赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

まるまるまるの本ー谷川俊太郎・訳

2012-10-31 08:27:53 | 日記
昨日は、国分寺三小、子どもたちがかよった小学校に行き、一年生の読み聞かせのお手伝いに参加しました。わたしの子どもがかよっていた頃は、一学年ギリギリ3クラスがたもてて、その後、2クラスに減ったなどとうわさされていましたが、最近のマンションブームで子どもが増加。一学年4クラスもあるとか。それでなんと、校庭にプレハブを建てる予定だそうです。
少子化というけど、集まればいるものですね。
 

読み聞かせでは、わたしの絵本「ぼくがふたり」もスライドでみせてくれました。
でも、一番うけたのは、「まるまるまるの本」絵本(ポプラ社)です。 
これは、まるでアイパッドを絵本にしたようなもの。
「黄色い丸を クリックしてごらん」
「本をゆすってごらん」
と、一行ほどの指示があり、ページをめくると丸の色や場所が変わります。それだけだけど、みんなはおおはしゃぎ。
「拍手してごらん」でページをめくるたびに、丸が大きくなっていく所なんて、子どもたち、体育館の床をたたくようにして喜んでいました。

本で遊ぶという感覚ですね。
きっと、大勢で楽しんだからよけいにおもしろかったんだと思います。
「この本は、どこで読んでもおおうけするの」
と、おはなしポケットの方がいってました。

また、おはなしポケットさんのやる手遊び歌も、いっしょに手を動かして喜んでいました。一年生、まだまだ、かわいいです!

子どもたちと一緒に笑って、楽しい時間でした。

明日は、ハロウィン

2012-10-29 19:05:35 | 日記
この数年、ハロウィンが日本でも、イベントのひとつとなって定着してきた感じがあります。今日も、スーパーで、こーんなに大きなかぼちゃを見ました。

昨日も、かわいいハロウィン仮装した子どもたちをあちこちで見かけました、仮装パレードも、いろんなところでやっていました。
わあー楽しそう、と思いながらも、なにやら割り切れない感じが……。
自分の子育てのころになかったことが、行われると、時代が変わったんだなっと、なんとなくおいてかれているような気もします。

それにハロウィンがある今週は、なんといっても読書週間! もっとこっちが盛り上がってもいいのでは? 年々、読書週間が下火になっていくような気がするのは、わたしだけかな?


話題はかわって、「かぐらなんばん」ってなんだかわかりますか?
新潟県でとれる、めずらしい辛いピーマンだそうです。
先日、いつも新米をわけてくれる友だちが、この「かぐらなんばん」でつくったお味噌をわけてくれました。これがぴりっと辛くて、なかなかおいしい。
マヨネーズとまぜて、野菜とあえると、日本酒にぴったりのおつまみです。
ネットでは話題になっています。新しく開発したものではなく、昔からあって、新潟の人はよく食べていたとか。

漢字でかくと、「神楽南蛮」。食べるラー油、塩麹、その次のブームはこれかも。
でも、ちょっと地味すぎかな? でも、おいしさは、塩麹以上ですよ。

子どものための少年詩集・2012

2012-10-28 08:57:13 | 日記
銀の鈴社からだされている「こどものための少年詩集・2012」をお友だちの石川純子さんから送られてきました。
これは、公募した詩を選考委員が選び、詩集にまとめたもので、137編の詩がのせられています。

今回が第三期ということで、選考委員の中には、高木あきこさんらのほかに、森忠明さんのお名前も。「子どもにわかる言葉でかかれた、文学性の高い詩作品」を選んでいるそうです。

石川純子さんの詩「コブシの花」も心をゆすられる、言葉を選んで丁寧にかかれた、いいものだと思いました。たくさんの方に読まれるといいですね。

選考結果や子どもたちの感想が「銀鈴ポエム通信」となって、ついてくるのがとてもいいと思いました。子どもたちが選んだ詩なんてコーナーもあります。
これはやる気がでると思いました。

来年もまた、募集をするようです。銀の鈴社の少年詩募集のコーナーをみてください。イラストも募集されるようです。



小学校で

2012-10-27 07:49:39 | 日記
秋も深まってきました。はなみずきも葉をきれいな赤紅色に染めています。
今日は、山形県、鶴岡市の朝陽小学校というところで、わたしのてつだい マウスハッピーズ 『マユとまほうのてがみ』を朗読劇にして発表してくださるそうです。
どんなふうに演じられるのでしょうか?
わたしは、見に行けなくて残念ですが、がんばってほしいです。

この小学校、絵をかかれた つちだよしはるさんの母校で、つちださんとは深いかかわりがあるようです。ホームページにでています。それで毎年、つちださんの絵のおはなしを全校で劇にして……ということのようです。
つちださんも山形ではボランティアで、子どもたちに絵の楽しさを伝えています。故郷愛を感じますね。東京育ちのわたしは、ちょっとうらやましい。

そういうわたしも来週は、子どもが育った小学校、国分寺市立第3小学校の読み聞かせに行ったり、小平第6小学校でキャリア授業の時間にお話しをしたりします。
小学生から、元気をもらってきたいと思っています。

とくに小平6小とは、昨年に続いてのご縁です。11月1日の6時間目にお話しするのですが、学校公開の週間なので、近所の方が来られてもいいようです。お近くの方がいたら、のぞいてみてください。

NHK課題授業ようこそ先輩、柏葉幸子さんの回、昨日の再放送でやっとみました。柏葉さん、魔女のようなかんろく。自分の味方モンスターを想像しようという、授業のアイディア、柏葉さんらしくて、すごくおもしろいと思いました。

神保町古本屋街

2012-10-26 16:41:25 | 日記
毎月、飯田橋まで腰の治療にいっています。そのついでに、今日は神保町まで足をのばしました。
『PIP World 2012』 というイラスト展を見に行ったのです。
これは、ずいぶん前になりますが、朝日小学生新聞の連載 「絵の中からSOS!」「魔女と鏡」の時、挿絵をかいてくれた佐々木美佳さんも参加しているグループ展で、いつもお葉書をくださいます。今回は、ちょうど日程があい、見に行けました。ヽ(^。^)ノ

また、神保町の街も、来週に控えた古本まつりの準備でにぎわっていました。

その九段よりにある絵本のお店、神保町ハウスにも行ってきました。
新しくて、本がたくさんある絵本やさん。しかけ絵本や飛び出す絵本も、置いてあります。また、画廊スペースもあり、新井洋行さんたちの原画展もやっていました。

店内に、目印のように、大きなくまのぬいぐるみがありました。このクマは書見台をもっていて、ここに絵本をのせると、なんと声にだして、読んでくれるのです。
あら、不思議! ちょっとした童話の世界です。

児童書の棚をのぞいていると、富安陽子さんの新刊が。酒井駒子さんの表紙の絵で雰囲気があってとてもステキです。
思わず買ってしまいました。

神保町には、カレー屋さんと中華屋さんが多いのが今日の発見。わたしは好物のサンラータン麺を食べてきました。これを食べるたび、鬼の先生たちといった台湾のことが思いだされます。