『ヤングケアラー』で話題になった濱野京子さんが、新刊をだされました。
まさに、コロナ禍をテーマにすえた作品です。
主人公の立花輝は、コロナがこわい。密な場所には近寄らないし、鼻だしマスクも気にします。
コロナの前からマスクをしていた輝は、さほどマスクは気にならない。
そんな輝なんだけど、どんどん、行事がなくなっていく学校生活には不安をもって･･････。
黒板アートを題材にしたところがいいですよね。まさに、中学校だって小学校だって、できることですから。
これから黒板アートをする学校、増えるんじゃないかな。
コロナで学校生活を書こうと思った作家さんは多いと思いますが、これがなかなかむずかしいようです。
それをさらっとやってのけて、文学にまとめてあって、すごいなーと思いました。
うちの庭の薔薇が咲きました。つる薔薇にアブラムシがつきましたが、こっちは無事でした。
薔薇、いつも連休明けに咲いてたのに、早い。
ツバメがくるのも、早い。温暖化ですよね。
今年の夏も、きっと暑いんだろうなー。
国土社から、ソフトカバーのパステルシリーズが二巻、同時に発売されました。
堀米薫 著 『夕ぐれ時のふしぎ』
おおぎやなぎちか 著 『友だちの木』
どちらも朝読でサクサク読める短編をあつめたたショート シリーズ。一冊に堀米さんは７作品、おおぎやなぎさんは６作品、おさめられています。
通しのテーマがあり、それにそってかかれています。
堀米さん、おおぎやなぎさん、東北つながりの作者さん。自然の書き方がうまいなっと思いました。
そして、ちょっと怖い作品も含めて、とても読後感がいいと思いました。
言葉の選び方がほっこりとやわらかく小学生の読者に安心して手渡せる作品集、ぜひ、手にとってほしいです。
実は、このシリーズ、わたしも書かせてもらいました。発売はまだまだ、先のようです。
また、決まりましたら、ここで発表させてもらいます。
さて、今年の春は雨が多いです。雨がおおい年は、薔薇に虫がつきやすい・・・とわたしは思っています。
それで、おそるおそる庭のつる薔薇を見たら、たくさんいました、アブラムシ。
きゃー、とさけびたくなるほど。やだよー。
昨日は一日、庭の手入れ、草取り、アブラムシ退治で終わってしまいました。ああ、腰がいたい。トホホ。
藤田のぼるさんが、ベルマーク新聞、読んでみたい本のコーナーに『クスクスムシシをおいはらえ』をとりあげてくれました。
２０２２年４月号 読んでみたい本 | ベルマーク教育助成財団 (bellmark.or.jp)
↑です。うれしいですね。クスクスムシシのネーミングのところ、わかってもらえて。
さて、今日、土曜日、わたしは西日暮里にあるブックアパートメントに行こうと思っています。
話題のひと箱の古本やさん。吉祥寺にもにたものがあるらしい。
個性豊かなひと箱がならんでいるようなので、楽しみに見に行きます。
西日暮里は前から行きたかったところ。コロナが少なくなって、こういうところにも行けるようになりました。
お世話になった漆原智良先生がお亡くなりになったと、ニュースがはいりました。ご冥福をお祈りしたいです。
先日、『ぼくらのスクープ』を灯台に紹介してくださり、お手紙もいただきました。
まだまだ、やる気があり、予定もつまっているようでした。
突然で驚くとともに、さびしいです。
最近読んだ読書の話。『流浪の月』読書会の課題本なので、読みました。おととしの本屋大賞の受賞作。
いやー、これがおもしろかったです。夢中になりました。
デジタルタゥゥーのおそろしさを、まざまざと感じさせられる本でした。
やさしい人ゆえに、理解されないことがあること、うまく描いています。これを書いてしまう、凪良ゆうって、すごい作家だなっと思いました。
日曜日の毎日新聞に、『クスクスムシシを追いはらえ！』の広告をだしてもらえました。
国土社さん、ありがとうございます。また、Ｔさんもおしえてくれてありがとう(*^_^*)
これは、２月にだした新刊です。がんばって書いたのでおもしろいはっず！
多くの人に手にとってもらいたいなー。
と、今日は宣伝のブログで、すみません。
今、テレビで熱いのは、大河ドラマの『鎌倉殿の１３人』
なにがおもしろいって、キャラクターの掘り下げ方。やはり三谷幸喜さんって、すごいなー。
いいところ、悪いところ両面書いて、厚みのある人間像をつくりあげていきます。
そして、大将も部下の統率がこんなに大変なんだとか、義経ってこんな感じなの？とか、今までの見方をうらぎってもらえるところもおもしろい。
でも、合戦はドラマの中だけにして、ウクライナの戦争は早く終わってほしいです。
ほんと、ニュースがつらすぎて見られない。悲しいです。
