赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

出久根育展

2024-01-31 22:07:49 | その他

早くも一月も終わりですね。なんか、いろんなニュースがてんこ盛りの一月でした。

さて、

吉祥寺で出久根育展がやっているようです。

吉祥寺美術館はとても小さな美術館。入館料も300円。

これなら気軽に行けます。わたしも土曜日、児文協の新人会員の集いの懇親会の前に、ちょこっとよってみようと思います。

あまり寒くないようなら、ですが。

どうやら、一月28日に出久根育さんのトークショーがあったとか。気がつかなかったです。

こういうとき、SNSをあまり見ないのが、あだになりますね。

無事に見てきたら、また、このブログで宣伝します。

二月一日は、母の誕生日。95歳になります。

施設に会いにいって、お祝いは家族みんなで、週末に。


まはら三桃さん、山崎ナオコーラさん、そして……

2024-01-28 09:43:37 | その他

昨日の新入会員の集いは、大成功といえたのではなかったでしょうか。

まず。まはら三桃さん、山崎ナオコーラさんの講演がとてもよかったのです。

コツコツとかくこと、子どもの未来にむかってでなく、今に向けて書くこと。

とくにナオコーラさんのとつとつとした語り口が胸にひびいて、言葉がたまっていくようで心地よかったです。これまであまり聞いてこなかった切り口の話だったので、やはり、オトナの文学から来た人だと新鮮でした。

 

そして、二部の新入会員の自己紹介。こちらもよかったのです。

すでに本をだされた方、講談社新人賞の佳作でデビューされる方、などいらっしゃいました。

一日講座がよかったと行ってくださる人も。

そして、今回、新入会員として小島よしおさんも参加されました。

すっとオンラインの中にはいってこられて、みなさん、ふれていいのか、どうか……。

ちらちら見ながら、どうしようかと迷ったり。

小島さんは自己紹介として、本の紹介をされました。

この子どものお悩み相談、小島さんのやさしさがでていて、はげます内容になっていて、なかなかおもしろいと思いました。

今の子、どうして学校に行かないといけないの?なんて、悩むんですね。

この日はまじめな小島さんが見られました。将来は物語も書いてみたいっていってたけど、ほんとかな?

 

そして、今回、組織部の若手が大活躍してくれました。司会の人たちは、新入会員のこと、調べられるだけ調べて、のぞんでくれたみたい。

だから、話がひろがって、なごやかな感じの

さて、次はリアルの懇親会です。

これもとても楽しみです。


明日は新入会員の集い

2024-01-26 14:11:23 | その他

明日は児文協の新入会員の集いがあり、今はその準備をしています。

まはら三桃さん、山崎ナオコーラさんの講演も楽しみです。

新入会員の自己紹介も楽しみにしています。

今回、新入会員の中には、すでにデビューされている方もいます。

たとえば、いけだけいさん↓

 児童文芸の新人賞を受賞されました。

香桃もこさん ↓福音館書店からのデビュー作が話題です。

どちらも、読みました! おもしろかったです。

むずかしいといわれている幼年童話からのデビュー、すばらしい!!

もちろん、これからデビューの方もいらっしゃいます。そういう方の声も楽しみです。

児文協の会員は、年代もさまざま、住む場所もさまざま、児童文学って枠でつながっています。

新入会員の方々が協会にどんなことを期待してるのか、そんなことも聞いてみたいです。

今回は、オンラインの会なので、地方からも参加してくださいます。

また、あの芸人の新入会員も顔をだしてくれそうなので、それも楽しみ。また、このブログで報告しますね。

組織部は何回も深いをかさねて準備してきました。とくに若手ががんばってくれるので、司会などは全部おまかせです。

オンラインの回線などこまないで、なにごともなく、スムーズにやれますように。

 


神沢利子さん句集『冬銀河』

2024-01-24 09:46:29 | その他

神沢利子さん展の続きです。「北と星といのちと」を見に行って、神沢利子さんの句集をかってきました。

この句集、なんと14歳からの句が載っています。よくとってあったなと感心。

物語とはまたちがった、素の神沢さんが感じられる素朴な句がならんでいます。

娘さんのあとがきが、すばらしい。

祈りにもにた句だと書いてありますが、そのとおりだなっと思いました。また、「この人の存在の奥深いところには言葉の泉があって、今でもこんこんとわきでているんだ」と書かれていて、すてきな人だったんだと改めて感じました。おかあさんを思う娘さんの気持ちが強く伝わってきました。

年ととってから母と娘は、近いだけにいい関係をたもっていくのは時にむずかしいのに、すてきなことです。

この句集は、展覧会の売店で売っています。

わたしも今、俳句のグループにふたつはいっています。かわせみ句会とるびいの会。

どちらも今はオンラインの東雲システムでやっています。

いつか、わたしも句集をつくりたいかも。神沢さんの句集をみて、そんなことを思いました。


神沢利子さんおめでとう100歳展

2024-01-21 07:57:09 | その他

昨日は小雨のふる中、三鷹の芸術センターでおこなわれる神沢利子さんの展覧会、『北と星といのちと』を見てきました。これがすばらしかったです。行ってほんとうによかった!

 

 

今年、百歳になられる神沢さんですが、年表を読んでいくと、結婚されてからは結核になられたり、ご主人が病気になられたり、入院や看病が何度もあったようです。

そんなとき、創造ならどんなところにも行けると、『ちびっこカムのぼうけん』や『銀のほのおの国』を書かれたそうです。

たくさんの生原稿が展示されていて、よくとってあったなと感心しました。作家や編集者さんとのお手紙も展示されていました。

書斎も再現されていました。

三鷹市が神沢利子さんをとても大切にされていたのが、よーく伝わってきました。

中でも、とてもよかったのが、『鹿よ、おれの兄弟よ』の原画の展示。そこには、神沢さんが朗読が流されていました。口琴の音とともに、神沢さんの朗読を聞きながら原画を見ていたら、この絵本のすばらしさが体感できました。神沢さんはやさしいけど、力強い作家なんだと感じました。

また、児童書が元気だった時代の空気も感じられました。ネットがなく、子どもたちの数も多かったとき。まだ、夢がもちやすかった時代だったのでしょう。

会場は広く、子どもが遊ぶスペースもあり、ウーフの家やぬりえのコーナーも。

よく考えられた展示です。ウーフの原画もたくさん展示してあり、写真スポットもありました。

わたしはひとりでいったので、こんな写真になりました。

展覧会は二月四日(日)までです。