赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

キッチンくまかか

2012-07-30 09:01:55 | 日記
同人誌フロムが 童話工房ふろむと名乗り 国土社からアンソロジーを出版されました。
「キッチンくまかか」おはなしトランク、 どうぶつがいっぱい というシリーズのようです。



フロムは、とても仲のよい同人誌です。童話の海を授賞されたり、同人誌の作品が認められたりと本になられている方も多いです。
今回は、ともに切磋琢磨されている仲間で、一冊だしたいという思いがふくらんで、できあがった本のように思いました。本がでにくい今、こういう形で本をだしていくというのも、ひとつの方向かもしれません。

11篇の短編が載っています。
合評会で勉強してきた仲間なのに個性が違うところがおもしろい。(あたりまえか)
読めば、きっと自分の好きな作品がみつかると思います。

それにしても暑いですね。外にでたくなく、テレビを見ているのですが、オリンピックの柔道は、判定に首をかしげるようなことがあり、見ていてもなんだかすっきりしません。
僅差で、銅に輝いたアーチェリーの戦いぶりがみごとでしたヽ(^。^)ノ


7月ももう少しで終わり。8月になると、このブログの広告の入り方が変わるそうです。無料でやらせてもらっているので、広告がはいるのはしかたないのだけど、どんなふうになるのでしょう。ちょっと心配です。

安房直子さんと花豆文庫

2012-07-28 09:07:56 | 日記
朝早く起きて、開会式を見ました。でも、ほとんど寝ていたみたいで、あまり覚えてません。でも、最後のポールマッカートニーは、感動しました。ビートルズのポール、大好きでした。映像で見ると、姿は年とってたけれど、「ヘイ ジュー」と発音のしかたは同じ。イギリスって不思議な国です。指輪物語、ハリーポッター、ビートルズ、何年間ごとに、世界をゆるがす大ヒットをつくるんですね。

ところで、暑いです。暑すぎて、パソコンもヒーヒーいっています。
そんな中、わたしは、26日の木曜日、西東京市の図書館までいってきました。
安房直子さんの花豆文庫が保管して読めるというからです。花豆文庫は、安房直子さんの著作を語り続けようと活動を続けてきましたが、今年、いったん活動はやめ、資料を西東京市にあずけることにしたそうです。
花豆文庫は、きちんと整理されていて、あの安房さんでも、本にならないで、同人誌だけ掲載という作品がいくつもあることがわかりました。また、海賊というその同人誌をとても大切にして毎回掲載されていたこともわかりました。

遠くからも 安房さんの作品を読みにファンがやってくるということ。図書館員の方が安房さんとお会いした印象など貴重な話も聞けました。

西東京市は、国分寺よりもずっと子どもの数が多そう。夏休みの子どもの本の棚は、すかすかです。ずいぶんと借りられていて、館内にもたくさんの子どもたちが走り(?)まわっていました。

そのあと、編集者さんともお会いして、絵本の打ち合わせ。とても楽しい時間をもてました。うまくいくといいなっと思っています。

青い一角の竜王ーー西沢杏子

2012-07-26 07:54:48 | 日記
昨日からまた、暑さがぶりかえしてきました。
虫たちは喜びそうな季節です。

そんな折、西沢杏子さんの新刊、「青い一角の竜王」が送られてきました。朝日学生新聞社 発行で、ハードカバーでいいつくりなのに、1000円です。


この物語は、朝日小学生新聞に掲載されたもの。人気があり、単行本になったそうです。
小学生のこどもたちが元気に探検する話。
竜王がよみがえるのは、81枚のうろこが必要だという龍王伝説・・・・、それを助ける雪蛍。夏休みの自由研究のため、理子の班はがんばります。

全篇に西沢さんの虫を愛する気持ちと自然の大切さを思う気持ちがあふれています。
西沢さんは、たしか「ホタルをもう一度の会」などにはいられていて、国分寺のホタルの復活に手をさしのべる活動を長いことやっています。筋金入りの虫好き。
その個性がとてもよく根底にながれていて、気持のいいファンタジーになっています。
虫に興味がある方は、西沢さんのホームページ、虫のおとし文も 見てください。今は、玉虫の写真がみれます。


あと、自然といえば不思議なもの。我が家のシクラメンが、この真夏に小さな花をつけました。びっくりです。そのかわり、ハイビスカスは買ってきたっきり花をつけません。
おかしなものです。

さぴあ8月号

2012-07-24 17:57:53 | 日記
幼年童話「おまじないのてがみ」で、第16回さぴあ作文コンクールの課題図書になったことで、取材をうけたのは、先日、書きましたが、それが、サピックスの情報誌さぴあ8月号に載りました。
見開き2ページ。こんな体験初めてです。
ぱちぱちと何枚も写真をとってくださったおかげで、わたしのまんまる顔も、とてもよく、まんまるくいい感じに映っていました(^_-)-☆さすが、カメラマンです。
でも、やはり、本人以上には、とってくれなかったですけれど……



インタビューは、高学年の課題図書、さとうまきこさんのページも、とてもよかったですね。犬を視点にかいた「クッキーとコースケ」わたしも読みたくなりました。
わたしのページもわたしらしくていいかなっと思っています。とりとめのない話をよくまとめてくれました。

秋には、作文コンクールの授賞式もあるそうです。
「おまじないのてがみ」にも、たくさん作文が来てくれると、いいのだけど☆

魂を追う者たち

2012-07-22 07:29:54 | 日記
廣嶋玲子さんの新刊がでました。『魂を追う者たち』講談社です。


帯には、「この世のすべてはつながっている。他人事などは、何一つない。」とあります。表紙の見てるだけで、思わずこぶしをにぎりしめてしまるような、力強い若者が顔が印象的です。芯の強さが絵からにじみでています。里見有という方が描いています。
内容は、アフリカンな香りただよう、力強いハイファンタジーだそうです。

わたしは、廣嶋さんのファンなので、お会いした時に、「買いますからサインして送ってください」とたのみました。だから、今、枕もとに本を置いて幸せです。

でも、なにごともゆっくりのわたし。締め切りをクリアして、ももたろうの締め切りをクリアして、通信添削の作品と向き合ってと、この本を読破までたどりつくまで、ハードルがありそうです。でも、とても楽しみ! 

また、廣嶋さんは、わたしが腰が悪いのを気づかってくれて、かわいいカエルちゃん人形を送ってくれました。 
笑っている表情がなんともいえず、愛くるしい。

廣嶋さんの作品は、力強くて迫力がありますが、細部まで目がいきとどいていますし、今回わたしを気づかってくれたような、ぬくもりがあります。これは彼女の作品をささえる強みではないでしょうか。
あふれるようなファンタジーのイメージ、人を思うぬくもり、ああ、まだ、読んでないのに、こんなにほめてしまいました(^_-)-☆ 
廣嶋さん、ありがとう。わたしも 元気がでましたよ。カエルちゃん人形は、わたしのガラスの置物コレクションの真ん中に置きました。ゆかいそうになりました。大切にします。