赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

ペパン 10周年お祝い会

2023-09-29 09:25:04 | その他

昨日は、月がきれいでした。(*^_^*)

 

さて、今日はお祝い会があります。同人グループペパンの10周年の会です。

光丘真里さんが講師、まとめ役となり、おばあさんの知恵袋が会場になり、あたたかな童話のグループです。

会員の渡辺朋さんは絵本大賞を受賞して、今年、絵本をだされました。

今日は国分寺つながりでさそってもらいました。

10年続くってすごいことですよね。三年くらいで危機があったりしますが、光丘さんはめんどうみがいいので。

お祝い会ですが、松弥龍さんのお別れ会でもあるそうです。松さんのことは聞いてとても驚きました。

同人誌には、松さんの作品ものっています。

 

そして、明日以降、わたしはズーム会議がつづきます。

日本児童文学学校の打ち上げとか、カワセミ句会、常任理事会などなと。

重なるときは重なるんですねー。

日本児童文学学校からも、ペパンのような会が生まれればいいですね。

ひとりで書いていける人はひとりでいい。でも、仲間と書いたほうが力が出る人は、仲間をつくってほしいなと。

 

 

 


佐藤まどか 新刊『暗闇に能面ひっそり』

2023-09-27 09:38:04 | その他

佐藤まどかさんが、またまた新刊をだされました。

わたしは恥ずかしながら、能も、能面もまったく知らないでいました。能舞台を見たこともありません。

でも、それだけに、どんな物語だろうと興味がわき、楽しみにページをめくりました。

表紙のアンマサコさんの絵が、物静かなのに、うったえてくるものがあり、それだけでも心をうばわれました。

 

物語はしっかり子どもの視線で書かれています。祖父のいる京都にあずけられ、能面に出会います。

能面を夜見てもこわくないと強がったり、等身大の小学4年生がそこにいます。

主人公の宗太はぜんぜん知らなかった能面師の祖父に出会い、とまどいながら、伝統芸能、能の世界にふれていきます。

能面って名前がついているんですね。宗太は能面のいろんな表情、そのいわれを聞いていきます。風情と趣などふだんつかわない言葉とも出会います。

そして、実際に自分でもお面を売ってみることに……。

最後のほうで、能を見に行って、眠ってしまう場面は、くすっとしました。雅楽のリズムって眠くなりますよね。

ほんと、そういうところ、正直に書いてあって、主人公がますます好きになっちゃいました。

取材をして書くとなると、どこまで説明して、どこまで物語にしてという案配がとてもむずかしいです。

佐藤さんにその見本を見せてもらったような気になりました。

わたしも一度くらい、能を見に行こうかな。

でも、眠らない自信はないので、起こしてくれる人といっしょにいかないと。

 

でも、佐藤まどかさんの好奇心というか、目のつけどころには驚きます。イタリア在住なのに、能面師とは……。

取材に赴くフットワークの軽さも、みならわなくちゃと思いました。


『5分で本を語れ チームでビブリオバトル』 見本が完成

2023-09-26 14:28:15 | その他

またまた自分の本のことで、すみません(^^;)

『5分で本を語れ』見本が送られてきました。発売は、今週末頃でしょうか。

それにさきだち、23日に、ビブリオバトル普及委員さん向けのメールマガジンに、この本ができるまでのあれこれを書かせてもらいました。

とてもありがたいです。

多くの人の手がかかっている本なので、一冊でも多く、売れてくれればと思います。

ネットギャリーの投稿は昨日まででした。たくさんレビューをいただきました。

5分で本を語れ | 赤羽じゅんこ/作 浮雲宇一/絵 | 9784036492206|NetGalley

ありがとうございました。

みなさまの声は宝ものです。

 

これから年末年始にかけ、ビブリオバトルの全国大会がおこなわれます。本の甲子園とかよばれたりします。

大学生大会、高校生大会。中学生大会

こちらから情報を見てください。オンラインで見られるのもありますが、おすすめは会場にいって、投票することです。

大学:活字の学び (yomiuri.co.jp)

観戦、とてもおもしろいし、毎回、人気作家のお話も聞けたりします。

最近、観戦の倍率もあがりましたが、もし、当たったらわたしも決勝戦、見に行きたいと思っています。

 


『ビブリオバトル ガイドブック ルール改訂版』

2023-09-22 09:34:49 | その他

『ビブリオバトル ガイドブック』にルール改訂版がでました。

子どもの未来社からで、わたしにビブリオ情報をいつもおしえてくれる、粕谷亮美さんが編集されています。

オンラインが発達した時代のビブリオバトルのルール、開催方法をいくつも紹介しています。

学校でもひとりひとり端末があるので、投票がしやすいですよね。

オンラインとビブリオバトルって相性がいいようです。

ルールのほかにも、いろんなビブリオバトルの実践例がでています。

とくに興味深かったのは、小学校の実践例。上田の小学校が北海道の小学校とオンライン対戦をしたとか。

子どもたちは、最新のシステムのバトルをとても楽しんでいる様子です。

また、渋谷教育学園では、英語でビブリオバトルをしたとか。

そう思えばバトラーをR40と40代以上とした埼玉のビブリオバトルでは、200人もの観覧者が集まったとか。

読売新聞の記者さんのページでは、最初は「本はひとりで読むものでしょう」というアンチの言葉が今では懐かしく思うということです。

ぜひ、この本を手にとって、そのあとは、わたしの『5分で本を語れ』も読んでみてください。

また、11月19日日曜日には、国分寺ブックタウンプロジェクトのビブリオバトルも予定されていて、わたしも出場予定。

これからバトラーを募集しますので、どうぞ、わたしと対戦しにきてください。

 


今週末は、日本児童文学学校、廣嶋玲子、登場!

2023-09-20 10:04:00 | その他

気がつけば、9月も半ばをすぎました。暑いからうっかりしてしまうのですが、

日本児童文学者協会の長編新人賞の〆切りは、9月末。ぜひ、だしてくださいね。おもしろい原稿、あっとおどろく原稿、まっています。

入選は本になります。選考委員は本をだしたいって思ってますよ。

 

さて、今週末は、9月24日日曜日は、第51期日本児童文学学校の最終日です。最優秀作品の発表もあります。

講師は、廣嶋玲子さん。たいへん、お忙しい中、登場してくれます。これってすばらしいですよね。

今、銭天堂は大人気。わたしも20巻目、思わず買ってしまいました。

アプリなんてでてきて、銭天堂も進化しているんだと思いました。さすがですよね。

駄菓子も、アイディアがつきないなんて、アイディアの泉をもっているんでしょうね。

廣嶋玲子さん、本人はすごくいい人でおもしろい。だからお話しを聞くのが楽しみです。

ビジターも申し込めますので、事務局へ。オンラインですよ。

そして、もうひとり、ノンフィクションの味田村太郎さんの講義もあります。

『この世からサイがいなくなってしまったら』

わたしも読みました。サイの角、目当てで、密猟があとをたたないとか。こわいですね。

現役のNHK職員の味田村太郎さん、な、なんとインドから講義してくれるもようです。

これもすごく楽しみ。もちろん、こちらもビジター、申し込めます。

ぜひぜひ、おすすめです。