赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『ほんとうにあった? 恐怖のお話 闇・怪・魔』など

2018-02-25 16:56:27 | その他
作家で詩人で虫めずる姫の西沢杏子さんが、ご自身のブログで『なみきビブリオバトルストーリー2 決戦は学校公開日』(←タイトル長い!)を紹介してくれました。ていねいに書いていただきました。みなさん、西沢さんのブログを見てください。

また、本当にあった? シリーズ 三巻を出版社の方がおくってくださいました。
三冊まとまるとこんな感じです。

これは、さっそく本屋さんに平積みしてもらっています。こういうの、子どもたちは好きそうです。
この頃とくに短くて、すぐ読めるのが人気のようですね。

ほんとうは、『なみき~~』のほうも平積みしてもらいたいですが、こちらはあまり本屋さんに置いてありません。けど、なかなか評判よさそうです。ブログで紹介してくださった、季節風の方々、ありがとうございます! 

さて、気づけばオリンピックも終わりますね。二月はバタバタしてあわただしかったな。
時間のつかいかたが、へたなのでしょうか???
やっと、雛人形をだしました。


おくれてごめんね(^^;)
ゆっくりかざっておくつもりです。


落語と落語絵本

2018-02-23 09:08:01 | その他

さて、先日、高円寺演芸祭りの落語、四派の会というのに行きました。年に一度の会ですが、休まず見にいっています。
だって、これがおもしろい。この前も最高でした。

そこで、林家彦いちが「ながしまのまんげつ」という噺をしてくれました。これは絵本にもなっていうもので、聞いてみたかったやつ。

林家彦いちは、鹿児島県のながしまというところで育ったそうです。なにもなかったけど、なんでもあったその土地のことを愛情こめて、ちゃかしています。絵本もとてもいいのですが、ライブできくのが一番、おもしろい。

林家彦いちは、落語家にもかかわらず体育会系。エベレストまでのぼってしまうくらいだそうです。離婚してしまいましたが、前の奥様は、作家の神田茜さんでした。この頃、ひっぱりだこで、今はラジオのレギュラーを何本ももっています。

とにかく、体育会系をいかした新作落語でおもしろく、熱血怪談部もそのひとつ。

こわそうな先生。熱血教師です。だけど・・・・・・。

加藤休ミさんの絵もいいですよね。
だけど、やはり落語はライブが一番いい。ライブのよさを聞いたあとで、それを思いだしながら絵本を読むのがおすすめです。
YOU TUBEでもきけますが、最初は生をおすすめします。
林家彦いちや三遊亭白鳥など、おもいきった新作で落語に新風をふきあらした人が今はとても人気ものになって、油ののった落語をしてくれます。古典もいいけど、新作もいい。ぜひ、寄席や独演会で聞いてみてください。

さて、明日の土曜日。
国分寺で長野ヒデ子さんの講演会があります。
とてもいい機会で行きたいのですが、わたしは母を病院につれていく用事があります。
だから、残念。

もし、用事がたまたまないかたがいたら、どうぞ!


『猫年 2月30日』 西沢杏子

2018-02-20 19:33:40 | その他
西沢杏子さんが、新刊をだされました。
『猫年 2月30日』 てらいんく・刊



なんて、すてきなタイトルでしょう。目をひきますよね。

ねこ新聞というものがあって、そこに、猫好きの西沢さんがたのまれて掲載したショートストーリーを、今回、まとめられたようです。
表紙の絵は、娘さんが少女時代にかかれたものだそうです。
猫たちの十猫十色の生き様をえがいた8作品がのっていますが、詩人の西沢さんらしく、みずみずしい視点で、どれもひとひねりされています。
ほう、こうきたか、こうまとめたのかと、おもしろく読めました。

西沢さんの猫好きはそうとうのもの。まだまだ、猫のお話しは書けるのでしょう。
わたしは「月の卵」「猫の星」がとくに好きだなっと思いました。

さて、今日はわたしは国分寺三小にいってきました。
和心クラブで子どもがいけたという生け花が、窓辺にかざられていました。


運営審議委員というので、わたしは行っているのですが、今日は給食を食べることができました。
今日のメニューはな、なんと、
キャベツのペペロンチーノ、うどとじゃがいものポタージュ、
ライスコロッケ

という、カフェのメニューのようなものでした。おまけにおいしい!
ライスコロッケというのは、味付けしたごはんをまるめて、ころもをつけてあげたものです。すごく手がこんでいて、家でもこの頃はつくらないくらいのもの。トマトソースがかかっていました。

いやはや、学校のいろんなものがよくなっていっていてびっくり。
今は卒業前。6年生が自分のランドセルをかいた絵がかざられていました。これがうまくてびっくり。
6年間つかったものだからでしょうか。
音楽室からは、卒業式で演奏する威風堂々がリコーダーで練習されていました。


『となりの火星人』 工藤純子

2018-02-19 08:20:05 | その他
カーリングを見過ぎて、なんかつかれている毎日。でも、おもしろい。女子も男子も決勝にいってほしい。

さて、工藤純子さんが、『世界の空が見えるまち』につづく、意欲作をだされました。
『となりの火星人』

かわいらしい表紙です。この表紙からわたしは、火星人とよばれる男のこがおもしろい活躍をする話かと想像したのですが、まったくハズレ。
そうではなく、なかなかシリアスです。
学校というわくにうまくなじめなくて、くるしんだり、立ち止まろうとしたりする子がでてきて、その子たちの視線で、今の学校生活と友だちにたいする思いやなやみがえがかれています。

火星が効果的につかわれています。火星人といわれて、ショックをうけたりもしますが、接近する火星に思いをはせたりもします。そして、最後、その火星に近寄るために・・・・・・。

わたしはかえでのきもちが一番よくつたわりました。最初の道徳の時間の問題は、わたしもかえでとおなじようなことを考えたと思います。作者の工藤さんは、現役の小学生ママなので、今の学校の状態がよく見えているんでしょう。

また、おばあちゃんの病院でのかえでの感じかさ。かえでの作者のやさしさがよくあらわれていると思いました。
「かえでも遠慮しないで、たくさん 助けてもらいなさい」
これはいい言葉だと思いました。集団の中、気遣ったり、考えすぎちゃったりして、つかれちゃうやさしい子には、こういう言葉かけが必要なんだと、ストンとおちてきました。この章がわたしは一番好きです。

ただ、これは、この作品とはなれて思うのですが、小学校っていつまでたっても、いろんな悩みを抱え続ける場所なんですね。
イジメの問題などは、ずっと前から児童書でもかかれ、社会問題としてとりあげられたりしても、なくなりません。学校は以前よりも息苦しくなっています。いい子ほど、考える子ほど、くるしんでいるように思えます。

わたしは明日は国分寺三小にいきます。
「こんにちは」とあいさつしてくれる子はいちようにかわいく、そこにどんな悩みがあるのか、なかなか見極められなくなってきました。





築地本マルシェ

2018-02-18 07:47:12 | その他
羽生、金メダル、おめでとう! すごい

そんなオリンピックにわいている中、わたしは築地本マルシェというイベントに行ってきました。朝日新聞に大きく広告がでていたあれです。いろいろ楽しそうなイベントがあります。今日は川上未映子さんがお話しするような。読書の楽しみが見つかる2日間という副タイトルがついています。そんな中、ビブリオバトルに参加しようと思いたっていってみました。



まず、ついて、おどろいたのが女の子の列。たちばな書店の講演に申し込んだ人の列。EXILEの橘ケンチ氏が話すということで、こんなにならんでいるんだとか。

バーゲン本も売っている会場の奥、ビブリオバトルのコーナーに。
ソロモン諸島でビブリオバトルの普及をしたという益井くんが司会。申込は多数で抽選をしたのに、当日の欠席者が多かったとか。オリンピックが見たくなったのだろうとわたしは勝手に考えました。

それでも、5コーナーにわかれて、バトル。前の講演者の穂村弘さんも、観戦していました。

わたしはさ・え・ら書房のY氏や社長さんに会ったりして、びっくりしました。
Y氏は今日の青梅マラソンを走るとか、元気です。う、うらやまし~~。

ビブリオバトルの関心は高く、やったあと、若い男性が「もっと準備してくればよかった。これにこれてよかった」と感想をいっていました。わたしも楽しい時間でした。

普及委員の資料ももらってきました。図のようにビブリオバトル人口は右肩あがりで増えています。


ただ、何度やっても、わたしはチャンプになれない。(^_^;) だけど、たくさん本のことが知れるので、このイベントはおもしろいと思いました。

そのあと、夫と待ちあわせていつもいっている、高円寺落語まつりへ。
これが最高におもしろかった!!! 金メダル級の落語会でした。
この話題はまた、今度。