西沢杏子さん、おめでとうございます！

国分寺つながりでランチ友だちでもある、西沢杏子さんの詩集、『虫の恋文』がこのたび、第１９回三越左千夫少年詩賞をうけられました。おめでとうございます！

これは、『虫の落とし文』から続く、虫へのオマージュの第４詩集。
虫への愛と人生への深い洞察と、自然を慈しみ、それでいて人への愛にもあふれています。友だち思いで、ボランティアにも力をいれている西沢さん。損得とかそういう言葉が、彼女からは感じられません。そのより一歩はなれた世界から見えてくる思いがぎゅっとつまっています。
決して難解でなく、ユーモアもあって、楽しいですよ。
読みあって、わたしはどの詩が好き！と、いいあうのもまた楽しい。
花神社からでています。

詩集は、自費出版が常識。常に詩をかきためて、時がたつと、自分で装丁から心をくばって詩集をだされる西沢さん。本当におめでとうございます。その生き方もあわせて賞をとられたのだと思います。

西沢さんのブログにも虫の写真とともに、たくさんの詩がたくさんでています。

おもちゃ美術館は、すてきなところでした！

昨日、快晴の中、おもちゃ美術館に読み聞かせのゲストとしていってきました。
おもちゃ美術館は、子ども目線で安全なおもちゃがいっぱい。アナログの世界で体を頭をフルに活動して遊べる、安くておとくな美術館。小学生入園前の子どもさんたちには、とてもおすすめです。
新宿御苑も近いのであわせて行くとより楽しい。
五月は新宿御苑で森のおもちゃ美術館などという出張イベントもあるそうです。

今回は、一階のプレイルームでお話会に参加してきました。国分寺おはなしポケットの蓮實さんもごいっしょです。
みんなとてもよくきいてくれました。最後、立ち上がってみてくれました。

三冊読みました。
『ぼうけんどろだんご』
『しゅっぱつ！　たっくんでんしゃ』
『のはらのスカート』月刊絵本バージョン


のはらのスカートは、スカートにししゅうされた蝶が、とびだすお話なのですが、ちょうと蝶の柄のスカートの子とお花の柄のスカートの子がきていて、とてもうれしかった！

小さなお子さんが多かったので、蓮實さんのエプロンシアターや手遊びも、よくうけていました。
みんなきいてくれて、ありがとう。
遠くから、また、時間をさいてきてくれた、Ｋさんん、Ｓさん、Ｍさんご家族、Ｔさんも、ありがとう。
うれしかったです。みなさんのお顔が見れたので、安心して読めました。

今回の『遊びが芽がでるお話会』運営は
読書の会です。

お世話になりました！

爽快！ つくば山

昨日は会報部で初めていった山登り散策。児文協会員で山のガイドをしているＩさんが案内してくれます。
初めての筑波さん。がまの油のふるさとです。
筑波エクスプレスでいくと、早い早い快適。筑波山切符だと、ケープルカーやバスがこみでお得です。

まず、お天気に感謝。暑すぎず、散策日より。みんな行いがいいと、ほめあいながらバスをおりて、ケーブルカー乗り場へ。そこまででばてそうなわたし……。
つくば神社です。

道々、野草を説明してくれました。Ｉさんの博学ぶりに、ただただ、驚きます。
すみれがたくさん咲いていました。その種類を全部、おしえてくれました。ただ、覚える能力のほうがちょっと・・・。


こちらはカタクリの花。うつむいている花を、上にむかせると、もようが見えます。


そして、山頂！　絶景です。こわいほど、きれいな景色。あーー、来てよかったぁ。





帰りはつくばの駅のサイゼリアで、ビールとワインを飲んで、みんなごきげん。
Ｉさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。
会報部の結束も、またひとつ、固まった感じです。

心配した筋肉痛も、それほどでず、わたしは、明日、おもちゃ美術館に向かいます。
たくさん来てくれるとうれしいなーー。

東京おもちゃ美術館に来てください！

四月２６日　東京おもちゃ美術館で、読み聞かせをします。
お出かけ日和の週末、ぜひ、四谷に来てください。小学校の廃校をつかった美術館は小さな子どもと遊ぶのにぴったり。木のおもちゃをつかった美術館。一度見ておくのもいいですよ。
詳細は以下です。

あそびが芽を出すおはなし会

会場
東京おもちゃ美術館

絵本とおもちゃのコラボレーション、絵本と紙芝居とおもちゃがいっぱい！！

4/26（日）13:00～13:40
第1部『絵本作家さんによる読み聞かせ』←これに出ます。

プレイルーム（1階）
料金：無料

小さな子どもたち向けなので、わたしは、春向けの月間絵本を読もうと思います。
『のはらのスカート』は、岩崎からでた単行本もありますが、今回は月間絵本だったものを読もうと思います。
クレヨンの蝶がかわいい！！　

国分寺のお友だち、蓮實さんも来てくれて、手遊びなどを披露してくるそうです。
興味がある方、来てくださーーい！

この読み聞かせの前、２４日金曜日は、な、なんと会報部の遠足があります。
つくば山に行きます。山のガイドをしているＩさんが、野草などを案内してくれるということ。
わたしはとても楽しみにしていますが、わたしが体力的にかなりの「へたれ」だということは、知れ渡っていて、「だいじょうぶ？」と心配する声も。
行くと、はりきってしまって、帰ってから、バタンというのがいつものパターン。
どうなることが、野草の写真をたくさんとってこようと思います。

山本悦子さん新刊と『ちはやふる』２６巻

好調の山本悦子さんがまたまた新刊をだされました。
テディベア探偵『ゆかたは恋のメッセージ』ポプラ社です。

今回、シリーズで一番おもしろく読みました。表紙のブルーがきれいだけれど、作品もこのブルーのようにすきみっています。
着ると告白したくなっちゃう浴衣。まず、このアイディアがすてき。そして、恋愛未満友だち以上のような、ゆれる少女心もうまく描いています。いつも話してるさっぱりした作者の感じが、恋愛話になっても、さっぱりしていて、それが好感度アップしています。
この巻から読んでもおもしろい！一番好きな場面は、ゆかたの柄のツバメが・・・と、ここからは読んでみてください。

さて、話は変わってマンガ。
最近、すぐ読めることもあって、マンガにはまり気味。これがおもしろい。
とくに応援してるマンガ『ちはやふる』最新巻がでました。


こうなっていくのか・・・、これが書きたかったのか、そう思える展開。人をまとめていくっていうのは、むずかしいですよね、っと昔の部活のことなど、思いだしたりして。

この２７巻、ほんとまちきれなくて、まだか、まだかと本屋をうろついていました。
というのも、前の巻２６巻がせつなすぎる。
今まで脇役だったようなまつげくんこと、太一の圧倒的な存在感。その一途な恋心に、もう、読んだら涙涙。何度もページを前にもどし、読み直して、やっぱりこうか、こうしかないのか・・・と思ってまた泣いて……。


この表紙も、センスいいですよね。かざっておきたいくらい太一がきれいです。紫の着物に彼岸花、アゲハチョウ……。
友情から発展した悲しい恋心を描いたこの２６巻は、アマゾンのカスタマーレビューもあっとう的な、なんと７０人。他が３０前後が多いから、この巻がとくに心を動かしたのは確かなのでしょうね。

巻を重ねても衰えずにストーリーをまわしていける、末次由紀は本当にすごい。毎回、テーマになっている和歌の知識も得られて、知的にも満足できます。
今度、実写映画化が決まったそうです。
太一は、新は、キャスト、だれなんでしょう。娘と予想しあっています。
絶対に見に行く！とひさびさ映画化話で興奮しました。