ぜひ、手にとってみてください。