赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

ありがとうございました

2014-08-31 07:24:27 | その他
8月29日金曜日は、『がむしゃら落語』産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞のお祝い会でした。
同人誌「ももたろう」のメンバーたちが企画・運営をしてくれました。


わたしもいろいろわがままをいいました。立食でなく着席で。それで安いほうがいいと。それを見事にクリアして、イタリアンレストランELSAは、すてきなお店でした。約50人ほどがちょうと見渡せて、すばらしいお部屋だったと思います。

運営も、文句なく大成功でした。
わたしは次の作品にむけて全力をださなければという、課題をつきつけられました。
『がむしゃら落語』を越えたねといわれる作品をすぐには書けないかもしれませんが、また、こつこつ、初心にもどり書いていきたいと思いました。

ずっと応援してくださった先生方、ライバルとしてきそうこともある作家の仲間たち、これからデビューして活躍しようと思っている方々、作家をささえる編集の方々、ほんとうにありがとうございます。

下の花束と人形は、ももたろうの同人メンバーがくださったものです。花束には、季節の色とりどりの花がすべてはいっていて、いきおいがあって、今のももたろうのメンバーたちのようです。
準備、大変だったと思います。そのおかげで、思い出に残る会になりました。

 

見上げれば、書くことの山はどこまでも高いです。出版不況のおり、道の足場は悪く、土砂崩れなどもおこっています。
しかし、そこに佐藤さとる先生をはじめ、末吉先生や柏葉さん加藤さんたち、先輩が歩いた道が続いています。足跡を残していてくれます。
横をみれば、いっしょに行こうよと、肩をたたいてくれる、山本悦子さんや濱野さんや安東さんたち仲間が歩いています。
下をみれば、わたしを追い越す勢いで、たくさんの作家の卵たちがのぼってきています。若いだけに勢いよく登ってきます。
これから先の山の急斜面をみると、どこまで登れるのかわかりらないと足がすくみますが、一歩一歩でもすすんでいけば自然にのぼれているはずです。だから、希望をもって顔をあげて、休むことはあっても、おりないでまた、歩いていきたいと思います。

と、これは、お祝い会最後に話そうと用意していた言葉。でも、その場で頭が真っ白になって、忘れてしまいました。別のことをお話しました。だから、ここに書きました。

今日で8月も終わり。
明日から、合評研の準備を始めます。

夏の終わりとアマゾン問題

2014-08-28 08:25:11 | その他
昨日、寄せ植えを見たら、そばに、ぽつんとせみの亡骸が……。急に涼しくなったので、なんだか夏も終わりの気配がただよっています。今日はすずしくて、セーターを着たいくらいの気候です。
明日のお祝い会、ノースリーブを着ようと思っていたわたしは、どうすればいいの????



さて、今朝の朝日新聞
アマゾンの問題がかかれていました。
わたしも送料がかからず、その日に届くこともあるので、アマゾンでよく本をかっていました。でも、今日の出版社を格付けするという記事を見たら、すっと薄ら寒くなりました。

アマゾンは、一度、本をかうと、その本の著者の新刊がでると必ず知らせてくれます。この本を買った方は、こんな本も読んでますと、宣伝をしてくれるので、つい、その本が気になったりします。商売がうまいと思っていたら、送料が安いぶんや、宣伝のお金を出版社が負担していたようですね。

秋に予定の新刊*津金愛子さん

2014-08-26 08:30:18 | その他
広島の土砂災害、毎日報道を見て、心を痛めています。
東京は、急に涼しく秋めいてきました。こういう時に夏のつかれがでるとか。気をつけなければ!
公民館の絵本講座をやったり、母のところ、義父のところに行ったり、会報部の打ち合わせをしたりと、わたしとしては全速力で走ってきたような夏でした。少し涼しくなって、ほっとしています。
ほったらかしの庭のていれをちょっとしたら、蚊にいっぱいさされました。我が家の庭は蚊がいっぱいです。

さて、11月にでる予定の新刊のお知らせ。
『犬をかうまえに』文研出版 です。
絵は、津金愛子(つがねちかこ)さん。
絵本『さよならチワオ』の犬の表情のかわいさに、この方に書いてもらいたいと思いました。今回は、犬が主役のお話なので。

その絵が完成し、今日、見られるというので、今からわくわくしています。絵がつく瞬間って、すごくうれしい!! 
津金さんは、ホームページもステキ。ブログでは、おじょうさんとの日々が語られていて、読んでいて、ほのぼのしてきます。


また、くもん出版からだしたアンソロジー、へんしんライブラリー第一巻目『真夜中のホラー大会』が重版されました。わたしも、『変身・スタジオ』をかいています。このアンソロジーは、小学生の作品ものっています。時間がかかりましたが、重版のお知らせは、やっぱりなによりうれしい(*^_^*)

合評研 世話人会

2014-08-23 08:31:34 | その他

9月7日、日曜日におこなわれる、児文協の合評研(合評研究会)の世話人会が昨日ありました。今回もたくさんの方が参加してくれます。わたしが世話人の幼年童話分科会は、出足が悪かったので、声かけもしました。多くの方がこたえてくれて、参加してくれるようで、ありがたいです。いい会にしたいと、昨日も、会のすすめかたなど、話しあいました。

そして、今回、理事ではないですが、あんびるやすこさんが絵本分科会の世話人になってくれたので、話し合いに来てくれました!ルルとララシリーズ、なんでも魔女商会シリーズ、今、一番いきおいがあるシリーズをかかれている、あんびるさんと、お茶をしていろいろ聞いちゃいました。

ハーブやアロマが好きなあんびるさん。おしゃれできれいで、作品どおりの方でした。あんびるさんの作品を読んで、ハーブやアロマに興味をもたれた子どもも多くいるそうです。ハーブの協会のほうから、短文をかいてとか、依頼をうけ、交流ができたとか。しっとりやさしい話し方にも、作品の魅力があらわれている気がしました。

わたしは母のところに泊まっていて、そこから児文協事務局にむかったのですが、思いたって、水道橋から飯田橋まで歩いてみました。なんでそんなことをしたかっていうと、一度歩いてみたかったから。

また、気になっている作品のストーリーを整理するため、歩いて考えてみたかった。いろいろ心を落ち着けてみたかった、日ごろ運動不足だから、などなど、理由はあるのですが、歩きだしたらすぐに後悔。だって、それも午後一時と暑い時刻。暑い。暑すぎて、汗がたらたら。飯田橋まではすぐ近くだったけれど、紫外線をたっぷりあびて、へたへた・・・・でした。


お祝い会が近づいて、どきどきです。

2014-08-20 10:12:49 | その他

今月末、29日に、同人誌ももたろうの仲間が、わたしの産経児童文学賞受賞のお祝い会をしてくれます。山本悦子さんを中心に心をくだいて、時間をかけて、ていねいに準備をしてくれてます。たいへんありがたく、頭がさがります。

わたしは、祝うほうはいいですが、祝われるほうは、なれていなく、どきどき、そわそわ。落ちつきません。当日、過呼吸になってしまわないか、心配なほど。そうです。臆病で、気が弱いのです。これでも・・・・・・。(ほんとだよ)

おまけに夏バテ。なんとか、体をもちなおして、当日をむかえたいので、シソジュースをつくろうと思いたちました。

さて、お祝い会にむけて、人気作家の廣嶋玲子さんが、てづくりの招き猫人形をつくってくれました。これは、わたしのリクエストに、即、「いいよ!」と答えてくれたものです。その頃の廣嶋玲子さんは、文庫や連載で大忙し。それなのに、お祝いならと嫌な顔もせず、やってくれました。

お祝い会の人数が増えたため、全員にはいきわたりませんが、ももたろうの仲間にあげて、あとは、クイズの景品にします。何度もボツになってもめげないという伝説?がある、人気作家の廣嶋さんのてづくり! 世界でひとつしかない人形です。あげてしまうので、留めておくために写真をとりました。お祝い会にくる方は、クイズであてて、ぜひ、福がついている人形をゲットしてください。

つくってもらった人形は、ひとつとして、同じものがなく、表情もちがい、とても細かな細工がしてあります。

 

 

 

タイのうろことか、風船のもようとか、テントウムシの星の数とか、コックがもっているおいしそうなお料理とか、木にぶらさげたひょうたんとか、本当に、手が込んでいて、よくできています。

お話だけでなく、こんな才能もある廣嶋玲子さん、すごいですね。お人柄も、作品もわたしは大好きです。ぜひ、廣嶋玲子さんの作品も読んでみてください。児文協の雑誌に連載もしていますし、最近『銭天堂』シリーズの新刊をだしたそうです。ホームページも、おしゃれで、すてきです。