赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

夏の終わり

2019-08-29 08:00:57 | その他

九州地方、雨の被害が広がっていて、心が痛みます。

小学校が二学期になり、町もしずかになると、なんか夏が終わったような気がしますよね。

でも、散歩コースの市民農園は元気

長靴な手袋の花があちこちで咲いていました。

市民農園の人々はほんとうに元気で朝早くからきて、たんねんに自分の農地をたがやしています。

そしてたくさんのきゅうりやトマトが

散歩しているわたしに「食べきれないからもっていって」とくださる人も。

そうです。食べきれないけど、つくるのが楽しいみたいです。

そうやってもらったトマト、とってもおいしかったです。

 

さて、

今日はこれから健康診断。この年になると、診断結果が怖い。

 

 

 


あんびるやすこさん

2019-08-26 09:49:27 | その他

昨日は児童文学学校、5回目。

講師にあんびるやすこさんがきてくれました。

フォトジェニックなあんびるやすこさん!

お話も魅力的で、あんびるさんの魔法にかかったような1時間半でした。

質問にも答えてくださり、サインもひとつひとつ、丁寧にしてくださってました。

ぜいたくな時間です。

かわいいイラストで目をひくあんびるやすこさんの作品。でも、お話しも工夫されて、重層的でなにより、読みやすい。

とてもクレバーでプロ意識の高い方で、なにより、他者を思いやるやさしさが、底辺にながれていらっしゃるようにおみうけしました。

今回は、あらいざらい創作のひみつを語ってくださいました。

「女はケチじゃだめ。アィディアはだしおしみ、しないの!」と笑顔でいって教室をわかせてくれました。

あー、また、思いつかなかったらといけないからと、イジイジ、アィディアをとっていたわたし。

大反省(^^;)

とにかく、夏ばてだとのんびりしていた頭が、ぴりっとする、楽しくて、ためになる時間でした。

新刊も購入しました。マイブームのハチミツがでてきます。

あべこべ魔法って、それだけでおもしろそうですね。これから楽しみに読みます。

 


『お絵かき禁止の国』作・長谷川まりる

2019-08-23 09:41:24 | その他

この夏、本を読んでないといいながら、少しは読んでました。

これは、第59回講談社文学新人賞佳作受賞作です。

まず、文章のうまさ、心理描写の巧みさにおどろきました。

これで新人?

でも、新人らしさ、若さを感じるみずみずしさにも溢れています。

そして、深刻ならず、楽観性を感じられます。今回、テーマを感じる作品で、重くかけばずーんとも書けるのでしょうが、さらっとしあげています。

主人公ハルは、中学三年。マンガが好きな、ちょっとオタクな女の子。

オタクって、今の中学生の中でこういう位置付けにいるのかな? 

わたしの中で、ハルはごくごくふつうで、オタクな感じはしないのだけど。

うーん。時代感覚がズレてしまってるのかも。

でも、ハルにはひみつがあるのです! 

ここで、ストーリーを紹介しないのは、さわりだけでも、ネタばれになりそうだから。

とにかく読んでみてください。きっと、これから活躍する作家だと思います。

 

講談社児童文学新人賞は、今年のものは、昨日、発表されたようですね。

毎年、まぶしい新人が生まれます。

去年の講談社新人賞の大賞も本になったようです。

 

わたし的には、そろそろ読み応えのある、ファンタジーが入選してほしいけどな。

 

 

 

 

 

 


スイカの傘

2019-08-21 08:51:19 | その他

アトレにいったら、かわいいスイカの傘がうってました。思わず、パシャ!

でも、これ、夏以外はさえない感じですよね。

さて、もともと読むのは速くないのですが、年とともにますます遅くなり、お盆の間に読了したのは、一冊

直木賞候補のものです。

原田マハさんは、ビブリオバトル中学生大会でもいつも選ぶ方がいる、中高生にも人気の作家。

なかなか読む機会がなかったのですが、読んでみて、人気の秘密がわかったきがします。

膨大な絵画コレクション、松方コレクションの行方をおうこの作品、あちこちに印象に残るフレーズがあります。

船を売る仕事をしていたときは、東洋のはしっこの島の金持ちビジネスマンとしか思われなかったのだが、絵を買い始めたら、いろんな文化人の人との交流もでき、一目置かれ始めたといいます。文化、芸術で人の心がどう動かされるのか、そのあたりのことが、ていねいに、的確なレトリックで書かれています。

読んでよかった~~。やはり読まなければ。秋はもっと様々な本を読みたい。

 

あと、最近、ドラマでおもしろいと思ったのは

『それは経費で落ちません』多部未華子さん主演の会社が舞台のドラマ。原作はマンガです。

経費という地味なところを舞台にして、そして、人付き合いがとてもにがてな経理部員森若さんが主人公。営業部の部長はいつも名前をまちがえてよびます。森若さんの好きな言葉はイーブン。

昭和のドラマは前向きで明るくて、人から好かれて、仲間を築いていくタイプが主人公だったように思います。そうでない場合は、寡黙で職人肌。自分をもっているとか。がんこだが人情に厚いとか。(朝ドラに多いような)

そういうのとは、まったくちがう主人公が、この頃、たくさん活躍しています。『凪のお暇』もそう。

これも立川あたりがロケ地というのもあり、毎週見ています。いいところ、うまくドラマにしてるなっと感心します。

様々なドラマ、楽しみながら見ていて、時代の変化を感じる毎日。令和はどこにむかっていくのでしょう。

 

最後に諏訪の花火

花火ほど、実際と写真がリンクしないものはありません。実際はもっともっともっとーーーきれいだったよ。


お盆が終わって

2019-08-18 08:01:19 | その他

長野に行っていて、帰ってきました。

メインイベントは、諏訪の花火。ただ、台風の動きで、開催するのかどうか、ハラハラ。

でも、地元の花火にかける情熱はすごい。

マンホールは花火と高島城。高島城は、実際はとても小さなお城です。このマンホールをみて、期待していくと、「長野三代がっかり」のひとつになるかも。

台風がくる前、ぶきみに晴れ渡った諏訪湖。

これは、花火の打ち上げ台。

花火は強風の中、おこなわれました。見学者たちの間から、チケットの破片がまいあがったり、お弁当のふたがとんできたり。

いろいろありましたが、花火はとてもきれいでした。水上スターマイン、すばらしい!

風が強くて、けむりが流れて、よく見えました。

けむりの流れつく方角は大変だったかもしれませんが。

頭がぼうっとしてもどってきたら、いくつか編集者さんからメールも。

なんとか、頭を起動させようと思っています。

まずは、いくつか夏の終わりの〆切りと、二十五日の文学学校五回目があります。

これは、あんびるやすこさんの登場です。

また、10月からの創作教室は、早々定員がうまりました。ありがとうございます。

今、キャンセルまちの受付開始です。