赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

絵本作家の卵たち

2016-01-29 17:15:12 | その他
一月ももうすぐ、終わり・・・。早いですね。
まだまだ、添付がついた迷惑メールは送り続けてきます。よくやるよね~~。

この一月、絵本作家になりたくて、がんばっている方と何人かお会いする機会がありました。
まず、童話グループ・ペパンで出会った、いけだゆかりさん
『ともだちの星』で、三鷹市、星と森の絵本の家、絵本原画公募で優秀賞をとられました。
また、光丘真理さんと組んで下のような本もだされています。

メルヘンタッチの個性ある絵。
これからが楽しみな画家さんです。

また、退職後、絵本作家をめざしている方ともお会いしました。タスクさんです。

サラリーマンの時は、設計図もひいていたという理系のタスクさんは、独特なシュールな世界の絵本を書かれています。

どちらの方も、これからはプロとして活躍したいと切磋琢磨されています。
どうやら、絵本画家はあこがれの職業のようです。読むより、書く側にまわりたい! カラオケ現象というようです。

今月はわたしは行かなかったのですが、児文協でも新人会員の会もあって、大変、盛況だったと聞きました。
本の売り上げは、下り坂ですが、本を出したい人はどんどん増えているみたいですね。
絵本を自主出版される方も増えている模様です。
いいものが出て、児童書全体を盛り上げてくれるといいですね。

さて、映画、パディントンを見ようと思ったら、近くの映画館、もう、やっていませんでした。しょぼん。
でも、こんなチラシを見つけました。

夏に公開されるみたい。
児童書が注目される年かな?
大河ファンタジードラマ、精霊の守人も楽しみにしています。


新刊『水晶玉を見つめるな!』見本が届きました!

2016-01-26 19:21:15 | その他
楽しみにしていた新刊が出来上がって、見本が今日、届きました。
表紙はこんな感じ

帯の言葉
『水晶玉がうつすのは、だれかの未来、自分の心』
これが、作品をよく表してくれていて、とても気に入っています。

また、中表紙も、なんとカラーにしてもらえました。


今回、絵は、藤川さんという漫画家さんにお願いしました。
というのも、昨年小学校に何度も講演などで伺ったのですが、単行本になかなか手を伸ばしてくれない現実を知りました。単行本は、難しい本、ちょっとわかりにくい本と思われているみたいで、小学生に親しみやすい本を目指しました。

クドカンが監督をした『ピンポン』という映画があります。原作松本大洋の話題作です。
それが、わたしは大好きでした。映画パンフレットも買って、何度も見返しました。
とくに主人公のペコとスマイルというふたりの高校生の少し変わった形の絆が気にいっていて、あんな感じの友情物語ができないかっとずっと思っていました。

今回、出てくる、タワシと肉まんは、わたしなりのペコとスマイルのつもり。
あれ?? ちょっと無理があるかな・・・。でも、それにあこがれたのは事実なんです

今回も、編集さんに大変お世話になりました。(本はひとりではできません)

週末には本屋さんにも並ぶ予定です。
たくさんの小学生に届きますように!!

また、読まれた方々、率直な感想など、言ってくださるとありがたいです。
いやはや、単行本、久しぶりですので、ちょっとハイになってます。許してください。

どうか、よろしくお願いします。m(_ _)m


『ことづて屋 停電の夜に』濱野京子

2016-01-24 09:57:34 | その他
毎日寒い! 暖冬がどこかに行ってしまったようで、メダカの鉢も氷がはっています。

でも、寒さがぬけたら、花粉の季節。そう思うと、寒いままでもいいやって感じのアカハネです。

さて、『ことづて屋 停電の夜に』 濱野京子を読みました。

これは、死者からの言葉が聞こえてしまう体質の津多恵が、伝言を届けたことで起きる心模様を描いた連作短編集。今回で二巻目。まだまだ、続きそうです。

今回、6っつの作品が載っています。どれもティストが違うし、ストーリーの流れに工夫がされているので、飽きずに読めます。
やはり一番、印象深く読んだのは、最後の「停電の夜に」です。
計画停電というのが、東日本大震災のあと、ありました。信号も止まりました。街中、まっくらになり、蝋燭が飛ぶように売れました。
そんなことがあったし、心の刻み込まれているのに、どこか忘れてしまっているわたしと違って、みごとに作品にいかしていて、やさしくも悲しいラブストーリーに仕上げています。

そのほか、キララムシという名前を知ったり、谷中の六角堂もどきを見たくなったりと、いろいろ刺激を受ける一冊。たくさんの知識とメッセージが根底にひそんでいて、濱野京子、すごいぞ!と思います。

去年はたくさんのお仕事をした濱野さん。けど、BE出会うと、「アカハネさんの次の作品も、いつ出るの? 楽しみだね」と、声をかけてくれます。そんな何気ないことばが温かくて、それは、この作品にもいかされています。さりげない感じ、仰々しくないけど、やさしい、みたいな感じ。
モーパーゴのように、まだまだ、いい作品を書き続けていたいと、読書会で話されたのが印象的でした。

最後に全然違う話題。かわいいねりきりを見つけました。

ドクターチェックが入っていますが、今年もやせられそうにありません(^_^;)

さっき、「やさしくも」と書こうとして、「やらしくも」と打ってしまいました。一字の違いが、大違い!
はあ、気をつけなければ…。

童話グループ ペパン

2016-01-19 08:10:07 | その他
スマップが謝罪会見をしました。でも、なにかすっきりしません。仲が悪そうな感じなままの形だけの謝罪に見えてしまいます。ツイッターの文章に「花屋の店先に並ぶ花は、どれもみんなせかいにひとつだけの花だけど、一番えらいのは花屋なんだよ」っと書かれていて、笑ってしまいました。芸能界も大変ですね。(^_^;)

さて、今日は童話創作グループ『ペパン』にお話しに行きます。光丘真理さんが主宰しているグループで、今回、声をかけてくれました。

昨年、同人誌発行の時のパーティに呼んでもらいました。その時、若い方々が多いなって、驚いたのを覚えています。まだまだ、これからの発展していくメンバーでしょう。
どんな出会いがあるか、とても楽しみです。

昨日の雪はとてもびっくりしました。電車もたくさん止まりました。
うちの庭は朝はこんな感じ。

オリーブの木が折れそうになっています。雪が水を含んで思い雪でした。このままだと枝が折れてしまうでしょう。暖冬の時は雪が多いと聞きます。今年はどうかな??

雪に閉じ込められた感じの一日、春の気分がほしくて、こんな本を読みました。

魔女の家かもしれないという視点と、仲よくなっていくストーリーは、よくあるものかもしれませんが、一年生のつくしちゃんと、おばあさんのすぎなさんが交互に話す形に新しさを感じました。そして、なにより、陣崎草子さんの明るい絵が、読者をひきつけます。目をひきます。
それに、まはら三桃さん、ちょっとした言い回しにセンスを感じます。
春の気分になれる一冊ですよ!

あと、マンガ「ちはやふる」「海街ダイアリー」の最新刊も読みました(*^_^*)



上野鈴本演芸場

2016-01-17 16:32:03 | その他
バス事故が起こりました。わたしもよく大学生の時、スキーバスを利用しました。夜出発して朝ついて、すべってって、元気だった! だからこそ、若い乗客が犠牲になった今回の事故が痛ましく思えてしかたありません。
夫もこれから、車で長野に出張。昨日も11時に帰ってきて、休みなし。
雪の予報だよ~~。気をつけてほしいです。ほんと!

さて、お正月の風邪のあと、体調不良から治って、上野の寄席に行ってきました。
鈴本演芸場。驚いたことに入ったら、ほぼ満席でした!

昼席のトリは、一之輔。演目は『藪入り』ちょうど藪入りの時期ですものね。



鈴本は、外で太鼓をたたきます。終わって出て行く、追い出し太鼓。
狛犬の上のほうに見えるのか太鼓。ここで前座さんが着物姿でたいこをたたきます。
御徒町のにぎやかな街に太鼓の音が響いて、みんな足をとめ、寄席を見て行きます。

さて、太鼓の音に気分よく外に出て、また、びっくり。
夜席に入るお客が道にずらりと並んでいます。夜席まで一時間もあるのに。落語、まだこんなにブームだったの? ドラマ「赤メダカ」が、きいているのでしょうか?
ゆる~~くなが~~いブーム。ものすごく盛り上がらないから、盛り下がらないというのが本当かも。
あと、夜のトリの柳家喬太郎の人気のせいかもしれません。

さて、話題は変わってこれを知ってますか?
立川のゆるキャラ、ウドラです。うどが名物のために産まれたウドラ。
けど、最後の最後、二位で、公認キャラには成れませんでした。
しかし、なぜかウドラのほうが人気に。国分寺のゆるキャラ、にしこくんと同じ現象。ウドラのグッズもたくさん売っています。非公認のほうが応援したくなって、売れるなんて、判官贔屓?

ウドラのぬぼーとした表情とゆるい立ち姿が、きっと、うけたのですね。

さて、来週は、いろいろ予定があります。そろそろ正月ボケを返上しなきゃ。
作品も仕上げるぞーー!