赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『レッツとネコさん』ひこ・田中 

2018-06-30 09:38:38 | その他
暑い、暑い。もう梅雨あけとは、先が思いやられる夏です。
いくら水をやっても、プランターの花はシュンとなってしまうので、日陰にうつしたりしています。

さて、ひこ・田中さんから新刊が送られてきました。

あれ? まてよ。なんかなつかしい感じ。
そうです。これは以前、そうえん社から発売された本です。オールカラーになり、再刊ということですね。

ひこ・田中さん、この間まで、中学生になっていたら、今度は5歳児になっています。
大人のひこさんが、なんでこんなに5歳児になれるか、ちょっと驚きです。

覚えていたのに、忘れてしまったこと。そうそう、5歳頃って、3歳頃ってこんな感じだったなってことが、思いだされて、クスクスしちゃいます。

また、ひこ・田中さんの文章とヨシタケシンスケさんの絵は相性がとてもいいです。
今は、本屋の児童書の場所を席巻するいきおいのヨシタケシンスケさんですが、始まりはこのレッツシリーズだったようですよ。

暑い中、難しい本は読みたくないなって時は、ちょうどいいかもしれません。
自分の中にまだのこっている、「子ども」の部分と遭遇できて、ちょっとほっとできます。
このシリーズ、三ヶ月連続ででるそうです。

さて、わたしの風邪はけっこう強力でした。のどが痛く、夜中まで起きてしまったりと。
けど、なんとか回復してきて、ほっとしているところです。6月は忙しすぎたかもしれません。

明日は、義父の一周忌と新盆の法要です。あれからもう一年……、時がたつのが早いです。



『パンダのあかちゃん おっとっと』

2018-06-28 08:41:29 | その他
夏風邪をひいてしまいました。のどがくるしい~~。病院にいったら、はやっているそうです。
みなさん、気をつけてね。

さて、『なみきビブリオバトル~~』シリーズ・チームの松本聰美さんが絵本をだされました。あかちゃん絵本です。

パンダがとてもかわいらしい。すごく売れているみたいですよ。
パンダがどことなく、松本さんみたい・・・って怒られるかな?

あとひとつ、イベントのお知らせ

サンタポストさんからちらしをいただきました。
杉山亮さんはストーリーテラー。たくさんの児童書も書いています。
ちらしからも、楽しさがあふれてくるようなイベントですよね。
8月6日は、清水真砂子さんがブックトークするようです。
本の楽しさを伝えるとか。どんな話をするのでしょう。


今日はのど飴をなめて、寝ているつもりです。

金メダリスト タカマツペア物語

2018-06-26 08:44:06 | その他
ご近所さんの作家、光丘さんが新刊をだされました。
ノンフィクション 『二人でなら世界一になれる!』

リオオリンピックでバドミントンで金メダルをとったふたりのこれまでを書いたもの。
ふたりともしっかりしています。

わたしが注目したのは、バドミントンのペアは性格がちがったほうがいいというところ。これは、よく聞かれます。
ほんとうにそうなんだなっと再確認しました。

それというのも、わたしも、バドミントンを題材にした作品をかいていて、そのため取材をしました。そこで、ペアの不思議について、ずいぶんと聞かされたのです。ダブルスの強さってペアの相性によって変わるそうです。

また、光丘さんの本で感じたのは、金メダルをとったあとのこと。
金メダルを1度とってしまえば、金でなければ評価してもらえないそうです。
アスリートの厳しさですね。常に前進していくということは、今より厳しいハードルをこえなければならないのでしょう。

アスリートの気持ちが小学生にも伝わるように書かれていて、バドミントンを応援したくなります。

さて、ちらっとふれたわたしのバドミントンの作品も、最後のつめをおこなっています。
近々、いい報告ができそうです。

『落語ねこ』も秋には発売できそうな運びになりました。大島妙子さんの絵もいいですよ。

訂正

2018-06-24 21:54:41 | その他
今朝の記事、まちがいがありました。
お祝い会、句会で、梨屋アリエさんは二位だったそうです。
一位は、駒草という勉強会のメンバーだそうです。
ホント、ふかく、ふかく、お詫びです。m(_ _)m

24日のお祝い会報告ブログのことです。あわせて、そっちも読んでください。



写真はうちの庭によくくる椋鳥です。

森埜こみちさん、お祝い会

2018-06-24 06:53:24 | その他
昨日は森埜こみちさんのお祝い会でした。大崎ゲートシティのおしゃれなレストラン、貸し切りでたくさんの方が初出版を祝いました。
実行委員の工夫と思いがあふれた、あたたかい気持ちになれる会でした。


このお祝い会では、森埜さんの初出版、『わたしと空と五・七・五』にかけて、句会をしました。
テーマは空。あらかじめ出席者から一句、書いていただいたのが、ひとりひとりわたされます。
それを読んで、好きな句に二句、投票です。

文章をかかれている方ばかりなので、みんなおもしろい句が集まりました。しろうとが書いても、俳句ってなんとか形になり、いろんな味わいをかもしだします。もちろん、わたしも提出しました。
なんと、一番、多く票をあつめたのは、梨屋アリエさん。
多かった三句には、プレゼントがあり、ひとこと感想も話されました。選ばれたかた、うれしそうでした!

そして、森埜こみちさんが選んだ、森埜こみち賞もありました。

俳句をしている先輩として、おおぎやなぎさんの講評もあり、参加者もスポットライトをあびる形の今までにないアットホームなお祝い会になったのです。

森埜さんは、最後のスピーチで高村光太郎の「道程」という詩への思いを話されました。これが胸をうつものでした。
くばられたプログラムにかかれた森埜さんの句も、これにつながる思いを感じました。

遙かなる道程のための草の笛  

これからの決意が感じられる、キリッとした句です。わたしも何度もくりかえし、読みました。

森埜さんは、長編児童文学新人賞もとられたそうで、次の出版も決まっているそうです。これからの活躍を期待できる新人です。
ほんとうにおめでとうございます。


大崎ゲートシティには、七夕が飾ってあり、たくさんの人が願いを書いていました。もう、そんな頃なんですね。