赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

怒られやすい?

2014-12-25 08:31:21 | その他
年末でみんな忙しくて、人がピリピリしています。
この前、中央線が人身事故で、遅れるというアナウンスをきいた時、となりにいた若くてとてもきれいな女の子が、いきなり、ベンチをけりあげて、「ちぇ、使えない電車!」と大声をあげたのには、驚きました。

そして、わたしも、もたもたしているのでしょう。昨日、街で三回も怒られました。
エレベーターにのったら、「早く閉じろのボタンおせ」といわれ、駐輪場で止める場所とさがしていたら、「じゃまだ。早くどけ」といわれ、セブンイレブンでカラーコピーをとっていたら、「待ってるんだから早くやれ」といわれました。こうなると、そこにいるだけで怒りを呼ぶタチなのかと?? そんなキャラの作品を書こうかとまで思ってしまいました。(^_^;)

とくかく怒りに共通してるのは、「早く」ということ。みんな忙しくて、待っている余裕がないんですね。

そんな怒られやすい、気が弱い(?)わたしが、今年最後にはまってるのが、中島みゆき。
『麦の歌』がはいっているアルバムをきいたりしています。
中島みゆきは、デビューから自分らしくずっとかけぬけていっていて、すごいですね。
麦の歌も、朝ドラでながれない、二番の歌詞が好きだし、ももいろクローバーZに書き下ろした「泣いてもいいんだよ」の歌詞もいい。現代のヒリヒリした現状をよくあらわしています。そして、けっして明るい歌詞でないけれど、元気がでます。

全然 泣けなくて、苦しいのはだれですか?
全然 今なら 泣いてもいいんだよ。 そりゃ!

ということで、年末年始、母のところに泊まるのでブログはしばらくお休みします。
見てくださった方々、ありがとう。


義父のところの万両もたくさん赤い実がつきました。

16年ぶり

2014-12-22 08:55:38 | その他
拙著、『より道はふしぎのはじまり』が増刷してもらえることになりました。なんんと、16年ぶりです。『おとなりは魔女』でデビューして、次の年の春にだしてもらった本です。


これは、大変感慨ぶかいです。絵でみてもらうとわかるのですが、もう、昭和っぽい話。より道して、土手でダンボールすべりして遊ぶんですよね。
今の子は、よりみちは禁止。土手もコンクリートでかためられたところが多く、ダンボールすべりを子どもだけでやることは、あまりないでしょう。

それでも、今年訪れた小学校の司書の先生は、子どもたちに結構、読まれているといってもらえました。ただ、増刷にしてもらえたのは、営業の方、出版社の方ががんばってくれたからでしょう。
大変ありがたく、はげまされた気持ちになりました。

この本の編集者Hさんも、退社されてしまいました。
なにもわからなかったのに、丁寧におしえてもらいました。子どもたちの年も近かったので親近感があって、たよりにしていました。パーティなど華やかな席がにがてな、シャイな方ですが、独特の作品を見る目をもたれていました。どうされているかと、おりおりに思いだします。

そう思うと、お世話になった編集の方が、ひとりふたりと退職されてしまい、出版社は一気に若返っています。ラノベ、エンタメと、新しい波が、おこっているのを感じます。
ネット、スマホが当たり前の時代に産まれた子どもたちは、どんな未来を夢みるのでしょうか? それでも、人間の本質は変わらないと信じて、もう少し書いていこうと思います。

昨日は、午前中天気がよかったので、義父とお散歩。
いつもの公園では、ろう梅の花がひっそりと咲いていました。まだ、咲き始めです。
寒い時期の花なので、いじらしく見えました。

  

林真理子

2014-12-20 09:02:05 | その他
昨日、林真理子がでた「ようこそ先輩 課外授業」を見ました。妄想力を育てよう!ということで、おもしろかった。みのがした人は、ユーチューブでも見れます。一〇年後のシンデレラを物語にしてみよう!っておもしろい視点です。おすすめです。

林真理子といえば、朝日新聞で今、自費出版業界を舞台にした「マイ・ストーリー」を書いています。おもしろくて、どうなるかと毎朝、楽しみです。
自費出版業界とはいえ、出版社やメディアへの林さん流の皮肉もちらり。

『今の出版界って、草野球だと思うんですよ。みんな球の落ちる方向に、わーって群がる。売れてる作家ばっかりに目がいく……』抜粋ですが、なんて、言い得てる比喩だろうと思いました。

昨日は、金曜ドラマ「Nのために」の最終回でした。集中して見ていると、家人が次々もどってきて、ドラマの内容をありえないとちゃかすから、なんだかわからなくなって…。もう、楽しみにしていたのに!!
今日、ビデオにとったのをもう一度みます。そう、わたしは昭和生まれのテレビっこなのです。

今回のドラマ、脚本と演出がよかったと思いました。でも、原作あってのことです。

だれかを守るために、秘密をもつ。罪を共有する、いろんなテーマがからみあっていて、読者を裏切るしかけがあって、湊かなえさん、すごいと思いました。少し悲しい結末ですが、それでもほっとできる・・・。ずっと苦手意識があって、湊かなえを読まないでいたのですが、手にとってみようかと思ったくらいです。

安東みきえさんも新刊を送ってくれました。とてもすてきな装丁です。その紹介はまた、今度……。

林真理子

2014-12-20 09:02:05 | その他
昨日、林真理子がでた「ようこそ先輩 課外授業」を見ました。妄想力を育てよう!ということで、おもしろかった。みのがした人は、ユーチューブでも見れます。一〇年後のシンデレラを物語にしてみよう!っておもしろい視点です。おすすめです。

林真理子といえば、朝日新聞で今、自費出版業界を舞台にした「マイ・ストーリー」を書いています。おもしろくて、どうなるかと毎朝、楽しみです。
自費出版業界とはいえ、出版社やメディアへの林さん流の皮肉もちらり。

『今の出版界って、草野球だと思うんですよ。みんな球の落ちる方向に、わーって群がる。売れてる作家ばっかりに目がいく……』抜粋ですが、なんて、言い得てる比喩だろうと思いました。

昨日は、金曜ドラマ「Nのために」の最終回でした。集中して見ていると、家人が次々もどってきて、ドラマの内容をありえないとちゃかすから、なんだかわからなくなって…。もう、楽しみにしていたのに!!
今日、ビデオにとったのをもう一度みます。そう、わたしは昭和生まれのテレビっこなのです。

今回のドラマ、脚本と演出がよかったと思いました。でも、原作あってのことです。

だれかを守るために、秘密をもつ。罪を共有する、いろんなテーマがからみあっていて、読者を裏切るしかけがあって、湊かなえさん、すごいと思いました。少し悲しい結末ですが、それでもほっとできる・・・。ずっと苦手意識があって、湊かなえを読まないでいたのですが、手にとってみようかと思ったくらいです。

安東みきえさんも新刊を送ってくれました。とてもすてきな装丁です。その紹介はまた、今度……。

スカンピ―のドラゴンたいじ!?

2014-12-18 11:00:43 | その他
押川理佐さんが新作『スカンピ―のドラゴンたいじ!?』学研 をだされました。すすめ!キケンせいぶつとあり、かわいいイラストのきけんな生き物の新シリーズです。ゾロリに対抗できるような、かわいくてキョーレツなキャラたち! ヒットの予感満載の新シリーズです。

とにかくスカンピ―がちょっとドジでかわいい。でも、わたしは、毒針攻撃のサソリーナちゃんが気にいりました。ちょっとセクシー。峰不二子的キャラかも。
村田百香さんの絵も楽しいし、危険生物図鑑とかキケンせいぶつ新聞とか、子どもが夢中になりそうなしかけが満載。今までキケン生物を主人公に書いた人はいなかったのだから、目のつけどころがいいですよね。

押川さんは、鬼ヶ島の集まりでよくお会いします。同人誌『泳げ!』は、もう20号になるとか。こちらの同人誌も楽しいです。


さて、今朝は、またまた寒くて、氷がはってもう、大変!という感じでした。氷の下でじっとしている金魚をどうするか、ネットで調べたり、いろいろした結果、玄関の中に避難させました。
テレビで見ると、北海道などはすごい吹雪のもよう。

これは、今朝の氷です。
暖冬だっていったのはだれだ!といいたくなる冬です。