赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

安東みきえ☆新刊

2011-11-30 08:52:41 | 日記
安東みきえさんが新刊を送ってくださりました。
『ワンス・アホな タイム』理論社です。なんて、ステキなタイトルでしょう。思わず、ふふっと口元がゆるみ、手にとってしまいます。

理論社で大ヒットした『頭のうちどころの悪かった熊の話』のスタイルで、今度は、お伽話風のお姫様や王様の短編が7つもはいっています。
安東さんの文章は流れるようで無駄がなく、いつ読んでもほれぼれ。それでウイットがきいています。ええっと驚き、ふふっと笑い、そして少しジーンとくる……、今回もそんな楽しいお話がつまっていて、何回も読みなおしたくなる一冊となっています。
安東さんも、ご家族のことなどでお忙しい中、よくまとめられたと思います。さすが!
わたしなんて、介護の間、ほとんどなにも手につきませんでした。


それにしても、お伽話とか昔話のたぐいがよく本屋にならんでいます。
今の時代、安心して読めるのでしょうか?
娘とわたしで少しお手伝いした、『幼子に聞かせたい おやすみまえの365話』千葉幹夫編も、もう増刷しています。クリスマスに向けでまだまだ冊数を延ばしそう。
わたしとしたら、もう少し 創作が売れてほしいんだけどねーー☆

父のこと

2011-11-28 08:24:08 | 日記
昨日は、晴天のもと、父の告別式が無事に終わりました。
今年一年、入退院を繰り返し、つらかった闘病ともお別れで、やすらかに眠っているような顔でした。点滴のひとつすらいやがった父でしたが、意識がなくなってからは、8っつもの点滴をしており、とてもつらそうでした。それでも、何度も時折よみがえって声を聞かせてくれたのは、父の頑丈な体のおかげと、わたしたちにお別れの覚悟をさせてくれたのだと思います。

感傷のまま、少しだけ父のことを書きます。
父は、栃木県の今市という日光のそばで、幼少時代をすごしました。父親を早くなくして、貧しかったそうです。ただ、学業に秀でていたため、親戚一同の応援をうけ一高東大に入りました。学生時代も、生活費をまかなうためアルバイトをし、勉強どころではなかったといいます。
自分は、厳しい環境の中で育ったせいか、子どもには苦労させたくないと甘い父でした。
寡黙な父でしたが、いなくなった今、その存在の大きさをかみしめている所です。

そして、なによりわたしが本をでるのをいつもとても喜んでくれました。
だから、12月にでる新刊を、なんとしても見てほしく 残念な気持ちでいっぱいです。

看病の期間、いろいろな方に励ましていただきました。
とくに、ももたろうの山本さん、加藤さんには、なんども電話をいただき、ありがたかったです。また、電話を遠慮されながらも、思ってくださっている方々の気持ちも感じました。こういうことになって、気づくことが、大変多かったです。

写真は、父についている病室の窓からみえた朝日です。
どんな時でも、朝日がのぼり、次の日が始まるのだなっと思ったのを覚えています。





感想文集をいただきましたーー☆

2011-11-21 18:08:31 | 日記
11月1日に小平6小でゲストティチャーとして、6年生3クラスにむかってお話しをしました。45分の長い間、聞いてくださり、また、たくさんの質問もしてくださりました。
その6年生から感想文集が送ってもらいました。先生方の深いご配慮を感じました。
紙からはみだすほど書いてくれた子、大人っぽいお礼のことば、また、半分だけ書いてくれた子、いろいろです。でも、どれもとてもうれしく宝物として大事にさせてもらいます。

その中でとくに思ったことは、わたしの作品で小学生で一番読まれているのが平成うわさの怪談に載せてもらったこわい話。こわい話、案外むずかしかったのですが、書いておいてよかったヽ(^。^)ノそれから、『絵の中からSOS!』も好きだという子が多かったです。これは、くもんのお話しエンジェルの表彰式の時も、よく、この話が好きだといってもらえて子どもに人気。ただ、評論家の方からは、評判がいまひとつでした。
でも、子ども読者が喜んでくれたのが一番。続編、出してくれないかな~~。

たくさんの方にご心配してもらってますが、父の容態は相変わらずあまりよくありません。
心が締め付けられるような中、6小のこどもたちに元気をわけてもらいました。
本当に、ありがとうございました。

ももたろうで☆

2011-11-13 05:55:27 | 日記
11日の土曜日、山本悦子さんがお仕事で東京に来られるというのにあわせて、時間がとれるももたろうメンバーで会いました。
すごく、たのしかった\(~o~)/ こんな感じはひさしぶりです。
Tさんのオランダみやげの ろうそくも頂きました。


おみやげを、いったんばらして、みんなでわけあうのが、ももたろうぽいよね!

Tさんは、とてもじょうすな聞き役で、別れた後、もっとTさんと話しておけばよかったといつも思わせてくれる人です。
初対面のKさんも、知的で美人で、やんわりおしとやか。猫に夢中のkさん、今回こなかった、元祖もたろうの猫好きに匹敵するほどの夢中ぶりでした。次回は、元祖と猫談義をするところを見てみたいです。

遅れてきてもうひとりのTさん、あまりお話しできなかったけど、今度は、ゆっくりカラオケで美声をきかせてね!
お仕事に家のことに大変そうでも、みんなさらりとそれをこなしていて、やっぱりももたろうはいいな!と再確認した新宿の夜でした。
それにしても、居酒屋のピリ辛コンニャクの量の少なさには、みんなでこっそり笑いころげました。

そんなこんなして帰った次の日、夜更けに父の容態が悪化した連絡がありました。
あんなにたくましかった父が、どんどん小さくしぼんでいってます。
これから、どうなるかわかりませんが、しばらくブログはお休みすることにしました。
たわいもないブログですが、再会を待っていてください。

ちょっと気味悪い、はなし・・・

2011-11-10 08:54:10 | 日記
昨日、燃えないゴミの日でした。わたしの住む国分寺は、各自の家の前にゴミをだすことになっています。
わたしは、主人のぼろぼろのボストンバックに、燃えないゴミをいれ、さらに透明のビニールにいれて、むすこのぼろ靴とともにだしました。数分後、外に出てみたら、なんと、ボストンバックが消えているんです。ゴミの回収はまだ・・・・。
な、なんとうちのゴミ入りぼろぼろのボストンバックをもっていった人がいるってわけで、これってなんだか、気味が悪い。ゾゾゾー

以前、息子がジャンプを買っていた時、まとめて捨てると、必ず消えていました。どなたかもっていって売りにいくんだなって思ってました。けれど、今度は、そんなふうに悠長に思えません。だって、透明ビニールをあけて、中をのぞいて、もっていくんですよ。
せめて、息子の靴ごと、ビニールひとまとめもっていってくれたらいいのに。
この靴は、ぜったいにいらない!って思ったんでしょうね。穴があいていたから。
なんとも、奇妙な気持ちの一日でした。

11月といえば菊がきれいな季節。公民館の前を通ったら菊まつりをしてました。
 
菊を見ると、故・祖母が菊を育てるのがうまかったことを思いだします。この最初の写真のように、まんまるな菊をいくつも咲かせてました。