赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

およぐひと

2013-04-30 18:10:49 | 日記
実家からの帰り、東京駅によりました。キッテ 東京 という新しいショッピングセンターを見てきました。

東京駅の郵便局の後ろのビルにできた、大型施設です。六階に展望台があり、復元された東京駅がよく見えました。
ここは、鉄道好きの子どもを連れてくるには、もってこいの所です。
新幹線に山手線、京浜東北線、いろんな電車がよく見えます。ベンチもあり、お弁当も食べられるようになっていて、快適です。

せっかく来たので、オアゾの本屋さんにも寄りました。3.11の特集の所で、長谷川集平が書いた『およぐひと』という絵本が置いてありました。
ああ、自然体でいいなーーと思いました。他人の哀しみをわかった顔をせず、わからないことはわからないという、その姿勢がいさぎよいです。

長谷川集平の遊び心と社会を見る厳しい目は、わたしのあこがれだなーーと、改めて思いました。

こどもと遊ぼう

2013-04-28 18:38:52 | 日記
もうすぐ子どもの日ということで、国分寺本多公民館で、こどもと遊ぼうという、イベントがおこなわれました。わたしの絵本もプロジェクターにとりこんで読んでくださるというので、行ってきました。去年よりもたくさんの子どもたちがきて楽しんでくれました。



プロの声楽家の方が歌をうたってくれて、みんなでドレミの歌を合唱したりと、いろんな趣向がありました。とくに声楽家の方の歌は、会場中にひびきわたる声量で、ドレミの歌でも、聞き入ってしまいました。こんなに楽しい歌なのかって。

それから、折り紙や工作。わたしもお手伝いにかりだされました。
英字新聞のカブト作りです。

   

子どもたちに大好評でした。

家に帰ったら、一年中ほっておいた、サボテンが花を咲かせていました。財津和夫の歌を思い浮かべると書いたら、年がばれてしまいますね。



小さな花は、なにかいいことがあるような、予感を運んでくれました。
明日から、母のところに行きます。

ねこまるせんせいとこいのぼり

2013-04-26 19:17:40 | 日記
押川理佐さんの人気シリーズ、ねこまるせんせいの新作がでました。
『ねこまるせんせいとこいのぼり』
なんと、ねこまるせんせい、こんどは、こいのぼりせかいたいかいにまで でちゃうんですよ。スケールがおおきいところが、いいですね。



こいのぼり、このごろは、五月近くなっても、あまり見かけません。
でも、あそこには飾ってあったよと、わたしが見つけた家をいったら、娘が冷静に、
「あの家は、一年中かざってあるよ」と答えました。
一年中とんでるのは、こいのぼりも疲れるでしょう。

明日からゴールデンウイーク! 今日は銀行もスーパーも混んでいて、うかれているようでした。わたしは、今年は遠出は一日だけ。
母のところにいったり、夫の実家に行ったり、家のかたずけをしたり、作品の手直しをしたりします。
今が季節的に一番、いい時期です。我が家のへいぎわのガーベラも、四っつも花を咲かせました。  

武藤順子と絵本の仲間展

2013-04-23 17:08:18 | 日記
武藤順子先生は、手作り絵本の先駆者です。国分寺に住んでらして、国分寺絵本の会をたちあげられ、ながらく、東京展を開催してきました。
手作り絵本には、出版の絵本とは違う味わいがあります。この世にただひとつしかないし、売れることぬきでつくれるので、どれだけ凝ることもできます。そのせいか、アートのあじわいもだせ、手作り絵本という表現のひとつの手段のようになっているようです。



この木の表紙の絵本なんて、透かし彫りが美しく、まさに凝りに凝ったアート作品ですよね。これも武藤先生の作です。こういう心をこめて作られた、手作り絵本を集めて五月三日から三〇日まで、新潟柏崎 グルグルハウス高柳で開かれるそうです。詳しくはこちらを。

わたしは、友人が絵本の会にはいっていることから、昨年の東京展で武藤先生とお会いして、お話することができました。手作り絵本にかける、深い情熱をもたれた方でした。

できることなら、わたしも新潟まで飛んで、夕日を見ながらおいしいお魚でも食べに行きたいですが、なかなか、家のことがあわただしくてそうもいきません。

展覧会の盛会をお祈りしています。

展覧会といえば、ももたろうのメンバーIさんのやっている湘南くじら館でも、今、すてきな日本画の展覧会 竹内秀実版画展 「庭」をやっているようです。
藤沢方面の方、興味があったらぜひ、どうぞ。

宮川ひろさん、語り

2013-04-21 10:48:47 | 日記
昨日は、小雨の中、国分寺で語りの会がありました。べっぴん三の会といって、お国こばで語る、あじわい深い語りでとても人気。
赤羽目喜美子さん(南部)藤巻愛子さん(甲州)宮川ひろさん(上州)
この三人の方がべっぴん三。それぞれのお国ことばで語られるのですが、大変な人気で、昨日もホールがいっぱいになって椅子が足りないほどだったそうです。

「だったそうです」と書いたのは、わたしもチケットを買っておきながら、家のごたごたで行けなかったからです。とても残念。

でも、わたしのように行けなかった人のためにCD付きの本がでました。『わたしの昔語り』童話屋さんからです。

これも当日、飛ぶように売れて、すぐに売り切れになったとか。

宮川ひろさん、今年90才になられたとか。
でも、肌もつやつや、年を感じさせないお元気さで、まわりの同年代の方からも、「魔女だわ」と言われて慕われているそうです。謙虚で慎み深く、まわりの人を気遣うお人柄も人気なのでしょう。そばにいるだけで、ほんわりやさしさが伝わってくるような、そんな方です。ここまでの人生には、さまざまな努力の軌跡があられるのでしょうが、それをみじんもださないところなど、尊敬しちゃいます。
今年は、児童文化功労賞という賞も、授賞されました。

以前、なにかの講演会で宮川さんとお話できた時、「わたしは48才でデビューしたのよ。あなたなんて、まだまだ」と励ましてくださったのが印象に残っています。

これからもお元気で、ご活躍されることを願ってやみません。わたしも、CD付きの本を買うつもり。でも、引越の後かな。